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漢字検定1級過去問 2020年度【第3回】 音読み

01 函谷関の隘路を辿る あいろ
①狭い通路。狭くて通りにくい路。
②支障となるもの。障害。難点。
02 唯一人暗窖の底へ降りて行った あんこう
暗い穴ぐら。
03 長松謖謖として蒼烟を含む しょくしょく
①高くそびえたつさま。
②松にあたる風の形容。
04 庭の北端に風霜を経た樛木が立つ きゅうぼく
曲がりくねってもつれた木。
05 古の道を治むる者はを以て知を養う てん
やすらか。平然として落ち着いている。平気でいる。
06 孔子顔回四勿を説いて戒めとした しぶつ
孔子が弟子の顔回に与えた四つの戒め。
07 今は藐姑射の山に住み処を占めたり

はこや

ばくこや

山名。不老不死の仙人が住むという。
08 縹緲として前後垠鄂有る無し ぎんがく
辺際、極限。
09 唯褒斜のみ其の口を綰轂 わんこく
褒斜(ほうや)は陝西省の谷の名。
統べくくること。道路の集まる要所。また、その要所を控制する。
10 義満其の鐙馬の朱殷を視て之を壮とす しゅあん
(「殷」は黒ずんだ色)
あかぐろい色。血の古くなった色。
11 彼兵法通典に雑見するも離析譌舛 かせん
あやまりたがう。
12 此の事閧伝して竟に主君の蔵となる こうでん

北越雪譜」の文章。

町のうわさ。

13 喟然として文藻の涸渇せるを歎ず きぜん
ためいきをついて嘆くさま。
14 玉砌を敷けるが如き夜天であった ぎょくせい
美しい石畳。美しい庭。
15 滔滔たる洪水九州を閼塞せり あつそく
ふさぐ。ふさがる。
16 徴羽の操、鄙人の耳に入らず ちう
徴羽の操とは正しい音楽。
五声、五音とは宮、商、角、徴、羽(きゅうしょうかくちう)。ドレミソラ。
17 陰陽を調理し風雅を燮諧 しょうかい
やわらげ整えること。
18 群臣説懌せざる莫く百姓蹈舞す えつえき
しこりがほぐれてよろこぶ。
19 沓買わば線鞋の細底(ほそしき)を買え

せんあい

せんかい

せんがい

あらい絹布で製したくつ。紐で締めてはくものという。
20 浸潤の、膚受の愬行われず しん
浸潤之譖…非難や中傷の言葉が、すこしずつ信じられていくこと。

 

 

 


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