21 | 群星光甚を争い夐かに濤声を聴く | はる |
22 | 連山湖面に影を涵して静まっている | ひた |
23 | 縹の唐の紙に散らし書きしてある | はなだ |
24 | 客僧に速答を拶られた | せま |
25 | 夜な夜なねぶりを魘いつる物ありけり | おそ |
26 | 刀の鋩を喉元に擬する | きっさき |
27 | 以て不享を征するに諸侯咸く服せり | ことごと |
28 | あしひきの野行き山行き潦川行き渡る | にわたずみ |
29 | 鼻の長さ七咫、背(そびら)の長さ七尺余りあり |
なあた ななあた |
30 | 虎豹の文は田りを来す | か |