105-14 荊 |
音 | ケイ | |||||
訓 | いばら | むち | |||||
「荆」の許容字体有。 | |||||||
荊棘 | … | おどろ | ①草木の乱れ茂ること。また、その場所。 ②髪などの乱れたさま。「―髪」 |
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荊棘 | … | けいきょく | ①いばら。ばら。また、いばらなどの生えて荒れはてた土地。 ②乱れた状態。 ③障害になるもの。困難。 ④人を害しようとするとげとげしい心。悪心。 ⑤野蛮人。蛮賊。 |
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荊妻 | … | けいさい | (後漢、梁鴻の妻孟光がつましく荊のかんざしをさしていた故事から)自分の妻の謙称。愚妻。 | ||||
荊榛 | … | けいしん | いばらとはしばみ。また、それらが茂っている雑木林。 | ||||
荊扉 | … | けいひ | いばらのとびら。転じて、粗末な住居。 | ||||
荊杞 | … | けいき | いばらと、枸杞(くこ)。ともに、荒地に生える雑木。 悪臣のたとえ。 |
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荊璞 | … | けいはく | 荊山から産する璞(あらたま=玉の原石)。荊山璞。 ▽すぐれた資質にたとえる。 |
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荊布 | … | けいふ | いばらのかんざしと、もめんのもすそ。粗末な服装のこと。 | ||||
泣荊 | … | きゅうけい | 《故事》使いなれた古い品物を惜しむこと。 ▽昔、魯の国の婦人が粗末ではあっても使いなれた荊の釵(かんざし)を落としてないた故事から。 |
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拙荊 | … | せっけい | 他人に対して、自分の妻をへりくだっていうことば。 | ||||
班荊 | … | はんけい | 友人とむつまじく並んで、いばらをしいてすわる。 | ||||
荊冠 | … | けいかん | いばらのかんむり。イエスが十字架にかけられたとき、かぶせられたもの。 転じて、受難のたとえ。 |
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披荊斬棘 | … | ひけいざんきょく | 困難を克服して進むこと。「荊」も「棘」もいばらの意。困難のたとえ。 「披」は切り開く、「斬」は切る。いばらの道を切り開いて、前へ進むということ。 |
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銅駝荊棘 | … | どうだけいきょく | 国の滅亡を嘆くたとえ。 | ||||
肉袒負荊 | … | にくたんふけい | (戦国時代、趙の廉頗が藺相如(りんしょうじょ)に謝罪した故事から) 鞭打たれようと肌をあらわし、荊の鞭を背負って、謝罪の意を表すこと。 |
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