2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧
21 寒風の中を跼って歩く せぐくま せくぐま 22 悴む手を擦り合わせる かじか 23 囈のように経文を唱える うわごと 24 疚しさの念を払拭できない やま 25 人の心を擽るものがある くすぐ 26 不遇の境涯を喞つ かこ 27 とめどなく財貨を饕る むさぼ 28 憖面倒…
01 村の媼嫗の昔語りを聞く おうう 年とった女。老婆。 02 徳政を求めて嗷訴する ごうそ 為政者に対し、徒党を組んで強硬に訴えること。 03 愛弟子の駸駸たる上達ぶりに瞠目する しんしん ①馬が速く走るさま。物事が速く進むさま。②時が速く過ぎ去るさま。 0…
21 親兄弟に絆しを打たれる ほだ 22 檣の折れた船が発見された ほばしら 23 努力した弟を犒う ねぎら 24 鶪がけたたましく啼いた もず 25 霾る中を夕日が没する つちふ 26 領主は恣な生活を送った ほしいまま 27 哺乳類にも蹼をもつものがある みずかき 28 …
01 棗脩を携えて入門を乞う そうしゅう なつめと、干し肉。誰かに会うときの礼物として持参する風習があった。 02 祭りの熱鬧に巻き込まれた ねっとう ねつどう 人が込みあって騒がしいこと。 03 見る影もなく羸痩する るいそう ①疲れやせること。衰えやせる…
21 艾はヨモギを乾燥させて作る もぐさ 22 燭を剪り机上を明るくした き 23 嘸大変であったろう さぞ 24 痞えに悩む上臈を思わせる つか 25 準優勝に慊らず再び挑んだ あきた 26 大きな困難が開っている はだか 27 耳目嫺わざるを以て排斥せり なら 28 経始…
01 異国風の瑰麗な建物が目を引く かいれい すぐれて美しいこと。珍しく美しいこと。 02 現下の経済界は壅塞の極にある ようそく ふさぐこと。また、ふさがること。 03 軍靴の音が戛戛と響いた かつかつ ①堅い物の触れる音。②互いにうちあう音。 04 卓犖たる…
21 鯔背な法被姿で練り歩く いなせ 22 堂内に妖気が漾う ただよ 23 毎年朔日に墓前に莅む姿が見られた のぞ 24 蘚を踏み樹海を進んだ こけ 25 切りが良いので莨にしよう たばこ 26 尚武の風が頽れ廃れた くず 27 愛海 天に滔り、邪山 日を遮る はびこ 28 天…
01 天下の彝倫を国民の良識に求める いりん 人として常に守るべき道。「彝」は常、「倫」は道の意。 02 漆黒の雲鬢を梳る うんびん 女性の毛髪を雲に例えた美称。また転じて、美女。 03 輿論を提撕して国策の是非を問う ていせい ていぜい ①後進者を教導する…
21 組織に罅割れが生じている ひびわ 22 独活を饅にして一献ふるまう ぬた 23 小包をひもで紮げる から 24 記憶の中の娘の姿は璞のままだ あらたま 25 遽しい足音が通り過ぎた あわただ 26 帰宅してひとまず框に腰を下ろした かまち 27 万葉集の名歌を鈔す …
01 一再ならず巻帙が綻んだ かんちつ 書籍の巻と帙。転じて、書籍。また、その巻数。 02 東瀛の島嶼を歴巡した とうえい ①東方の大海。東海。②転じて、日本の意。 03 太孫が儲位に即いた ちょい ①儲君の位。皇太子の位。②世子(せいし)の位。 04 諸諸の繋縛…
21 暴政の軛から逃れる くびき 22 縁が綺麗に縢ってある かが 23 若くして極官に陞った のぼ 24 萍の生活を余儀なくされる うきくさ 25 饐えた臭気が鼻を突く す 26 朮を焚く匂いが漂ってくる おけら うけら 27 石の鏃が大量に出土した やじり 28 燧の音に送…
01 粛々と鹵簿は進んだ ろぼ 儀仗を具えた行幸・行啓の行列。公式・略式の別がある。「鹵」は大形の盾、「簿」は行列の順序を記す帳簿の意。 02 嫂の懐孕を喜ぶ かいよう みごもること。懐妊。 03 官私を問わず翕然と新制度に循った きゅうぜん 多くのものが…
21 道具箱から鏝を取り出す こて 22 心を繋ぐ轄となる くさび 23 己をもって人を揣る はか おしはか 24 糵を栽培して商う もやし 25 饒かに雅味を帯びている ゆた 26 寔に寛仁大度の人物である まこと 27 秘伝の釉を調える うわぐすり 28 糧食を裹んで出立し…
01 成年に達し婚娶に至った こんしゅ よめいりとよめとり。夫婦の縁組。 02 師の遺訓を服膺する ふくよう 心にとどめて忘れないこと。胸にとめて常に行うこと。「膺」は胸の意。 03 金的を射止め抃舞して喜ぶ べんぶ 手を打って舞うこと。喜びをあらわすさま…
21 莚旗を立てて嗷訴に及ぶ むしろばた 22 粽が程好く蒸し上がった ちまき 23 薺粥を啜って邪気を祓う なずながゆ 24 忽ちオペラの俘となった とりこ 25 肉を串に刺して榾火で焼く ほたび ほだび 26 機織りの筬の音だけが聞こえる おさ 27 憔れが目立つが品…
01 嚠喨たる鐘声が響き渡った りゅうりょう 楽器の音などがさえわたっているさま。 02 リスは齧歯類に属する げっし 哺乳綱の一目。ネズミ目。現存で約30科400属千数百種を含み、哺乳類中最大の目。リス・ネズミ・ヤマアラシなどの類を含み、比較的小形ない…
21 歉らぬ思いは揩うべくもない ぬぐ 22 分与して纔かに贏った あま 23 曲訖われば更に曲を呈す お 24 土を耕し、植え、耘り、収穫する くさぎ 25 鯢の多くは沼沢に棲息する さんしょううお 26 擅な批評が飛び交った ほしいまま 27 忠臣孝子が一門に萃まる …
01 卓犖たる建議として採納された たくらく 他よりぬきん出てすぐれていること。卓越。「卓」も「犖」もすぐれる意。 02 落日が五彩の虹霓を染めた こうげい 虹。古くは竜の一種と考え、雄を虹、雌を霓・蜺といった。 03 朋党比周して擠陥讒誣を事とする せ…
21 侮辱されたことを深く銜んでいる ふく 22 鱟の生態を調査した かぶとがに 23 坐を正しくして扣えている ひか 24 両国商運を相争うに曁んだ およ 25 広くて邃い館に招じ入れられた おくぶか 26 鱗を刮げてから筒切りにした こそ 27 井戸茶碗の鰄に見処があ…
01 紅裙を翻して艶やかに舞う こうくん 美人。芸妓。紅色のすその意。 02 救い米が領内の窮民に贍給された せんきゅう めぐみあたえること。「贍」は豊かの意。 03 閘門を開閉して水位を調節する こうもん ①運河・放水路などにおいて水面を一定にするための…
21 迥かに翠黛を望む はる 22 嚮に催された展覧会が物議を醸した さき 23 耳目嫺わざる新知識に触れる なら 24 一頻り続いた哢りが止んだ さえず 25 朧に薄紅の螺鈿を鐫る ほ え 26 鬣を靡かせて獅子が走った たてがみ 27 白い霧の帷に包まれた とばり 28 将…
01 穹窿に杜鵑の行方を追う とけん ホトトギスの漢名。 02 乂安の世の眠りを破る がいあん 世の中がよく治まって安らかなこと。治安。 03 北辺の鎖鑰を強化する さやく ①錠と鍵。とざし。とじまり。②外敵の侵入をくいとめるべき要所。 04 東天に昇る朝暾を拝…
21 人を貶んだような態度をとる さげす 22 酒肴を齎して旧知を訪う もたら 23 軍功により大佐に躋った のぼ 24 贐の詩を贈る はなむけ 25 蔦や槭が茂る山道に分け入った かえで 26 善行蒼穹を挌ち天福を以て之に報ゆ う 27 霊山に卜葬し勅使焉に莅む のぞ 28…
01 嶮路を辿り開敞せる海水に達した かいしょう ①ひらけてさえぎるもののないこと。②港湾が外海に面して風波を受けること。 02 苑内で異国の禽獣を豢養した かんよう やしない育てること。 03 講師は晨鐘と共に黌堂に赴いた こうどう 学校。 04 真夏の如き溽…
21 菘は春の七草の一つである すずな 22 改めて倩考えてみた つらつら 23 秣場で一汗流した まぐさば 24 粗栲の衣を身に纏っている あらたえ 25 自慢話を一齣聞かされた ひとくさり 26 檜の薄板を綰ねて円筒形の器を作る わが 27 終日風吹いて且つ霾る つち…
01 嫩緑の目にしみる時節となった どんりょく 若草や若葉の緑。新緑。「嫩」は若い意。 02 水辺に欸乃の声を聞く あいだい あいない 漁夫が船をこぎながら歌う歌。ふなうた。 03 味の微妙な濃淡を甄別する けんべつ 人の賢否(けんぴ)をはっきりと見わける…
21 志を同じくする儔ではない ともがら 22 縁を丁寧に縢ってある かが 23 萼に繊毛が密生している うてな 24 星を覘って農時をしる うかが 25 粳を常食の米とする うる うるち 26 木を伐って桴に編む いかだ 27 未だしの感を揩い難い ぬぐ 28 鼎を武蔵の地に…
01 嘉辰令月を揀択する かんたく 区別すること。 えりわける。 02 疲労と凍餒に嘖まれる とうだい とうたい 凍え、飢える。 衣食が欠乏する。 03 巫蠱神仏に惑溺する ふこ 祈祷や、まじないをして、人をのろうこと。呪虫を用いて人をのろう。 04 乱れた胸中…
21 榱の年輪測定により建築年代が判明した たるき 22 晩秋の尽れていく野に佇む すが 23 憖なことはしない方がよい なまじ なまじい 24 心中を目顔で愬えている うった 25 遉に横綱の相撲は見応えがあった さすが 26 尾大掉わざるの憾みがある ふる 27 家郷…
01 丱角より学に志が有った かんかく ①昔の子どもの髪型の一つ。あげまき。つのがみ。②幼い子ども。 02 関雎の楽しみを享受する かんしょ 夫婦の間がなごやかで、家庭がうまくいっていること。「関雎」は、「詩経」の篇名で、周の文王とそのきさきの穏やかな…