01 | ちみ もうりょう | 魑魅 | 人に悪いことをする、さまざまな化け物のこと。 または、私欲を満たすために悪事を働く者たちのたとえ。 「魑魅」は山林の精気から生じるとされる化け物。 「魍魎」は山川や木石などの自然物の精気から生じるとされる化け物のこと。 |
( ? )魍魎 | |||
02 | どうしょう てっぺき | 銅牆 | 守りが非常に堅いことのたとえ。 または、絶対に壊すことができないもののたとえ。 「牆」は垣根のことで、銅の垣根と鉄の壁という意味から。 |
( ? )鉄壁 | |||
03 | めいぼう こうし | 明眸 | 美女のこと。 「明眸」は美しく透き通った瞳のこと。 「皓歯」はきれいに並んだ白い歯という意味。 楊貴妃の美しさをたたえた言葉。 |
( ? )皓歯 | |||
04 | へきれき せんでん | 霹靂 | 激しく勢いがあって非常にすばやいことのたとえ。 「霹靂」は前触れもなく急に雷鳴が轟くこと。 「閃電」は雷がきらめくこと。 |
( ? )閃電 | |||
05 | ほうとう こうめん | 蓬頭 | 容姿を整えることをせず、むさくるしいこと。 「蓬頭」はよもぎの葉のようになっている、ぼさぼさの髪の毛。 「垢面」は洗わずに垢でまみれている顔のこと。 |
( ? )垢面 | |||
06 | けっか ふざ | 趺坐 | 仏教で修行の時に行われる座り方。 「跏」は足の裏、「趺」は足の甲。 主に禅宗の座禅を行う時の座法で、左の股の付け根に右の足の甲を、右の股の付け根に左の足の甲を付けて、足の裏が上に向くように組む座法。 |
結跏( ? ) | |||
07 | はちめん れいろう | 玲瓏 | どの方向からみても曇りの一つもなく透き通っていること。 または、心に不信や疑念などがなく、すっきりと澄んでいること。 または、人付き合いがうまく、誰とでも円満に付き合えること。 「八面」はありとあらゆる方面のこと。 「玲瓏」は宝石のように曇りなく透き通っていて美しい様子や、美しく鮮やかに輝く様子。 |
八面( ? ) | |||
08 | せいれい かっきん | 恪勤 | 全力を尽くして仕事や勉学に励むこと。 「精励」は全力で物事を行うこと。 「恪勤」は真剣に物事を行うこと。 |
精励( ? ) | |||
09 | そうでん そうかい | 滄海 | 世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。 「桑田」は桑畑のこと。 「滄海」は大海のこと。 桑畑だった所が大海になるような変化が起こるとの意から。 |
桑田( ? ) | |||
10 | しゅんぷう たいとう | 駘蕩 | 特に目立ったこともなく、平和で穏やかな様子。 または、穏やかでのんびりとした性格や態度のこと。 「春風」は春の穏やかな風。 「駘蕩」はのんびりと落ち着いている様子。 |
春風( ? ) |