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漢字検定1級過去問 平成17年度【第3回】 四字熟語

01 えんがん とうひつ 燕頷 思い切った決意をして志を立てること。
または、文章を書く仕事をやめて、武の道に進むこと。
「燕頷」は燕のような顎という意味で、強く勇ましい人の人相。
「投筆」は筆を捨てること。
中国の後漢の班超は、筆書の仕事をしていたが、武功を上げたいと思い、筆書の仕事を止めて武将になったという故事から。
( ? )投筆
02 けいちょう ふはく 軽佻
軽窕
言動に思慮が足りず、気持ちが浮ついている様子。
または、信念がなく、言動が軽率で周りに流されやすいこと。
「軽佻」はよく考えずに発言したり行動したりすること。
「浮薄」は気持ちに落ち着きがないこと。
( ? )浮薄
03 けんれん かいかく 牽攣 心はお互いに惹かれあっていても、遠くに離れていること。
「牽攣」はお互いに心が惹かれあうこと。
「乖隔」は遠く離れていること。
中国の唐の詩人の白居易が友人へ贈ったとされる手紙から。
( ? )乖隔
04 おうあ ちょうたつ 嘔啞 洗練されていない、調子の狂った乱雑な音のこと。
また、小さな子どもたちが、やかましく騒ぎ立てている声のこと。
( ? )嘲哳
05 えんぶ しゅうぶん 偃武 世が平和で穏やかなこと。
偃武」は戦を止めて武具を片付けること。
「修文」は学問を修めること。
( ? )修文 
06 はんぶん じょくれい 縟礼 形式や規則、礼儀、手続きが複雑で面倒くさいこと。
「縟礼」は複雑で分かりづらい礼儀や作法のこと。
繁文( ? )
07 ぞうじ てんぱい 顛沛 忙しくて慌ただしい時。または、ごく短い時間のこと。
「造次」は慌ただしい時。とっさの場合。
「顛沛」はつまずいて転ぶことから、ごく短い時間のたとえ。
造次( ? )
08 ぼうおく さいてん 采椽
採椽
飾り気のない素朴な家のこと。
「茅屋」はかやぶきの屋根。
「采椽」は手を加えていない切り出しただけの材木のこと。
茅屋( ? )
09 せんぼう しさ 咨嗟 仰ぎ見て、その良さを羨み、ため息をつくこと。
「瞻望」は仰ぎ見て尊敬すること。
「咨嗟」はため息をつくこと。
瞻望( ? )
10 とうり せいけい 成蹊 徳がある人物には、その人を慕って自然と人が集まるということ。「蹊」は狭い道、小道。
桃やすももの花は美しく、実はおいしいために自然と人が集まり、道が出来るということから。
桃李( ? )

 

 

 


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