01 | 嚠喨たる鐘声が響き渡った | りゅうりょう |
楽器の音などがさえわたっているさま。 | ||
02 | リスは齧歯類に属する | げっし |
哺乳綱の一目。ネズミ目。現存で約30科400属千数百種を含み、哺乳類中最大の目。 リス・ネズミ・ヤマアラシなどの類を含み、比較的小形ないし中形。 |
||
03 | 鹹水を煎熬して食塩を精製する | せんごう |
①食物を汁のなくなるまで煮つめること。 ②塩田で得た濃厚塩水(鹹水・かんすい)を煮つめて食塩を析出すること。 |
||
04 | 眉宇に鷙悍の気を漂わせる | しかん |
たけだけしい。勇猛である。 | ||
05 | 羶肉を日々の糧とした | せんにく |
生臭い肉。また、羊の肉。 | ||
06 | 官職の黜陟の如きは眼中になかった | ちゅっちょく |
功無き者を退け、功ある者を登用すること。 ちっちょく。 |
||
07 | 自ら牙籌を執り経営に腐心した | がちゅう |
①中国で古く、計算に用いた象牙または獣骨製のかずとり。 また、夜間、時刻をはかる器具。 |
||
08 | 比類なき丕績を残した | ひせき |
大きなてがら。大功。偉績。 「丕」は大の意。 |
||
09 | 法を定めて禁遏を加える | きんあつ |
おしとどめてやめさせること。 | ||
10 | 屑々として錙銖の利を争う | ししゅ |
きわめて僅少なこと。わずか。銖錙。 昔、中国の量目で、100粒の黍きびを銖とし、6銖を錙としたところから。 |
||
11 | 積弊の蕩滌に肺肝を摧く | とうでき |
たっぷり水をかけてあらいすすぐ。 | ||
12 | 努力黽勉して名を成した | びんべん |
励みつとめること。 精を出すこと。また、そのさま。 |
||
13 | 撃柝の音が夜道に響いた | げきたく |
①拍子木をうって夜回りをすること。また、その人。 ②低い役目に従事している人。また、その役目。 |
||
14 | 凶歉により徳政を布く | きょうけん |
農作物の出来が非常に悪いこと。 はなはだしい不作。凶荒。 |
||
15 | 既に墳塋の彼方の人である | ふんえい |
墓場。 祖先の墓のある故郷のこと。 |
||
16 | 凍餒に嘖まれながら行軍する |
とうだい とうたい |
凍え、飢える。衣食が欠乏する。 | ||
17 | 山々の皺襞が際やかに見える | しゅうへき |
しわと、ひだ。 衣服のしわ、山肌に刻まれたひだなど。 |
||
18 | 兵燹が全市を舐め尽くした | へいせん |
戦争のためにおこる火事。「燹」は、野火。 転じて、戦争。 |
||
19 | 首筋の癰疽を切除する | ようそ |
危険なできもの。 浅くて大きいものを「癰」、深くて悪性なものを「疽」という。 |
||
20 | 潸潸たる涙が袂を濡らした | さんさん |
①涙の流れるさま。さめざめ。 ②雨の降るさま。はらはら。 |