2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
75-05 毘 音 ヒ ビ 訓 たす(ける) 毘沙門天 … びしゃもんてん 四天王・十二天の一つ。須弥山(しゅみせん)の中腹北方に住し、 夜叉・羅刹らせつを率いて北方世界を守護し、また財宝を守るとされる神。 荼毘 … だび 火葬。また、葬式。 直毘 … なおび 斎(…
75-04 畷 音 テツ 訓 なわて 畷 … なわて ①縄のすじ。 ②田の間の道。あぜ道。 ③まっすぐな長い道。
75-03 畢 音 ヒツ 訓 お(わる) ことごと(く) 畢 … ひつ 二十八宿の一つ。昴(ぼう)と参(しん)との間に位する。あめふりぼし。 畢竟 … ひっきょう (「畢」も「竟」も終わる意) つまるところ。つまり。所詮。結局。 畢生 … ひっせい 命の終わるまでの間…
75-02 畦 音 ケイ 訓 うね あぜ 畦畔 … けいはん あぜ。くろ。 畦 … うね ①畑に作物を植えつけるため、間隔をおいて土を筋状に高く盛り上げた所。 ②山脈・波などの小高く連なったところ。織物などにもいう。 菜畦 … さいけい 野菜を植えたはたけ。野菜畑。 …
75-01 畠 音 はた はたけ 訓 田畠 … でんばく (ハクは国字「畠」の「白」を音読したもの)田と畑。たはた。 田畠 … たはた 田とはた。でんぱた。
75-00.5 畏 音 イ 訓 おそ(れる) かしこ(い) かしこ(まる) 畏愛 … いあい うやまい親しむこと。 畏懼 … いく おそれること。恐懼。 畏敬 … いけい (崇高・偉大なものを)かしこまり敬うこと。 畏日 … いじつ 夏の熱くていやな太陽。↔愛日。 畏縮 … い…
74-01 甫 音 ホ フ 訓 はじ(め) おお(きい) 年甫 … ねんぽ 年のはじめ。年始。 甫田 … ほでん 広く平らな大きな田畑。 甫甫 … ふふ 大きいさま、多いさま。 台甫 … たいふ 貴下の字の意。
73-01 甥 音 セイ 訓 おい 外甥 … がいせい ①妻の兄弟。 ②他家に嫁した姉妹の男の子。 甥姪 … せいてつ 姉妹の子と、兄弟の子。おいと、めい。
72-01 甜 音 テン 訓 あま(い) うま(い) 甜瓜 … てんか マクワウリの漢名。 甜菜 … てんさい サトウダイコンの別称。 甜苦 … てんく あまい味と、にがい味。 世の中の苦しみや楽しみ。 甜言蜜語 … てんげんみつご 人に気にいられるような、あまいことば…
71-01 甑 音 ソウ 訓 こしき 飯甑 … はんそう 竹のこしき。ごはんをふかすための竹のせいろう。 ▽「甑」は、こしき。穀物をふかす道具。 甑に坐す … そうにざす こしきの中にすわっているように、むし暑い。夏のきびしい暑さのこと。
70-02 瓢 音 ヒョウ 訓 ひさご ふくべ 瓢 … ひさご ふくべ ①ユウガオ・ヒョウタン・トウガンなどの総称。特に、その果実。 ②ひさごの果実の内部をくりぬいて乾燥させたもの。 瓢箪 … ひょうたん ①ウリ科の蔓性一年草。ユウガオの変種とされ、アフリカまたは…
70-01 瓜 音 カ 訓 うり 瓜田 … かでん うりばたけ。 瓜葛 … かかつ うりと、くず。親類のたとえ。 ▽ともにつるがあって、からまりつくことから。 瓜時 … かじ うりの熟する時。のち陰暦七月のこと。 瓜瓠 … かこ ①うりと、ひさご。 ②星の名。 瓜代 … かだい…
69-14 瑳 音 サ 訓 みが(く) 切瑳 … せっさ 骨・角・玉・石などを刻みみがくこと。 転じて、道徳・学問などに勉め励むこと。
69-13 瑞 音 ズイ 訓 しるし めでた(い) みず 瑞雨 … ずいう 穀物の生育を助けるめでたい雨。 瑞雲 … ずいうん めでたいしるしの雲。 瑞応 … ずいおう めでたいしるし。瑞験。 瑞花 … ずいか (豊年の瑞相として)雪の異称。 瑞気 … ずいき めでたい雲気。神…
69-12 瑚 音 ゴ コ 訓 珊瑚 … さんご サンゴ虫の群体の中軸骨格。装飾用などに加工。
69-11 琳 音 リン 訓 琳琅 … りんろう 美しい玉。また、美しい詩文。 琳宇 … りんう 清らかな玉で飾った家。琳宮。 道教の寺。道観。 琳闕 … りんけつ 美しい玉で飾った宮殿の門。
69-10 琶 音 ハ 訓 琵琶 … びわ 中国・朝鮮・日本の弦楽器。木製の胴の上部に短い頸があり、4弦。
69-09 琵 音 ビ 訓 琵琶 … びわ 中国・朝鮮・日本の弦楽器。木製の胴の上部に短い頸があり、4弦。
69-08 瑛 音 エイ 訓 玉瑛 … ぎょくえい 水晶など、透明な玉。
69-07 琢 音 タク 訓 みが(く) 琢磨 … たくま (玉などをすり磨く意から) 学問・技芸に励んで、修練すること。琢切。 彫琢 … ちょうたく 宝石などをきざみ磨くこと。 転じて、詩文の字句に磨きをかけること。 琢句 … たくく 字句をみがく。詩文を推敲するこ…
69-06 琉 音 リュウ ル 訓 琉球 … りゅうきゅう 沖縄(琉球諸島地域)の別称。古くは「阿児奈波」または「南島」と呼んだ。 琉璃 … るり 玉の名。
69-05 珪 音 ケイ 訓 たま 珪華 … けいか 温泉で沈殿した含水ケイ酸が凝集固結したもの。白色・灰色または褐色。 珪岩 … けいがん 主として石英の粒から成る堆積岩またはそれが変成された変成岩。 珪酸 … けいさん ケイ素と酸素と水素との化合物。 珪砂 … け…
69-04 玲 音 レイ 訓 玲玲 … れいれい ①玉や金属が触れて美しい音をたてるさま。 ②光のうるわしいさま。 玲瓏 … れいろう ①金属や玉などが美しいさえた音をたてるさま。また、音声の澄んで響くさま。 ②玉などが透き通り曇りのないさま。 ③うるわしく照りかが…
69-03 珊 音 サン 訓 珊瑚 … さんご サンゴ虫の群体の中軸骨格。装飾用などに加工。 珊珊 … さんさん ①身につけた玉などの鳴る音。 ②きらきらと美しく輝くさま。 闌珊 … らんさん 闌散(らんさん)・闌残(らんざん) 盛りをすぎて衰えるさま。また、散り乱れる…
69-02 珂 音 カ 訓 鳴珂 … めいか 珂を鳴らす。また、音をたてる珂。 ▽「珂」は、貴人の馬のくつわにつける、玉や貝などでつくられた飾り。 玉珂 … ぎょっか 馬のくつわにつける、玉の飾り。 ▽馬の歩みにつれて音をたてる。
69-01.5 玩 音 ガン 訓 もてあそ(ぶ) あじ(わう) 玩索 … がんさく 玩味して真意をさぐること。 玩物 … がんぶつ 物をもてあそぶこと。また、その物。玩具。 玩物喪志 … がんぶつそうし 無用の物を愛玩して大切な志を失うこと。 玩味 … がんみ ①食物をよ…
69-01 玖 音 キュウ ク 訓 玖 … きゅう 数の名。ここのつ。「玖」は大字。 瓊玖 … けいきゅう 美しいおび玉。 転じて、りっぱな贈り物。 玖璇 … きゅうせん 黒色の美しい石。
68-09 獅 音 シ 訓 しし 獅子 … しし ①ライオン。からしし。 ②左右の狛犬のうち、向かって右方の、口を開いた方をいう。 獅子国 … ししこく スリランカ(セイロン)の古称。 獅子座 … ししざ 黄道上の第6星座。蟹座の東、乙女座の西にあり、春の半ばの夕方に…
68-08 猷 音 ユウ 訓 はか(る) はかりごと みち 遠猷 … えんゆう さきざきまでのはかりごと。遠謀。 皇猷 … こうゆう 天子のはかりごと。皇謨(こうぼ)。聖猷。 鴻猷 … こうゆう おおきなはかりごと。大猷。宏謨。宏猷。 先猷 … せんゆう 先人のなしたは…
68-07 猪 音 チョ 訓 い いのしし 猪首 … いくび ①人の首のずんぐりと太く短いこと。 ②兜を少しうしろにずらしてかぶること。 猪口才 … ちょこざい さしでがましいこと。なまいきなこと。こりこう。 猪突 … ちょとつ 猪のようにむこう見ずに一直線に進むこと…