01 | トルストイは写実小説の巨擘であった | きょはく |
親指。 非常にすぐれた人にたとえることもある。 |
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02 | 棕櫚縄で垣根を設える | しゅろ |
ヤシ科シュロ属の常緑高木の総称。 特に、日本原産のワジュロをいう。 |
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03 | 衣裳は素襖、上下、熨斗目を用いた | すおう |
直垂(ひたたれ)の一種。大紋から変化した服で、室町時代に始まる。 もと庶人の常服であったが、江戸時代には平士(ひらざむらい)・陪臣(ばいしん)の礼服となる。 |
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04 | 綢繆恋々の情を断ち切れず苦悶した | ちゅうびゅう |
①まとい包むこと。なれしたしむこと。むつびあうこと。 ②結びしばること。 |
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05 | 窮状脱出の籌筴を練る | ちゅうさく |
はかりごと。 また、はかりごとをめぐらすこと。籌画、籌略。 |
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06 | 君に諂諛しているのではない | てんゆ |
おもねりへつらうこと。 | ||
07 | 病羸の身ながら毎日筆を執った | びょうるい |
やみつかれること。 | ||
08 | 濃霧の中に倏忽として氷山が現れた |
しゅくこつ しゅっこつ |
たちまち。にわかに。 | ||
09 | 仇讐の如く貴族階級を憎んだ | きゅうしゅう |
かたき。恨みのある相手。 | ||
10 | 今敢行しなければ噬臍の悔いが残る | ぜいせい |
ほぞをかむこと。悔いること。 後悔しても及ばないことにいう。 |
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11 | 手巾を目に当て欷歔するばかりである | ききょ |
悲しんですすり泣くこと。歔欷。 | ||
12 | 雪風で旅人の輜重は埋没した | しちょう |
①旅行者の荷物。 ②軍隊に付属する糧食・被服・武器・弾薬など軍需品の総称。 |
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13 | 敵が侵入してきたところを邀撃した | ようげき |
むかえうつこと。迎撃。 | ||
14 | 工事は荏苒として進捗しない | じんぜん |
①歳月の次第にすすみ行くさま。 ②物事がのびのびになるさま。 |
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15 | 郷党は凱旋した兵士を囲繞した |
いじょう いにょう |
ぐるりととり巻く。 | ||
16 | 諠鬧の場から逃れた |
けんどう けんとう |
騒がしくてにぎやか。 | ||
17 | 闔国の民が大王の死を悼んだ | こうこく |
全国。挙国。国じゅう。 「闔」は、すべての意。 |
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18 | 将軍を輔弼してその麾下にある | きか |
①将軍直属の家来。旗下。 ②ある人の指揮の下にあること。また、そのもの。部下。幕下。 |
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19 | 志士は溝壑に在るを忘れず | こうがく |
みぞとたに。谷間。 | ||
20 | 贄を碩学の門に執る | し |
執贄(しつし)。古く中国で、初めて師をおとずれる時、贈物として持参したもの。 転じて、入門する時に持参する謝礼の金品。束脩(そくしゅう)。 |