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漢字検定1級過去問 平成13年度【第3回】 故事成語・ことわざ

01 キンカ一日の栄 槿花 朝咲いて夕べにはしぼんでしまう槿花は、その華麗な花の美しさも一日のものでしかない。 栄華のはかないことのたとえ。
02 り豆に花が咲く 煎・炒・熬 一度衰えていたものが再び勢い盛り返すこと。
ありえないことが実現すること。
03 禍福はアザナえる縄の如し 糾・糺 幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互にやってくるということ。
04 過ちを改むるにヤブサかならず 吝・嗇・悋 あやまちを改めることにためらってはならない。
05 リンゲン汗のごとし 綸言 皇帝が一旦発した言葉(綸言)は取り消したり訂正することができないという中国歴史上の格言。
06 カワウソ多ければ則ち魚擾れ、鷹衆ければ則ち鳥乱る

水獺

川獺

かわうそが多ければ、魚は恐れて乱れる。 役人を多くすると、その応対に民衆が苦労するということの喩え。
07 法螺とッパは大きく吹け 喇叭 嘘をつくなら人が信じないような大ぼらを吹け。 そういう嘘なら人も傷つけず、嘘だとわかっても腹も立たないということ。
08 ソウリン実ちて礼節を知る 倉廩(稟) 生活が安定してはじめて礼儀を重んじるゆとりが生じる。
09 ハリもルリも照らせば光る 玻璃 瑠璃も玻璃も光を当ててみると、きらりと光るから雑多な石ころに混ざっていても、すぐに所在が知れる。 優れた才能をもつ者は、たとえどこにいようと目立つものであるというたとえ。
10 人間の苦しみの中でサイギ心という奴が一番苦しいものかな 猜疑 井上靖の言葉。
火刑(ひあぶり)よりも磔(はりつけ)よりも苦しいかも知れないなと続く。

 

 

 


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