2021-07-15から1日間の記事一覧
01 筏が永くツツガないのは水と争わないからである 恙 いかだが水に浮いていられるのは、水に逆らわないからである。何事も、時流に逆らわないのが、長く在る秘訣である。 02 ビワと焼き魚を一時に食うべからず 枇杷 悪い食い合せの一つ。 03 荘周、夢にコチ…
01 クンユウは器を同じくせず 薫蕕 善人と悪人、また、君子と小人とは、同じ場所にいることができないということのたとえ。香りのよい草と悪臭のする草は、同じうつわには入れない。 02 シュウオの心は、義の端なり 羞悪 悪を羞(は)じ、憎む心が無い者は、…
01 ヒイキの引き倒し 贔屓 ひいきし過ぎて、かえってその人を不利にすること。 02 カゼンの和は一味に取るにあらず 嘉膳 おしいしい料理というのは一品だけををもっていうのではない。 全体の調和がとれてこそ、本当においしいということ。 03 士別れて三日…
01 傘とチョウチンは戻らぬつもりで貸せ 提灯 傘と提灯は、必要な時以外は忘れがちな物だから、貸す時は返してもらえないつもりで貸せということ。 02 サイロウ路に当たる、安んぞ狐狸を問わん 豺狼 大悪人が政治の要路にいる場合、その下の小悪人よりも、ま…
01 カを匿し垢を含む 瑕 すぐれた才のある立派な人物でも小さな弱点くらいあるもので、大した問題にはならないということのたとえ。 02 和を以て貴しとなす、 上和らぎて下ムツぶ 睦 おたがいの心が和らいで協力することが貴いのであって、むやみに反抗する…
01 梨のツブテ 礫 音沙汰のないこと。音信のないこと。 投げた礫(つぶて)はかえらないところから、「梨」を「無し」にかけて語呂を合わせていう。 02 ブンボウ牛羊を走らす 蚊虻 牛や羊が、蚊(か)や虻(あぶ)のような小さな虫にたかられて、逃げ回ること…
01 同じ穴のムジナ 狢 貉 一見関係がないようでも実は同類・仲間であることのたとえ。 多くは悪事を働く者についていう。 02 ゴマメの魚交じり 鱓 小鰯 古女 田作 つまらない者が、りっぱな人々の中に交じって一人前の顔をしていることのたとえ。 03 鑿と言…
01 鬼のカクラン 霍乱 平生頑健な人が珍しく病気にかかることのたとえ。 「霍乱」は日射病のこと。 02 一富士二鷹三ナスビ 茄・茄子 夢に見ると縁起がよいものを順に三つならべたもの。特に初夢についていう。 03 コウリョウ一炊の夢 黄粱 人の世界での繁栄…
01 テップの急 轍鮒 差し迫った危急や困難のたとえ。 車の通った跡のくぼみにたまった水の中で、苦しみあえいでいる鮒ふなの意から。 02 リンゲン汗の如し 綸言 皇帝が一旦発した言葉(綸言)は取り消したり訂正することができない。 03 カツモクして相待つ …
01 われれ鍋に綴じブタ 蓋 破損した鍋にもそれ相応の蓋があること。 どんな人にも、それにふさわしい伴侶があることのたとえ。 02 フソンにして以て勇と為す者を悪む 不遜 傲慢でいてそれを勇気だと思っている者をにくむ。論語。 03 玉を食らい桂をカシぐ 炊…
01 上古はケツジョウして治まる 結縄 大昔は、縄を結んで伝令とし統治されていた。 02 コンニャクで石垣を築く 蒟蒻・菎蒻 実現不可能なことのたとえ。 03 諍いとカットウの歴史に終止符を打つ 葛藤 名言の一つか。 04 十把一カラげ 絡 多彩な種類のものを、…
01 大旱のウンゲイを望むがごとし 雲霓 日照り続きに待ち望む、雨の前触れである雲や虹。 ひどく待ち焦がれている物事のたとえ。 02 人固より一死有り、或いはコウモウより軽し 鴻毛 人は最後には死ぬものだが、命は重要視して犬死をしないようにすべき場合…
01 危うきことルイランの如し 累卵 小さな悪事をはたらいた者は、いずれ大きな犯罪を犯すようになるということ。 そのためにも、ちいさな悪事も見逃さずに戒めるべきであるということ。 02 ハクケイの欠けたるは、尚磨くべし 白圭 白圭のような美しい玉でも…
01 カイドウの睡り未だ足らず 海棠 玄宗皇帝が酔後の楊貴妃を評した言葉から、美人が、眠り足りないときのように、酒に酔って目もとをほんのり赤くしているさまをいう。 02 人に接すべき態度は温良キョウ倹譲 恭 論語で、子貢が孔子の人に接する態度を評して…
01 大風が吹けばオケ屋が喜ぶ 桶 物事がめぐりめぐって思いがけない所に影響が出るたとえ。 また、当てにならないことを期待するたとえ。 02 うつつにもムビにも忘れず 夢寐 起きている時も眠っている間も忘れたことがない。 かたときも忘れない。 03 あばた…