| 平成7年度 | 第１回 | 01 | 思わずひとシズクの涙を流した | 雫 |
| 02 | つつじの木を植えコむ | 込 | ||
| 03 | 僅か十ミリグラムの重さである | 瓱 | ||
| 04 | 公園のクヌギの実を拾う | 椚 | ||
| 05 | 足袋のコハゼをつけなおす | 鞐 | ||
| 06 | ブリキ製の玩具であそんだ | 錻 | ||
| 07 | 山と山がせまり、せばまった所をサコという | 逧 | ||
| 08 | 浜辺にチドリが群がっている | 鵆 | ||
| 09 | このハタハタは印度洋のものである | 鰰・鱩 | ||
| 10 | スイ臓は胃の裏側にある | 膵 | ||
| 第２回 | 01 | シギ立つ沢の秋の夕暮れ | 鴫 | |
| 02 | その歌声ではヌカミソが腐ります | 粏 | ||
| 03 | 山のフモトで桑の実を摘んだ | 梺 | ||
| 04 | 駅伝の走者は駆けながらタスキを外した | 襷 | ||
| 05 | 札束を一フィートほど積み上げた | 呎 | ||
| 06 | 琵琶湖のことをニオの海という | 鳰 | ||
| 07 | ナマズは地震を起こすという俗信がある | 鯰・魸 | ||
| 08 | キスは細長く色白である | 鱚 | ||
| 09 | イカルには三光鳥という別名がある | 鵤 | ||
| 10 | 予算のワクを超えないようにしよう | 枠 | ||
| 第３回 | 01 | 一ガロンの水を求めた | 呏 | |
| 02 | 土俵際で懸命にコラえた | 怺 | ||
| 03 | 大層シツケの厳しい家庭であった | 躾 | ||
| 04 | 日頃の努力がヤガて実を結ぶことだろう | 軈 | ||
| 05 | ゴリは清らかな流れの下にじっとしている | 鮴 | ||
| 06 | 幼いころ、猿マロと呼ばれていた | 麿 | ||
| 07 | カズノコの輸入量を制限する | 鯑 | ||
| 08 | 誤ってヘイの内側に転落してしまった | 塀 | ||
| 09 | 魚が通ると思われる場所にエリを仕掛けた | 魞 | ||
| 10 | 日本ではトキの野生種は絶滅した | 鵇 |
