01 | 友の真情を忖度する | そんたく |
他人の心中をおしはかること。推察。 「忖」も「度」も、はかる意。 |
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02 | 瀟灑な洋館に住む | しょうしゃ |
①すっきりとしてあかぬけしたさま。 ②俗を離れてあっさりしているさま。洒脱。 |
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03 | 無辜の学問に弾圧があった | むこ |
罪のないこと。また、その人。 「辜」は罪の意。 |
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04 | 膠の液に明礬を溶く | みょうばん |
アンモニウムイオンの硫酸塩と3価の金属イオンの硫酸塩の複塩の総称。 | ||
05 | 賊の闖入を防御する | ちんにゅう |
突然、無断で入り込むこと。 | ||
06 | 鞏固な意志をもつ必要がある | きょうこ |
強くかたいこと。強固。 | ||
07 | 合図の銀鈴を鏗錚と打ち鳴らした | こうそう |
玉や鐘、琴などの鳴り響くようす。またその音。 | ||
08 | 私家本の販売を書肆に託した | しょし |
書物を出版したり、また、売ったりする店。 書店。 |
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09 | 善悪を二つながら呑噬して憚らない | どんぜい |
①のむことと、かむこと。 ②他国を攻略してその領土を奪うこと。 |
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10 | 毛髪鬚髥共に薄栗毛色の人物である | しゅぜん |
あごひげとほおひげ。ひげ。 | ||
11 | 法廷で輸贏を争う | しゅえい |
かちまけ。勝負。ゆえい。 「輸」は負け、「贏」は勝ちの意。 |
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12 | 旧弊を廃却して新しい道徳を提撕する |
ていせい ていぜい |
①後進者を教導すること。 ②奮いおこすこと。盛んにすること。ひっさげること。 |
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13 | 黒い繻子の衣を纏う | しゅす |
繻子織の織物。滑らかで光沢がある。 | ||
14 | 山野に禽獣を豢養する | かんよう |
やしない育てること。 | ||
15 | 廓寥とした秋の空だ | かくりょう |
がらっとして、さみしいさま。 | ||
16 | 嫩芽は霜の害を受けやすい | どんが |
草木のわかい芽。わかめ。新芽。 「嫩」は若い意。 |
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17 | 挙止蘊藉にして礼節あり | うんしゃ |
寛大でおだやか。 ゆったりとつつみこんで、こせこせと人をとがめない。 |
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18 | 蜂蠆の毒に犯さるるが如し | ほうたい |
はちとさそり。 小さいが恐るべきもののたとえ。 |
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19 | 足るるを知る者は藜羹も膏粱より旨しとす | れいこう |
アカザのあつもの。粗末な食物。 | ||
20 | 斗筲の人、何ぞ算うるに足らんや |
とそう としょう |
①器量の小さいこと。度量のないこと。としょう。 ②禄・給料などのわずかであること。 |