01 | 村の媼嫗の昔語りを聞く | おうう |
年とった女。老婆。 | ||
02 | 徳政を求めて嗷訴する | ごうそ |
為政者に対し、徒党を組んで強硬に訴えること。 | ||
03 | 愛弟子の駸駸たる上達ぶりに瞠目する | しんしん |
①馬が速く走るさま。物事が速く進むさま。 ②時が速く過ぎ去るさま。 |
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04 | 知事選への出馬を慫慂された | しょうよう |
かたわらから誘いすすめること。 | ||
05 | 策を帷幄の内に運らす | いあく |
垂れ幕と引き幕。 | ||
06 | 釁隙を生ずる結果になった | きんげき |
すきま。 仲たがいのこと。 |
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07 | 炊爨の煙が漂ってきた | すいさん |
飯をたくこと。にたき。さんすい。 「爨」は、かしぐ意。 |
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08 | 豺狼の如き無慈悲な行為だ | さいろう |
①やまいぬとおおかみ。貪欲残酷な獣。 ②残酷で貪欲な人、極悪無慈悲な人のたとえ。 |
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09 | 主に扈従して旅を続けた |
こしょう こじゅう |
貴人につき従うこと。また、その人。おとも。 「扈」は、つきそう意。 |
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10 | 大河の潤す膏腴なる大地である | こうゆ |
土地が肥えて作物によく適すること。また、その土地。 「膏」「腴」ともに、肥える意。 |
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11 | 裹頭の僧兵が狼藉を働く | かとう |
僧侶の、頭を袈裟などで包み眼だけを出す装い。かしらづつみ。 | ||
12 | 二人は伉儷の約を結んだ | こうれい |
配偶。夫婦。つれあい。 | ||
13 | 涙ながらに親子は分袂した | ぶんべい |
人とわかれること。決別。 たもとをわかつ意。 |
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14 | 提督はその官職を褫奪された | ちだつ |
①衣服をはぎとること。 ②官職をとりあげること。 |
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15 | 貂裘を身に纏う | ちょうきゅう |
てんの毛皮でつくった衣服。 身分の高い人が用いる。 |
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16 | 合格を抃躍して喜ぶ |
べんやく へんやく |
手をたたいて舞う。非常に喜ぶさま。 | ||
17 | 苦行の末、安心と怡楽に達した | いらく |
よろこび楽しむこと。 | ||
18 | 夐然たる彼方に灯火が見えた | けいぜん |
はるかに遠いさま。 | ||
19 | 戦力は大国に匹儔している | ひっちゅう |
匹敵すること。また、そのもの。たぐい。なかま。 「匹」はならぶ、「儔」はともがらの意。 |
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20 | 博学にして俊髦であると賞賛された | しゅんぼう |
すぐれた人。 「髦」は長い髪の意。 |