01 | ナマコの油揚げを食う | 海鼠 | 口がよく回ることのたとえ。海鼠(ナマコ)のようにぬるぬるしていて、油揚げの油のように口がすべることから。 |
02 | ムツまじき中に垣をせよ | 睦 | 親しい間柄でも、しっかりとけじめをつけることが大切である。 親しくなりすぎて、礼儀を忘れ不仲になることがある。 という意味。 |
03 | リンキは恋の命 | 悋気 | やきもちを焼くのは、恋をしている証拠で焼かれなくなったらお終いだということ。 |
04 | カンタンの夢 | 邯鄲 | 人の世の栄枯盛衰のはかないことのたとえ。 |
05 | おヒツに倚って断食する | 櫃 | 非常に忍耐力・精神力を必要とすることのたとえ。 |
06 | 人は闇をイトい光を愛す | 厭 | トーマス・カーライルの格言。 |
07 | 窈窕たる淑女はゴビにこれを求む | 寤寐 | 窈窕たる淑女は、目覚めていても寝ていても、求めに求めて伴侶にすべきものだ。 |
08 | 千金のキュウは一狐の腋に非ず | 裘 | 高価な皮衣は1匹のキツネのわき毛だけでは作れない。 国を治めるには、多くの人材の力によらなければ成し遂げられないというたとえ。 |
09 | シラミをたからせている人間は、誰でも痒がっていると思っている | 蝨 | 出典不明。 |
10 | 我々の自己ギマンは一たび恋愛に陥ったが最後、最も完全に行われるのである | 欺瞞 | 芥川龍之介 「侏儒の言葉」より。 |