149-01 龍 |
音 | リュウ | リョウ | リン | |||
訓 | たつ | ||||||
「竜(準2級配当漢字)」の旧字体。 | |||||||
竜のおとし子 | … | たつのおとしご | ヨウジウオ科の海産の硬骨魚。 全長約10センチメートル。体は骨板で覆われ、頭は馬の首のような形。 |
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竜の口 | … | たつのくち | ①竜頭の形を銅や鉄などで作り、口から水の出るようにしたもの。神社の手洗場などにある。 ②といの口の水をはき出す所。 |
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悪竜 | … | あくりゅう | ①猛悪の竜。あくりょう。 ②翼を有し、火を吐くという西洋伝説の竜。ドラゴン。 |
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雲竜 | … | うんりゅう | 雲の中の竜を描いたもの。 | ||||
臥竜 | … | がりょう | ①臥している竜。 ②野に隠れて世に知られていない大人物。 |
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恐竜 | … | きょうりゅう | 絶滅した陸生の爬虫類の一群。 後肢が胴体の下側から出ていることを特徴とする。 |
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竜顔 | … | りゅうがん りょうがん |
①まゆのところの骨が高く出た人相。 ②天子の顔。 |
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竜忌 | … | りゅうき りょうき |
火をたくことを忌む日。 | ||||
竜宮 | … | りゅうぐう | ①竜神が住んでいるという海中の宮殿。 ②寺のこと。 |
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竜虎 | … | りゅうこ りょうこ |
①たつと、とら。 ②強いものや、すぐれているもののたとえ。 ③力の伯仲する二人の英雄のたとえ。 ④天子となるしるしの雲気。天子を象徴するもの。竜虎の気。 ⑤人品や風采のすぐれている形容。 ⑥文章のすぐれていること。 |
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竜光 | … | りゅうこう りょうこう |
①君子の徳をたたえていうことば。 ②人の容姿の形容。 ③竜泉と呼ばれる昔の名刀の光。 |
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竜骨 | … | りゅうこつ りょうこつ |
①太古の象などの骨が地中から掘り出されたもの。▽それを、解熱剤とする。 ②船の底を、へさきからともへ貫く、背骨のような梁材。キール。 ③田に水を導き入れる車。 |
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竜蛇 | … | りゅうだ りょうだ |
①竜と、蛇。 ②りっぱな人間のたとえ。 ③非凡な人と凡人。 ④りっぱな才能をもちながら隠遁(いんとん)する。 ⑤水勢や筆勢の力強い形容。 ⑥矛などの細長い兵器のこと。 |
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竜鍾 | … | りゅうしょう | おちぶれてやつれたさま。 | ||||
驪竜 | … | りりゅうりりょう | 黒竜(竜の一種)のこと。あごの下に玉を備えているという。 | ||||
袞竜 | … | こんりょう | ①竜の模様をぬいとりした天子の礼服。 ②転じて、天子のこと。 |
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蟄竜 | … | ちつりゅう ちつりょう |
地中にじっと隠れ潜んでいる竜。 ▽活躍の機会にめぐりあえない英雄にたとえる。「伏竜」とも。 |
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蛟竜 | … | こうりゅう こうりょう |
みずちと、竜。水中にすみ、雷雨を呼ぶ。 ▽一説に、うろこのある竜。 |
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竜吐水 | … | りゅうどすい | ①昔の消火器で、水槽の上に設置した押し上げポンプで放水するもの。 ②水鉄砲。 |
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竜涎香 | … | りゅうぜんこう | マッコウクジラの腸内からとれる芳香をもつ動物性香料。 アンバーグリス。 |
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竜頭 | … | りゅうず | ①腕時計や懐中時計のねじを巻いたり、針を動かしたりするつまみ。 ②竜の頭の形をした釣り鐘をつるす、つり手。 |
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孔明臥竜 | … | こうめい-がりょう | 優秀な才能を持っているのに、まだ機会がなく世に知られていない人物。 | ||||
竜行虎歩 | … | りょうこう-こほ | 《故事》竜のようにいき、虎のように歩く。堂々として威厳のある歩き方。 | ||||
雲竜井蛙 | … | うんりゅう-せいあ | 地位や賢愚の差がはなはだしいことのたとえ。 雲かける竜と井戸の中のカエルの意から。 |
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一登竜門 | … | いっとりゅうもん | その時代の有力者に引き立てられれば、 その人の価値は世の中から一〇倍にも評価されるということ。 |
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画竜点睛 | … | がりょう-てんせい | 物事の最も大切なところ。物事を完成するための最後の大切な仕上げ。 | ||||
臥竜鳳雛 | … | がりょう-ほうすう | まだ世の中に知られていないすぐれた人物のたとえ。また、将来有望な若者のたとえ。 「臥竜」は地中に隠れている竜、「鳳雛」は鳳凰のひなの意。 |
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雲蒸竜変 | … | うんじょう-りょうへん | 英雄が風雲に乗じ、機を得て活躍すること。 「雲蒸」は雲が群がり起こること。「竜変」は、ヘビが竜に変化して、天高くのぼっていく意。 |
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屠竜の技 | … | とりょうのぎ | 習得しても実際には役立たない技術のたとえ。 | ||||
飛兎竜文 | … | ひと-りゅうぶん | 才能にあふれた、すぐれた子ども。神童のこと。 「飛兎」「竜文」はともに駿馬の名。 |
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竜驤虎視 | … | りゅうじょう-こし | 人が権力を得て、世に威勢を示し意気盛んなさま。権勢を得て世の中を威圧するさま。 竜が天に躍り上がり、トラが鋭い目つきで獲物をにらむ意。 「驤」は躍り上がる、「虎視」は獲物を鋭くにらみつける意。 |
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竜攘虎搏 | … | りゅうじょう-こはく | 二人の英雄が争い合うたとえ。竜とトラが格闘する意から。 | ||||
竜章鳳姿 | … | りゅうしょう-ほうし | すぐれて気高く威厳に満ちた容姿の形容。また、竜のように勇壮で鳳のように気品に満ちた風姿。 「竜」「鳳」ともに、想像上のめでたい動物。「章」はあや模様。 |
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竜跳虎臥 | … | りゅうちょう-こが | 書の筆勢が縦横自在ですばらしいたとえ。竜が天に向かって躍り上がったり、 トラが大地に臥(ふ)したりする意で、筆勢の緩急をたとえる。 |
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竜頭鷁首 | … | りゅうとう-げきしゅ | 天子の乗る船。また、高貴な人の船遊びに使う船。 竜の頭の彫刻をへさきに、鷁の首の彫刻を船腹に飾ったことから。「鷁」は、風に強い大きな水鳥。 |
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竜騰虎闘 | … | りゅうとう-ことう | 力の均衡した二者が激しい戦闘をするたとえ。 「竜騰」は、竜が天に躍り上がること。「虎闘」は、トラが激しく戦うこと。 |
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竜頭蛇尾 | … | りゅうとう-だび | 初めは勢いが盛んだが、終わりになると振るわなくなること。 頭は竜のようにりっぱだが、しっぽはヘビのように貧相な意。 |
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竜蟠虎踞 | … | りゅうばん-こきょ | ①地勢の要害堅固なさま。 ②強大な勢力をもった者が、ある地域にとどまって、そこで威力を振るうこと。 |
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竜吟虎嘯 | … | りゅうぎん-こしょう | 同じような考えをもつ者は互いに心が通じ、相応ずるたとえ。 竜が鳴き声を上げると雲がわき立ち、トラがうなり声を上げると風が起こるといわれることから。 |
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麟鳳亀竜 | … | りんほうきりゅう | 麒麟(キリン)・鳳凰(ホウオウ)・亀(かめ)・竜の四種の霊獣・霊鳥。亀以外は想像上の動物。 めでたいことの前兆として現れるという。四霊。 |
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竜の鬚を蟻が狙う | 力の弱いものが身のほどをわきまえずに、強い相手に立ち向かっていくたとえ。 | ||||||
蛟竜(こうりゅう)雲雨を得(う) | 英雄や豪傑が時を得て大いに活躍するたとえ。 蛟竜が雲雨に乗じて天に昇る意から。 |
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亢竜悔い有り | 物事は頂点を極めてしまうと必ず衰えるたとえ。 いったん天高くまでのぼりつめた竜は、あとはくだるしかなく、やがて後悔することになる意から。 |
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虎口を逃れて竜穴に入る | 災難が次から次へとふりかかってくるたとえ。 |
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