01 | 音楽は人を地上の羈絆から切り放す | きはん |
足手まといとなる身辺の物事。 | ||
02 | 眼光は炯炯として人を射る | けいけい |
目などが鋭く光るさま。 | ||
03 | 容姿嬋娟とした女性である | せんけん |
あでやかで美しいこと。なよなよとして美しい様。 | ||
04 | それは政界再編の軋轢が原因だ | あつれき |
①車輪がすれあってきしる。 ②きしみあい。つぶしあい。不和になる。反目する。人と人との間の仲たがい。 |
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05 | 鳥の腹は毳毛でおおわれている | ぜいもう |
①鳥獣の細くてやわらかい毛。にこげ。 ②鳥の胸の柔らかい毛。 |
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06 | 見知らぬ者が闖入してきた | ちんにゅう |
突然、無断で入り込むこと。 | ||
07 | 諸侯を翕合する | きゅうごう |
羽が集まる意。 転じて、集まる、集める。 |
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08 | 無かった子出来たを抱きて炬燵かな | こたつ |
熱源をやぐらでおおい、その上に布団を掛けて暖をとるもの。 | ||
09 | 両者の乖離が矛盾を引き起こす | かいり |
そむきはなれること。 結びつきがはなれること。 | ||
10 | 甕天に沈淪する | おうてん |
かめの中の天地。 転じて、狭い世間の意で見識の狭いたとえ。 |
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11 | 二人の間に苦しい砥礪の日が続いた | しれい |
①砥石。とぎ研くこと。 ②学問・修養につとめること。 |
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12 | 聚斂の臣あらんより寧ろ盗臣あれ | しゅうれん |
①集めて取り込むこと。 ②きびしく租税を取り立てること。 |
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13 | 老牛、舐犢の愛を懐く | しとく |
親牛が子牛をなめ、愛撫する。 | ||
14 | 東海の彼方に流謫せらる | るたく |
罪によって遠方へ流されること。遠流。 | ||
15 | 梟鸞は翼を交えず | きょうらん |
①ふくろうと霊鳥。 ②小人と君子のたとえ。 |