62-03 烏 |
音 | ウ | オ | ||||
訓 | からす | くろ(い) | いずく(んぞ) | ||||
屋烏 | … | おくう | 屋根にとまっているカラス。 | ||||
屋烏の愛 | … | おくうのあい | 人を愛すれば、その家の上の烏までも好きになるように、その関係するすべての者に愛情が及ぶこと。 | ||||
金烏 | … | きんう |
(太陽の中に三足の烏がいるという中国の伝説による) 太陽の異称。烏輪。 |
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烏衣 | … | うい | 黒い着物。転じてそまつな着物のこと。▽文士や書生が着た。 燕の別名。 |
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烏喙 | … | うかい | からすのような長いくちばし。また、転じて、欲ばりの人相。 車の轅(ながえ…かじ棒)に渡す横木。 |
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烏合 | … | うごう | 烏雑・烏集。 からすの集まりのように、それぞれ勝手に集まっていること。統一のとれない群れ。 |
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烏鵲 | … | うじゃく | からすと、かささぎ。 | ||||
烏兔 | … | うと | ①太陽と月。▽太陽には三本足のからすがおり、月にはうさぎがいるとした神話から。 ②転じて、月日。歳月。 |
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烏有 | … | うゆう | 全然ないこと。 ▽「烏んぞ有らんや」という反語で、どうしてそんな事があろうか、何もありはしないの意。 |
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烏有先生 | … | うゆうせんせい | 世の中に実在しない人物を文章の中で想定して呼ぶときのことば。 | ||||
烏鷺 | … | うろ | ①からすと、さぎ。転じて、黒と白。 ②碁。また碁石。 |
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烏滸 | … | おこ | 愚か。 | ||||
慈烏 | … | じう | からすのこと。 ▽からすの子は、成長してから親にえさを運び与えて、養育の恩を返すといわれるところから。 |
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棲烏 | … | せいう | ねぐらに宿るからす。ねぐらに帰るからす。棲鴉(せいあ)。 | ||||
青烏 | … | せいう | ①青色のからす。 ②芋の別名。 |
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赤烏 | … | せきう | 赤いからす。瑞鳥とされる。 |