| 01 | ウダツが上がらぬ | 梲・卯建 | 世俗的な意味での出世が中々できない。 金銭的に恵まれる状況にならない。 |
| 02 | アウンの呼吸 | 阿吽 | 二人以上で一緒に物事を行うときの、互いの微妙な気持ち。 また、それが一致すること。 |
| 03 | 煽てとモッコには乗りたくない | 畚 | おだてには乗りたくない、ということを強調して言うことば。 |
| 04 | イガグリも内から割れる | 毬栗 | だれでも年ごろになれば、自然と色気づくことのたとえ。 特に女性についていう。 毬栗も時期がくれば自然と内側からはじけ割れる意から。 |
| 05 | 生けスの鯉 | 簀 | 諦めがいいこと。潔いこと。捕らえられた鯉は一度跳ねるだけで、あとはじたばたしないという意から。 |
| 06 | コンニャクで生け垣を築く | 蒟（菎）蒻 | とうてい出来るはずがないことのたとえ。 |
| 07 | ヤスリと薬の飲み違い | 鑢 | 一見すると似ているが、実際はまったく異なることのたとえ。 |
| 08 | オウムは能く言うも飛鳥を離れず | 鸚鵡 | 鸚鵡は人間の言葉をまねてうまく話すが、やはり鳥でしかない。 口先ばかり達者で、実際の行動が伴わないことをいうたとえ。 |
| 09 | アツウンの曲 | 遏雲 | 空を流れ行く雲までもおしとどめるすぐれた音楽や歌声のこと。 |
| 10 | リュウジョの才 | 柳絮 | 非凡な才女のたとえ。 女性のすぐれた文才を褒めて言うことば。 |
