66-00.5 牙 |
音 | ガ | ゲ | ||||
訓 | きば | は | さいとり | ||||
牙 | … | さいとり | 仲買人。 | ||||
牙営 | … | がえい | (「牙」は牙旗の意) 大将のいる本陣。本営。 |
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牙旗 | … | がき | (爪と牙で身を守るのにかたどって、旗の竿頭を象牙で飾るところから) 天子または大将軍の大旗。 |
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牙行 | … | がこう | 中国で、仲買業者のギルド。明以降は仲買業者をも指した。 | ||||
牙商 | … | がしょう | 仲買人。さいとり。 | ||||
牙城 | … | がじょう | (牙旗のある城の意)城の内郭で主将のいる所。城の本丸。 | ||||
牙銭 | … | がせん | 手数料。口銭。 | ||||
牙籌 | … | がちゅう | ①中国で古く、計算に用いた象牙または獣骨製のかずとり。また、夜間、時刻をはかる器具。 ②計算。そろばん。 |
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牙保 | … | がほ | ①仲買。 ②贓物の売買その他の処分を仲介すること。 |
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葦牙 | … | あしかび | 葦の若芽。 | ||||
犬牙 | … | けんが | ①犬の牙。 ②(犬の牙がいれちがっていることから)くいちがい。いれちがい。 |
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歯牙 | … | しが | ①歯と牙。また、歯。 ②転じて、言葉。 |
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爪牙 | … | そうが | ①(動物が武器とする)つめときば。転じて、人を攻撃し傷つけるもの。「―にかかる」 ②主君の身を守る臣。手足となって働く者。 |
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大牙 | … | たいが | 天子・将軍の本陣に立てる旗。竿上に大きい象牙を飾りとしてつける。牙旗。 | ||||
毒牙 | … | どくが | ①毒液を注入する牙。特に、毒蛇の牙。 ②転じて、悪辣なたくらみ・手段などのたとえ。毒手。 |
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牙後慧 | … | がごけい | 人の知恵や意見をうけうりすること。 ▽一説に、人の意見を聞かないうちに、その意見を理解すること。 |
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伯牙 | … | はくが | 春秋時代の琴の名人。鍾子期(しょうしき)と仲がよかった。 | ||||
査牙 | … | さが | けわしくごつごつしているさま。 |