105-38.5 蓋 |
音 | ガイ | |||||
訓 | おお(う) おお(い) |
けだ(し) | ふた | かさ | |||
「葢」の許容字体有。 | |||||||
蓋棺 | … | がいかん | 棺のふたをすること。人が死ぬのにいう。 | ||||
蓋車 | … | がいしゃ | おおいのある車。 | ||||
蓋世 | … | がいせい | (世をおおいつくし圧倒する意から) 気力などが雄大であることの形容。 |
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蓋然 | … | がいぜん | あるいはそうであろうと思われるさま。↔必然。 | ||||
蓋然性 | … | がいぜんせい | ①ある事が実際に起こるか否かの確実さの度合。 ②確率。 |
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蓋し | … | けだし | ①まさしく。ほんとうに。たしかに。 ②ひょっとしたら。もしや。 |
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円蓋 | … | えんがい | まるいおおい。アーチ形天井。ドーム。 | ||||
掩蓋 | … | えんがい | おおい。特に塹壕(ざんごう)などの上を木材・石材で覆って敵弾を防ぐおおい。 | ||||
傾蓋 | … | けいがい | (孔子と程子が出会い、車のきぬがさを傾けて終日語り合ったという故事から) たまたま出会って立ち話をすること。また、ちょっと会っただけで旧知のように親しむこと。 |
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口蓋 | … | こうがい | 口腔のアーチ形をなす上壁。前方の硬口蓋と後方の軟口蓋とから成る。 | ||||
口蓋垂 | … | こうがいすい | 咽喉の上部から下垂する円筒形の軟性突起。 発音器官の一つで、上下に運動して呼気の流れを決める。のどちんこ。 |
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火蓋 | … | ひぶた | 火縄銃の火皿の火口をおおうふた。火門蓋。雨覆い。 | ||||
火蓋を切る | … | ひぶたをきる | 火蓋を開けて、発火の用意をする。発砲する。 転じて、戦闘行動を開始する。 |
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蓋闕 | … | がいけつ | 自分の知らない事がらについては口出ししないこと。 | ||||
蓋愆 | … | がいけん | てがらで罪をつぐなう。 | ||||
蓋壌 | … | がいじょう | 天と地。天地。天壌。 | ||||
蓋蔵 | … | がいぞう | 貯蔵する。また、貯蔵してある物。 | ||||
頭蓋骨 | … | ずがいこつ | 頭の脳みその部分をおおう骨の総称。 | ||||
飛蓋 | … | ひがい | 車の日おおい。車の上にたてて日よけにするもの。ほろをかけた車。 (がいをとばす)…車を走らせる。 |
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籠蓋 | … | ろうがい | すっぽりとおおう。 | ||||
方底円蓋 | … | ほうていえんがい | 物事がうまく合わないたとえ。 底を四角にして、ふたを円くする意から。 |
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抜山蓋世 | … | ばつざんがいせい | 力は山を引き抜くくらいあり、気持ちは世の中をおおいつくすほどである。 力が強く、意気盛んなさま。 |
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蓋棺事定 | … | がいかんじてい | 生きているうちの評判はあてにならず、死んでからはじめて、その人の評価がきまる。 |
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