01 | 刻苦黽勉して身を起こす | びんべん |
つとめはげむこと。 精を出すこと。努力。 |
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02 | 著名の作を手厳しく評騭する | ひょうしつ |
批評すること。 批評し正すこと。 |
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03 | 厖大な資料を瀏覧した | りゅうらん |
①通覧すること。目をとおすこと。 ②他人が見ることの尊敬語。 |
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04 | 棣鄂の情をまっとうする | ていがく |
にわうめの花。 棣鄂の情・・・兄弟が仲よくすること。 |
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05 | 地の裂け目から熱水が逬散する | ほうさん |
光や水がほとばしり散る。 いっせいに飛び散る。 |
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06 | 棕櫚の長箒で座敷を掃いた | しゅろ |
ヤシ科シュロ属の常緑高木の総称。 特に、日本原産のワジュロをいう。 |
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07 | 好臣の譎詭は十分に心得ていた | けっき |
①いつわりあざむくこと。譎詐。 ②変わること。また、奇異なこと。 |
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08 | 川なす雨潦に行き悩む | うろう |
雨がふってできた水たまり。 雨による出水。 |
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09 | 跌宕なる自然の威力を畏怖する | てっとう |
細事にこだわらず、のびのびしていること。 また、のびのびとして大きいこと。雄大。跌蕩。 |
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10 | 当家に代々伝わる讖文である | しんぶん |
未来を予言した文書。未来記。しんもん。 | ||
11 | 河川を浚い舟楫の利を図る | しゅうしゅう |
舟とかい。また、舟のこと。 転じて、天子の政治をたすける臣下のたとえ。 |
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12 | 苔むした墓碣が点在する | ぼけつ |
「碣」は円形の石。 はかじるしの石。墓石。 |
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13 | 博学にして雋髦と熱讃された | しゅんぼう |
すぐれた人。 | ||
14 | 篝火が炳乎として四辺を照らした | へいこ |
あきらかなさま。 | ||
15 | 老僧は麈尾を振って話し始めた | しゅび |
払子(ほっす)。僧が、話をするときなどに手に持つ道具。 おおしかの尾がよく塵をはらい、また、その尾の動きを見て他の鹿がついていくということから。 |
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16 | 発兌号から欠かさず購読している | はつだ |
書籍・新聞などを発行すること。 | ||
17 | 爵禄なる者は人臣の轡銜なり | ひかん |
たづなと、くつわ。 制御するもののたとえにも用いる。 |
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18 | 日麗らかにして碧波氈の如し | せん |
毛織の敷物。 | ||
19 | 冕旒其の頭を束し黼黻其の身を拘す |
ほふつ ふふつ |
①天子の礼服のぬいとりの模様。 ②美しい文章のたとえ。 |
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20 | 強か呑んで頭岑岑たり | しんしん |
頭の痛むさま。 |