105-45 蒙 |
音 | もう | |||||
訓 | おお(う) | こうむ(る) | くら(い) | おさ(ない) | |||
蒙求 | … | もうぎゅう | 児童・初学者用教科書。唐の李瀚撰。3巻。 | ||||
蒙塵 | … | もうじん | (宮殿の外で塵をかぶる意から) 天子が変事に際し難を避けて逃れること。 |
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蒙昧 | … | もうまい | 知識が開けず、物事の道理に昧(くら)いこと。 | ||||
蒙霧 | … | もうむ | ①もうもうとたちこめる霧。 ②心の晴れやかでないこと。心のふさがること。 |
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蒙を啓く | … | もうをひらく | 道理にくらいのを教え導く。啓蒙。 | ||||
頑蒙 | … | がんもう | かたくなで事理にくらいこと。頑冥。 | ||||
訓蒙 | … | くんもう きんもう |
子供や初心者に教えさとすこと。また、その目的で作った書物。 | ||||
愚蒙 | … | ぐもう | おろか。愚昧ぐまい。 | ||||
啓蒙 | … | けいもう | 無知蒙昧な状態を啓発して教え導くこと。 | ||||
童蒙 | … | どうもう | 幼少で道理にくらい者。子供。 | ||||
蒙闇 | … | もうあん | 幼稚で物事の道理をよく知らない。 | ||||
蒙翳 | … | もうえい | 草木や霜などがおおいかぶさる。 | ||||
蒙垢 | … | もうこう | 身におぼえのないはじをかかされる。 | ||||
蒙死 | … | もうし | 死をおそれずに行う。 | ||||
蒙耳 | … | もうじ | 耳をおおう。人のいうことをきかない。 | ||||
蒙戎 | … | もうじゅう | 蒙茸(もうじょう)。乱れてもやもやしているさま。 | ||||
蒙衝 | … | もうしょう | 艨衝。昔、戦争に用いた船。 船体は細長く、牛の皮でおおい、矢・いしゆみを射る窓があって、はやくはしらせることができる。 |
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蒙被 | … | もうひ | 恩恵や災難をこうむる。身にうける。 | ||||
蒙蔽 | … | もうへい | 知恵が発達しないで道理がわからないこと。おろか。ばか。 人の目をかすめる。人をだます。 |
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蒙蒙 | … | もうもう | おおわれて光や心がくらいさま。 もやもやとたちこめるさま。 |
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蒙養 | … | もうよう | 才知をおおいかくし、見かけはおろかな者のようにして正道を修行する。 子どもの教育を行うこと。 |
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蒙籠 | … | もうろう | 草木がはびこり乱れてしげるさま。 | ||||
蒙絡 | … | もうらく | つる草などがいちめんにかぶさってからみあう。 | ||||
阿蒙 | … | あもう | こども。 | ||||
呉下の阿蒙 | … | ごかのあもう | いつまでも進歩がない昔のままの人間であるたとえ。また、無学な者のたとえ。 「呉下」は呉国にいるということ。「阿」は親しんで呼びかける際に名前の上につける語。 呉国にいたころの蒙さんの意。 |
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蒙古斑 | … | もうこはん | 黄色人種の子どもに多く見られる、尻(しり)などの青い斑紋。成長すると消える。 | ||||
無知蒙昧 | … | むちもうまい | 知恵や学問がなく、物事の道理がわからないこと。また、その人。 「蒙」「昧」はともにくらい意で、道理にくらいこと。 |
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