140-03 鳳 |
音 | ホウ | ブウ | ||||
訓 | おおとり | ||||||
鳳凰 | … | ほうおう | 古来中国で、麒麟・亀・竜と共に四瑞として尊ばれた想像上の瑞鳥。 | ||||
鳳駕 | … | ほうが | ①鳳凰のような立派な乗り物。仙人が乗る車。 ②天皇の乗り物。乗輿。宝駕。鳳輦。 |
||||
鳳管 | … | ほうかん | 笙(しょう)の異称。 | ||||
鳳眼 | … | ほうがん | 鳳凰の眼のようにまなじり深く朱をふくむ人相。中国で、貴相としたもの。 | ||||
鳳闕 | … | ほうけつ | (中国の漢代に、屋上に銅製の鳳凰を安置したからいう) 宮城の門。また、宮城。 |
||||
鳳字 | … | ほうじ | (「鳳」の字を分解すると凡と鳥の2字になるから) 凡庸の人をあざけっていう語。 |
||||
鳳笙 | … | ほうしょう | 鳳の鳴き声を模してつくったという伝説から) 笙の美称。鳳管。 |
||||
鳳詔 | … | ほうしょう | (中国で、後趙の石季竜が詔書を木製の鳳凰の口にくわえさせて持たせた故事から) 詔勅。みことのり。 |
||||
鳳雛 | … | ほうすう | (鳳凰の雛の意) 年若い英才。将来大人物になることが期待される少年。 |
||||
鳳声 | … | ほうせい | 他人の伝言または音信の尊敬語。 | ||||
鳳仙花 | … | ほうせんか | ツリフネソウ科の一年草。東南アジア原産。 | ||||
鳳梨 | … | ほうり | パイナップルの漢名。 | ||||
鳳輦 | … | ほうれん | ①屋形の上に金銅の鳳凰をつけた輿。 ②天皇の乗物の美称。 |
||||
附鳳 | … | ふほう | おおとりにつき従うように、勢力のある者につき従うこと。 | ||||
鸞鳳 | … | らんぽう | (ランホウとも)鸞鳥と鳳凰。君子のたとえ。 また、同志の友、夫婦の契りなどにもいう。 |
||||
鳳掖 | … | ほうえき | 太子の宮庭。 ▽「掖」は、宮殿正門の左右のわきにある門。 |
||||
鳳蓋 | … | ほうがい | 天子の乗る乗り物の上にかぶせるもの。転じて、天子の乗り物。 | ||||
鳳挙 | … | ほうきょ | ①鳳凰が高く飛ぶ。天子の命令をうけて、使者となった者が、遠く出かけていくこと。 ②隠遁(いんとん)すること。 ③おおとりが舞うようにして、舞を舞うさま。 |
||||
鳳穴 | … | ほうけつ | 詩文の才能をもつ者が多くあつまる所。 | ||||
鳳姿 | … | ほうし | 鳳容(ほうよう)。気高い姿。 | ||||
鳳峙 | … | ほうじ | 鳳凰のように、堂々とたっていること。 高尚で品位のあるさま。 |
||||
鳳翔 | … | ほうしょう | 鳳凰のように空を高く飛ぶ。勢いのさかんなさま。 | ||||
鳳声 | … | ほうせい | ①鳳凰の鳴き声。 ②手紙で、相手に伝言やたよりをたのむときのことば。 |
||||
鳳毛 | … | ほうもう | 子が、父におとらず、すぐれていることのたとえ。 容姿や文才のすぐれていることのたとえ。 |
||||
鏘鳳 | … | しょうほう | 《故事》夫唱婦随して夫婦の仲のよいこと。 | ||||
丹鳳 | … | たんぽう | 天子の詔勅。 天子の宮殿。 鳥の名。首と翼の部分があかい色をしている。 |
||||
攀竜附鳳 | … | はんりょう-ふほう | (「攀」は、とりすがって上る、「附」は、つきしたがう意) ①臣下が英主に従って功業を立てること。 ②先賢を手本に人徳を養うことのたとえ。 |
||||
鴉巣生鳳 | … | あそう-せいほう | 愚かな親からすぐれた子が生まれるたとえ。また、貧しい家からすぐれた人物が出るたとえ。 カラスの巣に鳳が生まれる意から。 |
||||
臥竜鳳雛 | … | がりょう-ほうすう | まだ世の中に知られていないすぐれた人物のたとえ。また、将来有望な若者のたとえ。 「伏竜」は地中に隠れている竜、「鳳雛」は鳳凰(ホウオウ)のひなの意。 |
||||
鸞翔鳳集 | … | らんしょう-ほうしゅう | 賢く才能のあるすぐれた人物が集まって来るたとえ。 「鸞」や「鳳」が空を飛んで来て集まる意から。 |
||||
麟子鳳雛 | … | りんし-ほうすう | 将来希望がもてる子どものたとえ。麒麟(きりん)の子と鳳凰のひなの意。 麒麟も鳳凰も想像上の動物で、これらが現れると、めでたい兆しとされた。 |
||||
麟鳳亀竜 | … | りんほう-きりゅう | 麒麟(キリン)・鳳凰(ホウオウ)・亀(かめ)・竜の四種の霊獣・霊鳥。亀以外は想像上の動物。 めでたいことの前兆として現れるという。四霊。 |
||||
竜章鳳姿 | … | りゅうしょう-ほうし | すぐれて気高く威厳に満ちた容姿の形容。 また、竜のように勇壮で鳳(おおとり)のように気品に満ちた風姿。 |
||||
鳳凰群鶏と食を争わず | 誇りが高く、孤高を守って世俗の人たちと行動を共にしないたとえ。 鳳凰は、ニワトリの群れと食べ物を争い合うようなことはしない意から。 |
||||||
蜘蛛(ちちゅ)が網を張りて鳳凰を待つ | 力のないものが強大なものに立ち向かう。はかない抵抗のたとえ。 とうてい太刀打ちできないことのたとえ。 |
||||||
枳棘(ききょく)は鸞鳳の棲む所に非ず | りっぱな人は自分の居場所を選ぶたとえ。また、すぐれた人は低い地位に甘んじるべきではないことのたとえ。とげのある枳棘のなかには、鸞鳥や鳳凰のような鳥はすまない意から。 |
【漢字要覧1級/準1級】 持っておくと何かと便利です! |
【漢検 漢字辞典第二版】 辞書を引く癖大事です! |
【準一級過去問】 過去問は必須です! |
【準一級二略(上略)】 特におすすめ問題集! |
【準一級二略(下略)】 特におすすめ問題集! |
【分野別漢検でる順問題集準1級】 頻出語習得におすすめ! |