10-03 凌 | 音 | リョウ | |||||
訓 | しの(ぐ) | ||||||
凌雲 | … | りょううん |
①雲をしのぐように高いこと。凌空。凌霄。 ②俗世を高く超越すること。 |
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凌雲の志 | 世俗の世界から抜け出して、別天地に遊ぶ願い。 | ||||||
凌駕 | … | りょうが | 他のものをしのいでその上に出ること。「他社を―する」 | ||||
凌虐 | … | りょうぎゃく | はずかしめいじめること。 | ||||
凌辱 | … | りょうじょく |
①他人をあなどりはずかしめること。「―を受ける」 ②女を暴力で犯すこと。 |
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凌ず | … | りょうず | ひどい目にあわせる。いじめる。乱暴する。また、拷問する。 | ||||
凌波性 | … | りょうはせい | 船舶の、波浪中を航走できる性能。 | ||||
凌犯 | … | りょうはん | しのぎおかすこと。 | ||||
凌侮 | … | りょうぶ | あなどりはずかしめること。 | ||||
凌轢 | … |
りょうりゃく りょうれき |
①あなどりさげすむこと。しのいでふみつけにすること。りょうりゃく。 ②不和になること。軋轢。 |
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侵凌 | … | しんりょう | おかすこと。あなどりはずかしめること。 | ||||
凌煙 | … | りょうえん | 雲よりも高く飛ぶ。 | ||||
凌遽 | … | りょうりょ | おどおどして恐れおののく。 | ||||
凌兢 | … | りょうきょう | 恐れおののくさま。また、寒さにふるえるさま。 | ||||
凌室 | … | りょうしつ | 氷を貯蔵するへや。氷室。 「凌」は氷の意。 | ||||
凌凌 | … | りょうりょう | 澄みきっているさま。「秋空日凌凌=秋の空は日に凌凌たり」 | ||||
凌厲 | … | りょうれい | ふるいたつさま。勢いの激しいさま。 | ||||
凌威 | … | りょうい | うちひしぐような威光。おかしがたい威厳のこと。また、その力。 | ||||
凌罵 | … | りょうば | 相手を見下してののしる。 | ||||
凌冒 | … | りょうぼう | あいてをひしぎおかすこと。陵犯。 | ||||
凌肆 | … | りょうし | 人の上位にのしあがって、ふるまいがかって気ままなこと。 | ||||
凌傲 | … | りょうごう | 人をうちひしいで、おごりたかぶる。 | ||||
凌侮 | … | りょうぶ | 相手を侮ってばかにする。 |