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漢字検定1級過去問 平成25年度【第2回】 四字熟語

01 しま おくそく 揣摩 根拠もなしに、あれやこれやといい加減な推測をすること。
「揣摩」は推測すること。
「臆測」はでたらめな推測のこと。
( ? )臆測
02 げいしょう うい 霓裳 薄い絹などで作った軽やかで美しい女性の衣装のこと。または、楊貴妃が得意とした舞曲の名前。
「霓裳」は虹のように美しいもすそ、「羽衣」は鳥の羽で作った薄くて軽い衣のことで、天人が着て空を飛ぶとされるもの。
( ? )羽衣
03 しんれい せんけい 深厲 その場の状況に応じて、適切な処理をすること。「厲」は高く上げる、「掲」は着物のすそをからげる意。川が深ければ着物のすそを高くたくし上げ、浅ければすそをからげて渡るということから。
( ? )浅掲
04 だんしょう しゅぎ 断章 自身の都合のいいように解釈するために、他人の書いた文章や詩などから引用すること。
「断章」は文章の一部の部分を抜き出すこと。
「取義」は自分の都合のいいように意味を取ること。
元にした文章などの文脈を無視して、都合のいい部分に使うことをいう言葉。
( ? )取義
05 りんう そうせい 霖雨 たくさんの人たちに恵を与えること。または、恵を与えて救うこと。「霖雨」は長く降り続く雨という意味から、恵みの雨、恩恵という意味。「蒼生」は草木が生い茂るという意味から、人民という意味。
( ? )蒼生
06 せいか りょうげん 燎原 最初は小さい力のものが、成長して強大になり手に負えなくなること。
「星火」は星の光のように小さなもの。
「燎原」は広野を焼き払うこと。
星火( ? )
07 しょうい かんしょく 旰食 夜がまだ明けきらぬうちに起きて衣服を着け、夜遅く食事をとること。天子が政治に精励することをいう。
略して「宵旰しょうかん」とも言う。
宵衣( ? )
08 けんけん ふくよう 服膺 人から教わった事や言葉などを決して忘れることなく、常に心に留めて大切にすること。
「拳拳」は丁寧に両手で捧げるように持つこと。
「服膺」は胸に付けるということから、心に留めるという意味。
拳拳( ? )
09 ちょうしん るこつ 鏤骨 非常に辛い苦労をすること。
または、苦心を重ねて詩文を作り上げること。
彫心( ? )
10 りょうとう げきしゅ 鷁首 天子や貴族などの地位の高い人が乗る船。
「鷁」は中国の想像上の水鳥で、強風の中でも難なく飛ぶことができるので、水難避けとされている。
竜頭( ? )

 

 

 

漢字検定1級過去問 平成25年度【第1回】 四字熟語

01 そうこ ほうし 桑弧 男子が将来の目標や抱負をしっかりと決めること。
または、その目標や抱負のこと。
「桑弧」は桑の木で作った弓。
「蓬矢」はよもぎで作った矢。
古代中国の風習で、男の子が生まれると将来の活躍を願い、蓬矢を天地四方に射ていたことから。
( ? )蓬矢
02 らいてい ばんきん 雷霆 他の比ではないほどの激しい勢いや力のたとえ。
「雷霆」は雷が轟くこと。
「鈞」は重さの単位のことで、「万鈞」は非常に重いこと。
( ? )万鈞
03 えんがん こけい 燕頷 武勇に秀でた、勇ましい武者の容姿のたとえ。
または、遠い国の諸侯となる人の容姿のたとえ。
燕のような顎と、虎のように太い首のことで、武勇に秀でた人物の骨相をいう。
中国の後漢の班超は筆書の仕事をしていたが、武功を上げたいと占い師に聞くと、遠い地域で諸侯になる人相だと言われ、万里の長城の外で武功を上げ、定遠侯に封じられたという故事から。
( ? )虎頸
04 へいそう せんきん 弊帚
敝帚
自分の地位や能力などを理解せずに、思い上がることのたとえ。
または、自分の物ならどんなにつまらないものでも貴重に思えることのたとえ。
「弊帚」は使い古してぼろぼろになったほうきのことで、自分の物ならそのようなものでも千金の価値があると考えるという意味から。
( ? )千金
05 いっけつ ふしん 一蹶 一度の失敗で挫折してしまい、二度と立ち上がれなくなること。
「蹶」はつまずくこと。
「不振」は勢いがなくなること。
( ? )不振
06 うこ さべん 左眄 右を見たり左を見たりして周りの様子を窺うだけで、すぐに結論を出すことができないこと。
または周りが気になって、決断力が鈍ってしまうこと。
「顧」と「眄」はどちらも周りを窺うこと。
右顧( ? )
07 きょくとつ ししん 徙薪 未然に災難を防ぐこと。「突」は煙突のこと。
「徙」は移すこと。場所を変えること。
ある家で、かまどの煙突の近くに薪を積んでいた。
煙突を曲げて、薪をかまどから離れた場所に移動しないと火事になると忠告したが、従わず本当に火事になったという故事から。
曲突( ? )
08 ぼうおく さいてん 采椽
採椽
飾り気のない素朴な家のこと。
「茅屋」はかやぶきの屋根。
「采椽」は手を加えていない切り出しただけの材木のこと。
茅屋( ? )
09 きげん かくろん 覈論 正しいと思う主張について激しく議論を戦わせること。
「危言」は自身の身が危険な状況になることを気にかけずに、自分の考えをはっきりと言うこと。
「覈論」は激しく論じること。
危言( ? )
10 ぞうじ てんぱい 顛沛 忙しくて慌ただしい時。または、ごく短い時間のこと。
「造次」は慌ただしい時。とっさの場合。
「顛沛」はつまずいて転ぶことから、ごく短い時間のたとえ。
造次( ? )

 

 

 

【youtube】 漢字検定1級 音読問題 004

 

01 吝嗇 りんしょく 必要以上に金品を出しおしむこと。また、その人。けち。
02 梟雄 きょうゆう 勇ましく強いが残忍な人物。
03 忌諱 きい
きき
いみ嫌うこと。おそれ嫌うこと。
04 玉卮 ぎょくし 美しいさかずき。 玉杯。
05 哂笑 しんしょう あざ笑うこと。
06 舳艫 じくろ へさきととも。船首と船尾。
07 讒謗 ざんぼう 人をあしざまに言うこと。
08 眷属 けんぞく ①血のつながりがある者。身内。一族。
②目をかけている者。
09 舐犢 しとく 親牛が子牛をなめ、愛撫する。
10 仆斃 ふへい
ほくへい
たおれ死ぬこと。斃死。

【youtube】 漢字検定準1級 音読問題 004

 

01 可憐 かれん いじらしいこと。かわいらしいこと。
02 捻挫 ねんざ 関節をねじりくじくこと。「足を―する」
03 斡旋 あっせん ①めぐり歩く。
②両者の間にたって世話する。取り持つ。
04 徽章 きしょう 職務・身分または名誉を表すために、衣服などにつけるしるし。
05 駿才 しゅんさい 才知のすぐれた人。また、その才知。
06 鴻毛 こうもう おおとりの羽毛。きわめて軽いことのたとえ。
07 忽諸 こっしょ 軽んずること。おろそかにすること。
08 亨通 こうつう 物事が順調に行われること。
09 鶴髪 かくはつ つるの羽のように白い髪。白髪。
10 唖唖 あくあく 笑う声。また、笑うさま。

漢字検定1級過去問 平成24年度【第3回】 四字熟語

01 わいし かんぎ 矮子 自分にはよくわからないことであっても、すぐに周りの意見に合わせることのたとえ。
「矮子」は背の低い人のこと、「看戯」は観劇のこと。
背が低くて舞台が見えないのに、周りの人の批評を聞いて賛同するという意味から。
( ? )看戯
02 らんさい ぎょくせつ 蘭摧 美しい女性や賢い人の死をたとえた言葉。
蘭の花が散り、玉が砕けるという意味。
( ? )玉折
03 らんう じゅっすう 濫竽 実際は能力のない者が、いかにも才能があるかのように振る舞い、分ぶん不相応の地位に居座って能力以上の待遇を受けること。
「濫」はみだりに、でまかせにの意。「竽」は笛のこと。「濫竽」は無茶苦茶に笛を吹くこと。「充数」は必要な数を満たす意。
( ? )充数
04 しちし はちぜつ 七嘴
七觜
七つの嘴(くちばし)と八つの舌という意味で、たくさんの意見が色々なところから出ること。
または、多くの人々が喋っている様子。
( ? )八舌
05 けんれん かいかく 牽攣 心はお互いに惹かれあっていても、遠くに離れていること。
「牽攣」はお互いに心が惹かれあうこと。
「乖隔」は遠く離れていること。
中国の唐の詩人の白居易が友人へ贈ったとされる手紙から。
( ? )乖隔
06 はんぶん じょくれい 縟礼 形式や規則、礼儀、手続きが複雑で面倒くさいこと。
「縟礼」は複雑で分かりづらい礼儀や作法のこと。
繁文( ? )
07 ばんこん さくせつ 錯節 事情が複雑で解決することが難しいこと。
「槃根」は曲がりくねった木の根のこと。
「錯節」は入り組んだ木の節のこと。
槃根( ? )
08 ささい さいじ 細膩 情や心遣いが隅々まで行き届いていること。
「瑣砕」は細かく砕くということから、心を細かく砕くという意味。
「細膩」はきめ細かくなめらかなこと。または、丁寧で行き届いていること。
瑣砕( ? )
09 ゆうゆう かんえい 涵泳 ゆったりとした心で、学問や芸術を深く味わうこと。
「優游」はゆったりとしているさま。
「涵泳」は水に浸り泳ぐ意で、じっくりと味わうこと。
優游( ? )
10 じゅんこう ろかい 鱸膾 故郷のことを懐かしいと思う気持ちのこと。
または、故郷の懐かしい味のこと。
「蓴羹」はじゅんさいの吸い物。
「鱸膾」は魚のすずきのなます。
中国の晋の張翰は、故郷の食事であるじゅんさいの吸い物と、すずきのなますが恋しくなり、官職を辞めて洛陽から帰郷したという故事から。
蓴羹( ? )
01 そうこ ほうし 桑弧 男子が将来の目標や抱負をしっかりと決めること。
または、その目標や抱負のこと。
「桑弧」は桑の木で作った弓。
「蓬矢」はよもぎで作った矢。
古代中国の風習で、男の子が生まれると将来の活躍を願い、蓬矢を天地四方に射ていたことから。
( ? )蓬矢

 

 

 

漢字検定1級過去問 平成24年度【第2回】 四字熟語

01 どうぎ きょかつ 恫疑 心の中では怯えながら、相手をおどすこと。
「恫疑」は恐れて迷うこと。
「虚喝」は虚勢をはっておどすこと。こけおどし。
( ? )虚喝
02 すんぜん しゃくま 寸善 世の中には悪いことが多く、善いことは少ないことのたとえ。または、よいことがあっても、悪いことに邪魔されてうまくいかないということ。
( ? )尺魔 
03 せいせつ ふしょく 井渫 すぐれた才能をもつ人物が登用されずにいることのたとえ。
「井渫」の「渫」は水の底にあるごみを取り除くという意味から、「井渫」はきれいな井戸水のこと。
不食」は飲むためには用いないこと。
ごみなどのないきれいな井戸水があるのに、飲むための水として用いないという意味から。
( ? )不食
04 かいろう どうけつ 偕老 夫婦の仲がいつまでも良好であること。
「偕老」は夫婦が一緒に年老いていくこと。
「同穴」は同じ墓に入ること。
( ? )同穴
05 ちんか たいたん 枕戈 いつでも戦いができるように準備を怠らないこと。
「戈」はほこ、武器のこと。「旦」は夜明け。
武器を枕にして、いつでも戦える状態を保って夜明けを待つという意味から。
( ? )待旦
06 かいもん きょくろ 棘路 政界の最高幹部のこと。
「槐門」は中国の三公の別称。
「棘路」は中国の九卿の別称。
中国の周の時代に、君主が朝廷の庭の三公の位置を示す場所に槐の木を植え、九卿の場所を示す場所に棘の木を植えていたということから。
槐門( ? )
07 めんせつ ていそう 廷諍
廷争
朝廷の君主の面前でおじけづくことなく、面と向かって相手の罪を公然と諫めること。
「面折」は面と向かって責めること。
「廷諍」は朝廷の君主の前で争論すること。
面折( ? )
08 ようりん けいじゅ 瓊樹 人の品性が清らかで気高く、普通の人よりも優れていることのたとえ。
「瑶」と「瓊」はどちらも宝石のことで、宝石のように美しい林と樹のこと。
瑶林( ? )
09 じゅっこう がいしゅ 艾酒 もち粟が入っている吸い物とよもぎの入っている酒のこと。
「朮」は粟の一種類のもち粟のこと。
「羹」は肉や野菜の入っている吸い物。
「艾」はよもぎのこと。
古代中国の洛陽で、五月の節句を祝うものとされていた。
朮羹( ? )
10 りょうばん こきょ 虎踞 地形が険しく、攻めにくい地域のこと。
または、すぐれた能力のある者が、とある地域を手に入れて、そこで権勢を振るうこと。
または、文章に勢いがあること。
竜蟠( ? )

 

 

 

漢字検定1級過去問 平成24年度【第1回】 四字熟語

01 ねんげ みしょう 拈華
拈花
言葉を使うことなく、心から心へと通じ合うこと。
釈迦が花を指でつねったところ、弟子の中で迦葉だけが意味を理解して微笑したので、釈迦は迦葉に仏法の奥義を授けたという故事から。
( ? )微笑
02 えいしょ えんせつ 郢書 関連のない物事を無理に関連付けて説明すること。
郢の人が燕の大臣に手紙を書いたときに、周りが暗かったので「燭を挙げよ」と言うと、その言葉を書記がそのまま手紙に書いてしまった。
これを読んだ燕の大臣が「賢人を登用せよ」という意味だと無理矢理解釈して王に進言して実行すると国がよく治まったという故事から。
( ? )燕説
03 はつらん はんせい 撥乱 乱世を治めて世の中を平和な世界にすること。
「撥乱」は乱世を治めること。
「反正」は乱世になる前の平和な世に戻すこと。
( ? )反正
04 がんぽ こふく 含哺 人々が豊かな生活をして、平和な世の中を楽しむこと。
「含哺」は口に食べ物を含むこと。
「鼓腹」は腹鼓を打つこと。
満腹になって満たされている様子から。
( ? )鼓腹
05 おうあ ちょうたつ 嘔啞 洗練されていない、調子の狂った乱雑な音のこと。
また、小さな子どもたちが、やかましく騒ぎ立てている声のこと。
( ? )嘲哳
06 せんちん おんきん 温衾 両親を大切にすること。
夏は親の枕元で、扇で扇いで涼しくして、冬は自分の体温で親の布団を温めて、親が過ごしやすいようにするということから。
扇枕( ? )
07 そうよう きび 驥尾 普通の人でも賢者の指示に従って行動すれば、功績をあげることが出来るということ。
「蒼蠅」は青ばえ。
蒼蠅( ? )
08 いきん しょうけい 尚絅 才能や徳を見せ付けないように隠すこと。
「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物、「尚」は上に重ねること、「絅」は薄いうちかけのこと。
錦を見せ付けないように上から重ね着するという意味で、才能や徳などを誇示することへの戒め。
衣錦( ? )
09 かいてい ろうげつ 撈月 実現不可能なことに労力を費やして無駄に終わることのたとえ。海面に映っている月をすくい上げようとするという意味から。
「撈月」は水中から月をすくい上げること。
海底( ? )
10 だんがん こくし 黒子
黒痣
非常に狭い土地のたとえ。
「弾丸」は小さな鳥を捕獲するために使う弾き弓の小さな玉。「黒子」はほくろ。
弾き弓の玉や、ほくろのような土地という意味から。
弾丸( ? )

 

 

 


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