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準一級 123-12.5 錦(現2級)

123-12.5
キン          
にしき          
錦衣 きんい にしきの衣服。美しい着物。
錦衣行 きんいこう 名声を博し、富貴を得て故郷に帰ること。
錦玉羹 きんぎょくかん 寒天に水・砂糖・水飴などを加えて煮詰め、型に流して固めた菓子。
錦鶏 きんけい キジ目キジ科の鳥。中国原産。形状はキジに類し、羽毛は美麗。
錦絵 にしきえ 鈴木春信らによって創始された華麗な多色刷浮世絵版画。
錦眼鏡 にしきめがね 万華鏡のこと。
外錦 そとにしき 外観をつくろうこと。体面を飾ること。
錦茵 きんいん にしきでつくった敷物。
錦旗 きんき 赤地のにしきに太陽と月をかたどった旗。
天皇の旗じるしとした。にしきのみはた。
錦衾 きんきん 錦被(きんぴ)。にしきでつくったりっぱな夜着
錦瑟 きんしつ 桐の胴に美しい模様のある大きな琴。
錦繍 きんしゅう ①にしきのぬいとりのある絹織物。
②にしきと、ししゅう。
③美しくてりっぱな着物のこと。▽美しくて豪華なものを形容するときにも用いる。
錦嚢 きんのう にしきでつくった袋。
《故事》つくった詩の原稿を入れておく袋。▽唐の李賀(りが)が、よい詩ができるとにしきでつくった袋に入れておいた故事から。
よい詩のたとえ。
雲錦 うんきん ①美しい朝がすみ。
②雲の模様をぬいとりした錦。
砕錦 さいきん くだけ散ったにしき。美しいもののたとえ。
奪錦 だっきん 《故事》詩文が非常にすぐれていて、他人の栄誉を奪うこと。
唐の武后が、宋之問(そうしもん)のつくった詩を見てほめたたえ、先にほうびとして他の者に与えた錦をとり返して宋之問におくった故事から。
官吏の登用試験に及第すること。
昼錦 ちゅうきん 《故事》錦を着て昼行く。出世して故郷に帰るたとえ。
舗錦 ほきん 錦をつらねる。▽美辞麗句を並べるたとえ。
再全之錦 さいぜんのにしき 《故事》一度まちがって錦を裁ってもまた完全にもとどおりになる錦。
このような錦はないことから、一度政治を誤れば、再び回復することができないことのたとえ。
錦心繍口 きんしんしゅうこう 美しい思いと美しいことば。文才がすぐれていて、詩歌が巧みなこと。
錦上添花 きんじょうてんか 美しい上にさらに美しさを加えて、よりいっそう美しくする。
よりいっそう完全なものにする。
錦衣玉食 きんいぎょくしょく 美衣を着、美食すること。ぜいたくな生活をすること。
衣錦尚絅 いきんしょうけい 才能や徳を、外にあらわに出さないこと。
「絅」は薄いうちかけ、「尚」は加える意。にしきを着て、その上に薄絹をかけるという意から。
綾羅錦繡 りょうらきんしゅう 目を見張るばかりに美しく着飾った形容。また、美しいものの形容。
「錦」はにしき、「繡」は刺繡をした布の意。いずれも、高貴な人の美麗な衣服のたとえ。
夜の錦 (夜、美しい錦の着物を着ても甲斐がないように)
せっかくの功労や美事などが空しく埋もれてしまうこと。転じて、甲斐のないこと。
襤褸(ぼろ)は着てても心は錦 外見はみすぼらしくても、心は豊かで美しいということ。
昨日の襤褸(つづれ)、今日の錦 栄枯盛衰の移りやすいことのたとえ。
内裸でも外錦 世の中を渡るには、世間体をかざらないわけにはいかない。
錦を衣て夜行くが如し 立身出世しても、故郷に帰り知人にその栄誉を知られなくては、その甲斐がないの意。
錦を飾る 功を成し遂げて故郷に帰る。
親は木綿着る、子は錦着る 親はつましくして財産を作ったのに、その子は親の苦労を知らずに贅沢をして財産を減らしてしまうこと。
錦衣を着て故郷に帰る 他郷に出ていた者が、功名を揚げ立身して故郷に帰る。故郷に錦を飾る。

 

 


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