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漢字検定1級 書取 出題数ランキング

平成7(1995)年第1回から令和4(2022)年第1回まで

(2020年第1回はコロナで中止)の、のべ1190問を対象に、

出題数を調べました。

 

  • 出題数回(重要度SS

煽・扇

H16-③-14 強風にアオられて大火となった
H19-②-15 巨額の資金投入で相場をアオ

 

贖・貲

H23-②-15 死を以て罪過をアガナ
H19-①-14 犯した罪をアガナ

 

H19-①-15 書物一巻をアガナ
H23-②-14 薬舗で生薬をアガナ

 

軋轢

H11-②-07 姑との間に特にアツレキはなかった
H16-③-02 部内でのアツレキが目に余る

 

餡蜜

H15-②-05 よく冷えたアンミツが涼味をそそる
H20-①-05 よく冷えたアンミツが涼味を呼ぶ

 

縊死

H17-①-13 イシした友の亡骸を前に号泣する
H21-②-14 亡き人の跡を追ってイシしていた

 

頤使(指)

H17-①-12 尊大な態度で部下をイシする
H21-②-15 尊大な態度で部下をイシする

 

一縷

H20-②-01 イチルの望みを手紙に託した
H29-①-01 イチルの望みを残す

 

鯔背

H25-①-08 イナセな若い衆が勢揃いした
H29-③-15 イナセな兄いが肩で風を切る

 

弥栄

H24-①-11 両家にイヤサカを祈る
H29-①-08 画家のイヤサカを祈る

 

齲歯

H23-②-11 数本あったウシをすべて処置した
H27-②-07 数本あったウシをすべて処置した

 

冤罪

H12-②-05 現場に居合わせたばかりにエンザイを被った
H24-①-07 半生をかけてエンザイを晴らした

 

臙(燕)脂

H09-①-02 エンジ色の上着がよく似合う
H18-①-14 エンジ色のネクタイが良く似合う

 

諧謔

H29-①-11 全篇にカイギャク精神が横溢する
2022-①-04 講義しながら数カイギャクを弄する

 

乖離

H10-①-02 しだいに現実からカイリしていった
H15-①-06 人心からカイリした政策である

 

孵・孚

H19-③-02 野生のコウノトリが卵をカエした
2019-③-04 野鳥の卵を電熱で温め雛をカエ

 

懸河

H26-③-11 滔々たるケンガの弁をふるう
H29-②-09 滔々とケンガの弁を振るう

 

H28-②-05 大勢の臣下が幼帝にカシズ
2021-③-06 長年に亘って姑にカシズいてきた

 

H19-①-08 消しゴムのカスを集めて捨てる
H22-①-06 消しゴムのカスを捨てる

 

H15-③-14 大根をカツラ剝きにする
H18-①-12 カツラ籠に花を活けた

 

鼎峙

H23-②-03 三国が河の合流点でテイジした
H27-①-02 三大強国がテイジして互いに譲らない

 

H19-③-06 敵方にカンを通じていた嫌疑がある
H22-①-11 敵方にカンを通じていた疑いがある

 

鹹水

H22-③-12 世界最大のカンスイ湖である
H27-③-12 カンスイを煮詰めて塩を作る

 

渙発

H28-③-10 終戦の大詔がカンパツされた
2019-①-05 宣戦の大詔がカンパツされた

 

完璧

H07-②-08 仕事をカンペキに為し遂げよう
H18-③-15 計画にカンペキを期する

 

軋・轢

H21-①-11 櫓のキシむ音が響く
H27-②-02 井戸の滑車のキシる音が聞こえた

 

儀仗(兵)

H26-③-05 王の柩を運ぶギジョウ兵が粛粛と進む
H28-③-09 ギジョウヘイが護衛の隊伍を組む

 

拮抗・頡頏

H12-②-06 二つの勢力はキッコウしている
H25-①-02 両チームの実力がキッコウする

 

欺瞞

H07-①-02 その言動はギマンにみちみちている
H17-②-11 自己ギマンも甚だしい発言だ

 

杞憂

H20-②-06 心配はキユウに終わった
H30-②-04 心配がキユウに終わることを願う

 

久闊

H22-③-07 書状でキュウカツを叙する
H26-③-15 キュウカツを叙する

 

H14-①-07 風をひいたかクシャミが止まらない
H18-①-07 大きなクシャミをした

 

燻(薫)蒸(烝)

H10-②-02 クンジョウ剤を用い殺虫する
H18-②-02 クンジョウ剤を用いて虫を駆除した

 

謦咳

H15-②-12 師のケイガイに接する
H20-②-04 久し振りに先生のケイガイに接した

 

啓蟄

H19-②-10 ケイチツを迎え日々暖かくなる
H29-③-01 ケイチツを過ぎ心なし暖かくなった

 

警邏

H21-②-04 ケイラ隊を増強して防犯に努める
H24-③-04 ケイラ隊を指揮して巡視する

 

H20-③-11 あれこれと理屈をねる
2019-③-03 作品をねくり回して台無しにした

 

語彙

H13-③-05 日常使用するゴイを集めて調べる
H18-②-08 表現が巧みでゴイも豊かだ


肯綮

H26-①-04 コウケイに中たる名論である
2019-①-01 コウケイに中たる考えに殆感心した

 

虚仮

H16-①-01 コケにされたと言って熱り立った
H22-③-10 これまでさんざんコケにされてきた

 

呱呱

H08-②-06 病院の産室でココの声をあげた
H11-③-03 産室でココの声をあげてから半世紀が経った

 

H23-②-04 君が口を出すと話がコジれる
H30-①-10 隣国とのコジれた関係を修復する

 

H08-①-01 手をコマネいて見ていた
H21-③-11 手をコマヌいていても始まらない

 

蠱惑

H07-①-10 その女優には若者たちをコワクする何ものかがあった
H23-②-09 姫はコワク的な眼差しで王を見た

 

渾身

H09-②-01 コンシンの力をふりしぼった
2021-①-01 コンシンの力を振り絞って応戦した

 

焜炉

H27-②-01 煤けた石油コンロを掃除する
2020-②-13 瓦斯コンロに水を張った鍋をかける

 

H20-①-10 サゾお困りのことでしょう
H29-②-08 サゾ苦しかったであろう

 

H24-①-02 繭の中でサナギが育つ
H25-③-10 幼虫がサナギの時期を経て成虫になる

 

攫・掠

H10-①-08 その妙技は五輪の人気をサラった
H18-②-14 初出場の選手が優勝をサラった

 

忸怩

H19-②-02 内心ジクジたるものがある
H28-②-12 内心ジクジたる思いに囚われた

 

咫尺

H26-②-01 山頂までシセキの間に迫った
2021-③-10 ゆくりなく陛下にシセキする栄を得た

 

疾呼

H27-②-04 独裁制の打倒を大声シッコする
2021-②-08 戦場で友の名を大声でシッコする

 

絨緞(毯)

H17-③-07 ペルシャ織りのジュウタンを敷く
H15-③-02 部屋一杯にジュウタンを敷き詰める

 

蹂躪

H24-②-05 侵略者に国土をジュウリンされる
H27-①-10 人権をジュウリンする行為である

 

浚渫

H08-②-05 シュンセツ船が川砂利を運ぶ
H14-③-05 海底をシュンセツして航路を開く

 

鍾馗

H21-③-13 厄除けにショウキ像を屋根に据える
H25-③-08 端午の節句ショウキ様の人形を飾る

 

猖獗(蹶)

H09-②-07 黒死病ショウケツをきわめた
H26-①-03 ペストがショウケツを極めた

 

瀟洒(灑)

H13-①-04 街道筋にショウシャな邸宅が立ち並ぶ
H30-②-01 ショウシャな洋館を其処彼処に見る

 

証憑

H24-②-07 貸し金のショウヒョウ書類を保管する
H27-①-05 貸し金のショウヒョウ書類を保管する

 

招聘

H09-③-04 研究員として米国にショウヘイされた
H19-③-15 世界的な演奏家ショウヘイする

 

震駭

H17-①-03 世をシンガイさせた大事件である
H26-②-10 世をシンガイさせた大事故である

 

斟酌

H14-③-01 何のシンシャクがいるものか
H18-①-02 相手の立場をシンシャクして対応する

 

蕁麻疹

H19-①-10 ジンマシンが出てひどく痒い
H26-①-01 ジンマシンが全身に広がる

 

H18-③-12 人込みで財布をり取られた
H23-③-14 電車の中で財布をり取られた

 

H19-③-13 釣った魚を生けに放つ
H23-①-14 生けに鯉を放つ

 

H19-③-12 大根にが入っている
H23-①-15 大根にが入っていた

 

摺・擂

H23-③-15 煎った胡麻り鉢に移す
H18-③-13 山椒の木のり粉木を使う

 

推挽(輓)

H20-③-06 前社長が名誉顧問にスイバンされた
H24-①-08 老大家のスイバンで文壇に出る

 

縋・攀

H14-①-02 藁にもスガる思いで窮状を訴えた
H17-①-11 人の情けにスガって生きる

 

H09-③-05 猛火を前に立ちスク
H30-②-12 戸外の寒さに首をスクめる

 

H08-②-04 全員スコブる元気である
H13-②-08 体調はスコブるよろしい

 

H10-①-07 スバルと言われる星の一群がある
2019-①-02 冬の宵の空にスバルを探す

 

H22-③-15 昼になって朝顔の花がツボんだ
H24-③-14 昼になって蓮の花がツボんだ

 

H22-③-14 春になると梅の花ツボ
H24-③-15 春になると梅の花ツボ

 

窄・歙

H11-①-09 肩をスボめながら木戸をくぐった
H16-②-06 雨が止んだので傘をスボめた

 

掣肘

H08-②-03 独善を防ぐためにセイチュウを加える
2022-①-15 党員の行動にセイチュウを加える

 

寂寥

H21-②-07 セキリョウ感漂う晩秋の夕景である
H28-③-02 身内に去られセキリョウ感に襲われる

 

蠕動

H13-③-01 蚯蚓ゼンドウしてうごめき進む
H22-②-03 消化管壁が規則的にゼンドウする

 

箏曲

H18-③-06 尺八を伴うソウキョクを演奏する
H29-②-07 邦楽鑑賞会でソウキョクを演奏する

 

錚錚

H27-③-07 ソウソウたる顔ぶれが居並ぶ
H30-③-06 ソウソウたる顔触れの役者を揃える

 

双眸

H25-③-11 ソウボウに涙が光っていた
H29-②-14 ソウボウを輝かせて師の講義を聴く

 

咀嚼

H17-③-11 十分にソシャクして消化を良くする
2020-②-12 プラトンの言葉をソシャクして味わう

 

対蹠

H27-①-11 両者はタイセキ的な考え方をしている
H28-③-07 両者はタイセキ的な見解を有する

 

嗜・耆

H10-③-09 御隠居には茶道のタシナみがある
H24-③-01 舞は上品なタシナみとして尚ばれた

 

H08-②-10 これは何かのタタりではないか
H21-③-07 孫の代までタタると謂う

 

拿(拏)捕

H28-③-14 領海を侵犯した漁船をダホする
H08-①-09 港に着く直前貨物船はダホされた

 

撓・橈

H13-③-08 雪の重みで枝がタワ
H21-②-11 枝が雪の重みでタワんでいる

 

打擲

H14-③-02 さんざんにチョウチャクする
2021-②-07 怒りの余り散々にチョウチャクする

 

超弩級

H07-③-07 それを行うにはチョウドキュウの強い信念が必要だ
H21-③-09 映画史上チョウドキュウの大作だ

 

H26-③-12 ツキ弓を構えて狩り場に向かう
H28-②-18 ツキ弓を手挟み狩りに出る

 

H26-③-13 ツキに果物を盛って供えた
H28-②-17 ツキに菓子を盛って出す

 

H18-③-04 平蜘蛛のように這いツクバ
H22-②-11 地面に這いツクバって詫びた

 

H08-①-08 失敗には目をツブって何も言わないことにした
H20-①-11 失敗には目をツブることにした

 

覿面

H11-③-01 新薬の効果はテキメンである
H19-③-03 薬がテキメンに効いた

 

槓杆

H23-①-13 コウカンの原理を作って巨石を動かす
H24-③-13 コウカンの原理を応用し巨石を動かす

 

H12-①-07 上空で鳶がクルリと旋回した
H14-②-10 急にクルリと後ろを振り向いた

 

独擅場

H14-③-03 こうなれば彼のドクセンジョウ
H22-③-09 釣りの話なら彼のドクセンジョウ

 

髑髏

H20-①-08 土中からドクロが発掘された
H28-①-03 枯れ野にドクロが転がっている

 

蜷局・塒

H14-②-06 草むらに蛇がトグロをまいていた
H23-③-10 居酒屋でトグロを巻いていた

 

咄嗟

H08-①-04 トッサに身をかわした
H16-①-03 トッサの判断が必要である

 

H15-①-10 暮れナズむ鈍色の空を見上げた
H24-③-10 暮れナズむ西の空を眺めていた

 

H13-②-06 大根をシナびるまで干した
H15-①-09 南瓜の葉や茎がシナびている

 

H22-①-04 ナズナ粥を啜って邪気を祓う
2020-②-06 家々からナズナ打ちの音が響いてくる

 

H19-②-08 皮をナメして工芸品を制作する
H28-②-09 牛の皮をナメして袋をつくる

 

鵺・鵼

H23-③-02 ヌエのような正体不明の人物だ
H26-③-04 政界のヌエが通り名になっている

 

根刮

H15-③-08 大風で庭の木々がネコソぎ倒された
H23-③-01 台風で街路樹がネコソぎになった

 

H15-①-14 ノミ蝨 馬の尿する 枕元
H21-①-14 ノミの息も天に上がる

 

H15-①-15 ノミと言わば槌
H21-①-15 ノミと言わば槌

 

延縄

H12-③-08 ハエナワ漁業の船が出港する
H20-②-11 ハエナワ漁船が出港する

 

跛行

H19-③-10 景気は漸くハコウ状態を脱した
H24-①-01 相場のハコウ状態に打つ手がない

 

薔薇・薔

H18-②-03 新雪は朝日をうけてバラ色に輝いた
H24-②-01 バラ色の人生を夢想していた

 

飯盒

H12-③-01 ハンゴウで米を炊く
H19-③-07 ハンゴウ炊爨の準備が出来た

 

絆創膏

H13-③-02 傷口にバンソウコウを貼る
H27-①-04 傷口にバンソウコウを貼る

 

畢竟

H17-③-09 ヒッキョウ、人は死を免れぬ
H21-③-01  ヒッキョウ人知の及ばぬ問題である

 

繙・紐解

H12-①-08 古書をヒモトき調査した
H17-②-02 歴史をヒモトいて時代背景を調べる

 

剽窃

H12-②-08 苦心の結果を盗むことをヒョウセツという
H17-③-06 洋書からのヒョウセツを指摘された

 

H09-①-06 威嚇されたがヒルまなかった
H13-①-10 大敵にヒルむことなく歯向かった

 

紊乱

H23-①-02 風紀のビンランを危惧する
2021-②-14 風俗をビンランし民心の廃頽を招く


H20-②-14 降り積もった雪がフスマをのべたようだ
H26-①-14 降り積もった雪がフスマをのべたようだ


H17-②-15 資料にフスマを混ぜる
H26-①-15 飼料にフスマを混ぜる


H23-①-08 良いものと悪いものをフルい分ける
H29-③-14 一次試験で志願者の半数をフル


H18-③-02 茄子のヘタを切り落とす
H25-③-07 茄子のヘタにはとげがある


扁桃

H16-①-06 ヘントウセンが腫れ上がった
H21-③-02 ヘントウセンをいためた


H29-③-07 わざと要点をボカして話した
2021-①-04 肝心要の点をボカして返答する


(叢)祠

H17-③-08 路傍で天神様のホコラを見かけた
H28-①-05 路地裏に小さなホコラがある


H17-③-05 手紙には真情がホトバシっていた
H28-③-04 民衆から歓喜の声がホトバシ


将・当

H28-③-18 人かハタ又獣か何れとも知れぬ
H25-②-13 これは夢かハタ幻か


H19-①-09 羽織の脇にマチを入れる
H24-③-06 マチがある封筒に書類を入れた


希(稀)覯本

H16-③-03 本草学のキコウボンが古本市で高値をつけた
H21-②-02 本草学のキコウボン古書店で手に入れた


H18-①-11 厳寒のミギリ、風邪など召さぬよう
H25-②-07 陛下幼少のミギリの御筆蹟である


尨毛・毳

H27-②-14 ムクゲの犬を連れて散歩している
H30-①-18 ムクゲの犬を飼っている


槿・木槿

H27-②-15 生垣にムクゲの花が咲いている
H30-①-17 ムクゲの花が咲く時季になった


無辜

H10-③-05 多数のムコの民が犠牲になった
H17-①-02 戦乱の禍がムコの民に及ぶ


虫螻

H26-①-10 ムシケラ同然の扱いを受ける
2019-①-06 ムシケラ同然に扱われる


目睫

H20-①-03 大会はモクショウの間に迫った
H28-③-05 既にモクショウの間に迫っている


H16-①-09 鮫に向けてモリを構えた
H20-②-09 大魚目掛けてモリを放った


疚・疾

H11-①-01 心にヤマしいところはない
H29-③-11 何一つヤマしい処はない


H07-③-08 だるような暑さだった
H25-①-03 だるような暑さが続いた


幽邃

H29-③-10 冬枯れのユウスイな山林を逍遥する
2021-②-13 都塵を遁れユウスイなる山林に遊ぶ


H28-②-13 已後ヨウとして行方が知れない
2020-②-18 爾の後ヨウとして行方がしれない


膺懲

H14-③-12 逆賊にヨウチョウの剣を振るう
H28-②-15 奸賊にヨウチョウの剣を振るう


揺籃

H16-②-13 ここは古代文明ヨウランの地だ
H24-②-12 文明のヨウランの地を訪れる


洋蘭

H16-②-12 毎年ヨウランの品評会が開催される
H24-②-13 熱帯原産のヨウランが花をつけた


螺鈿

H14-③-11 ラデンの硯箱を愛蔵している
H28-①-10 ラデンの硯箱を愛用している


俚耳

H26-①-07 リジに入り易い譬え話をする
H30-①-08 リジに入りやすい譬え話である


流涎

H25-①-01 蒐集家のリュウゼンする稀覯本である
2021-②-04 リュウゼンの思いだが買う金がない


坩堝

H09-①-10 会場は興奮のルツボと化した
H13-②-10 人種のルツボのような大都会だ


濾過

H20-②-02 雨水をロカして飲料水にする
H23-③-03 汚染水をロカする装置を付ける


論・評

H14-①-05 人の弱点をアゲツラ
H23-②-08 他人の欠点をアゲツラ


態態

H08-①-07 ワザワザ集会に出向く
H28-③-01 ワザワザ出向かなくともよい


遡(泝)上

H13-①-07 鮭が川をソジョウし始めた
H16-③-13 鮭の群れが川をソジョウする


欷歔・唏嘘

H17-②-03 女のキキョする声が聞こえてきた
H26-③-03 葬儀場にキキョの声が満ちた


硼酸

H13-②-07 うがいの液にはホウサン水が用いられる
H26-②-03 ホウサン水で目を洗う


H23-②-05 釦穴を丁寧にカガ
H27-①-09 セーターの袖口を丁寧にカガ


菽麦

H12-②-02 シュクバクすら弁ぜぬ程の愚昧さである
H24-③-11 シュクバクを弁ぜざる愚者である


藉口

H30-②-03 業務にシャコウして遊興に耽る
2021-①-06 病気にシャコウして会合に出ない


裘葛

H26-③-14 キュウカツを易える
2019-③-11 今年みすみす異郷にキュウカツを易う


新禧

H23-③-12 恭賀シンキ、本年もよろしくお願いします
H17-③-12 賀状に恭賀シンキと認めた


藺草・藺

H09-③-07 古代埃及では水辺のイグサをペンに用いた
H22-③-08 イグサの茎は畳表に用いられる


痼・凝

H25-③-01 二人の間にシコりが残った
H28-③-12 二人の間にシコりを残した

 

 

軛・衡・頸木

H26-①-05 圧政のクビキから解放された
2019-①-11

因習のクビキが自由な行動を妨げる

 

以上、161語が2度出題されています。

  • 出題数回(重要度SSS

H16-③-15 毒杯をアオり自ら命を絶った
H19-②-14 毒杯をアオり絶命した
2019-②-18 ソクラテスは静かに毒杯をアオった


H09-①-07 初心者におアツラえ向きのものだ
H17-②-09 杖におアツラえ向きの枝を拾い上げた
2022-①-12 アツラえ向きの上天気になった


H08-①-06 法灯は消える時なく仏閣はイラカを並べている
H14-③-06 軒を並べイラカを争う
H27-②-06 白壁の商家がイラカを争う


H15-①-11 苦しさのあまりウメき声を上げた
H17-①-09 自分のウメき声で目が覚めた
H21-②-03 藪の中からウメき声が聞こえる


衍字

H18-①-15 校正してエンジを削除した
H22-①-05 校正が杜撰で誤植やエンジが目立つ
H25-②-15 校正してエンジを削除した


H11-③-08 コンサートにはオビタダしい数の若者たちが集まった
H17-③-01 オビタダしい蜻蛉が飛び交っている
H29-②-06 オビタダしい蝙蝠が空を蔽い尽くす


改竄

H15-①-01 この文書はカイザンされた疑いがある
H18-①-04 帳簿にカイザンの跡が見られた
H21-②-10 帳簿をカイザンした跡がある


灰燼

H15-②-03 大火で都はカイジに帰した
H21-①-06 戦乱で都はカイジに帰した
H27-②-05 福原の都はカイジに帰した


孵(孚)化

H11-②-03 人工フカにより、鴇の卵をかえした
H14-①-03 巣の中にフカしたばかりの雛を見た
H25-③-02 鱒の人工フカを盛んに行う


矍鑠

H16-③-06 白寿を迎えてカクシャクたるものだ
H19-①-11 米寿を迎えてカクシャクとしている
H24-①-12 カクシャクとして衰えを知らない


忝・辱

H10-②-05 それは誠にカタジケナ
H18-①-03 カタジケナいお言葉を戴いた
H27-③-02 ご交誼をカタジケノうする


H15-③-15 カツラをつけて役を演じた
H18-①-13 カツラを使用して髪型を変える
H27-①-13 カツラを着けて殿様役を演じた


H23-①-06 相手の攻撃を巧みにカワした
H25-③-05 敵の攻撃を巧みにカワ
H28-③-08 身をカワして避けた


忌憚

H14-①-08 キタンのない意見を言ってほしい
H18-②-12 キタンのない御意見を伺いたい
2019-①-17 出席者にキタンのない意見を促す


H15-①-08 夜風が優しく頬をクスグった
H20-②-05 夜風が優しく頬をクスグ
H25-②-02 巧みに自尊心をクスグ


腱鞘(炎)

H09-①-01 ケンショウ炎に罹る
H23-①-10 テニスに熱中してケンショウ炎に罹る
H16-②-03 ケンショウエンになってテニスができない


浩瀚

H16-①-13 コウカンな書物にあたって調べた
H23-①-12 コウカンな蔵書を有している
H24-③-12 コウカンな書物に通じた碩学である


H07-①-04 ゴシラえの式場であった
H18-②-09 勤倹力行して財産をコシラえた
H30-②-02 八方手を尽くして頭金をコシラえた


H18-①-10 水泳中にコムラ返りが起きた
H24-①-10 水泳中にコムラ返りを起こす
H28-②-11 睡眠中にコムラ返りが起きた


(溝)渫・浚・濬

H18-②-15 落ち葉の溜まった溝をサラ
H12-②-09 塀のへどろをサラった
2022-①-01 町内のドドブサラいに駆り出される


H17-③-14 障子の組子にサワラが使われている
H21-③-15 風呂桶の材料にはサワラを使う
H28-①-18 サワラを桶や盥の用材にする


H17-③-15 寒のサワラは特に美味だ
H21-③-14 寒のサワラは美味である
H28-①-17 瀬戸内海でサワラ漁が始まった


震撼

H18-③-10 世をシンカンさせた残虐な事件だ
H20-②-13 世間をシンカンさせる事件が起きた
H28-②-03 国中をシンカンさせる事件となった


真鍮

H15-①-03 扉のシンチュウの取っ手を引いた
H17-②-01 扉にシンチュウ製の取っ手をつける
H23-③-07 シンチュウ製の仏具を磨き上げる


先蹤

H19-②-12 史実を尋ねて古人のセンショウを踏む
H23-②-12 奇を衒わず古人のセンショウを踏む
H30-①-15 遷都の事はセンショウ通りに行う


僭称

H19-②-13 神の名をセンショウして人を裁く
H23-②-13 神の名をセンショウして人を裁く
H30-①-14 王の名をセンショウし国を略奪する


贓品・贓物

H19-②-03 ゾウヒンの故買で摘発された
H21-①-09 ゾウヒン故買の容疑で逮捕された
H23-③-11 ゾウブツ故買の容疑で逮捕された


蛇蝎(蠍)

H09-③-03 彼はダカツのように嫌われた
H12-①-04 父は文学青年をダカツの如く嫌った
H18-②-04 口舌の徒をダカツの如く嫌った


酣・闌

H09-①-04 秋もタケナワになりました
H24-②-10 タケナワの山で茸狩りをした
2021-②-01 桜の咲き匂う春タケナワの季を迎えた


竹籤

H21-①-07 タケヒゴを編んで笊を作る
H23-①-07 タケヒゴで模型飛行機の骨組みを作る
H25-①-09 タケヒゴで模型の骨組みを作る


H10-②-06 悪戯をタシナめられた
H19-②-07 不作法を姉にタシナめられた
H28-③-06 向こう見ずな行動をタシナめる


団欒

H16-②-02 一家ダンランの一時を過ごす
H18-①-01 楽しくダンランの時を過ごす
H24-①-06 一家ダンランの時を過ごす


敵愾心

H18-③-08 テキガイシンを剝き出しにする
H21-①-03 激しくテキガイシンを燃やす
H28-①-04 残虐な仕打ちがテキガイシン煽る


H10-①-06 世をねて隠遁生活にはいる
H14-③-07 世をねて隠栖する
2021-③-08 ねて口を利こうともしない


黴菌

H15-③-04 バイキンがはびこる汚濁地帯と化す
H24-②-08 無数の バイキンが蠢いていた
H30-②-08 煮沸消毒して バイキンを殺す


白皙

H20-③-09 長身ハクセキの青年が質問に立った
H23-③-09 長身ハクセキの青年が質問に立った
2020-②-03 嘗ては長身ハクセキ美青年であった


H25-②-12 ハタと膝を打った
H28-③-17 合点してハタと膝を打った
2022-①-14

憎い仇をハッタと睨み据えた


範疇

H08-③-07 学問のハンチュウを見直す時が来た
H15-③-01 美のハンチュウで考える問題だ
H17-③-10 それは美的ハンチュウに属する問題だ


H08-③-02 ビタ一文負けられない
H18-①-09 ビタ一文まけることは出来ぬ
2020-②-05 ビタ一文たりとも貴様には渡さぬ


緋毛氈

H13-③-03 茶屋のヒモウセンに腰をおろした
H16-③-05 病几にヒモウセンを敷く
H28-②-14 雛壇にヒモウセンを敷く


輻輳(湊)

H16-①-07 鉄道がフクソウした交通の要衝である
H24-③-08 鉄道がフクソウする要衝である
H27-②-11 荷船や小舟が川口にフクソウする


襖(絵)

H17-②-14 華麗なフスマ絵が公開された
H20-②-15 絢爛たるフスマ絵が目を驚かす
H09-③-09 狩野派フスマエを鑑賞する


幔幕

H10-①-01 錦のマンマクを張りめぐらせた
H17-②-05 会場には紅白のマンマクが引かれた
H25-②-08 会場を紅白のマンマクで囲った


H07-②-03 土俵にミナギる緊張感が伝わってくる
H16-③-10 全身に力がミナギ
2020-②-09 全身に闘志がミナギっている


凭・靠

H13-①-08 長椅子にモタれて午睡をする
H16-③-07 雑煮を食べ過ぎて胃がモタれる
H19-①-01 欄干にモタれて物思いに耽る


H08-①-10 いかなる結果をモタラすかは不明だ
H16-①-05 手術が良い結果をモタラした
H24-①-03 当主の交代が良い結果をモタラした


H15-③-10 川下に夜釣りの船をモヤう場所がある
H21-③-03 川岸に舟をモヤ
H29-①-05 小舟を岸にモヤ


H19-③-01 辺り一面にモヤが立ちこめる
H23-①-09 辺り一面にモヤが立ちこめた
2021-②-06 朝の港にモヤが立ち籠めている


轆轤

H11-②-01 ロクロを回して器作りに励む
H19-①-06 斧をロクロの砥石で研ぐ
H27-①-07 こけし作りにロクロを使う


蟠・磐・盤

H08-③-06 双方のワダカマりが解けた
H18-③-09 二人の何れにもワダカマりが残った
H20-③-07 二人の間には少しのワダカマりもない


心悸

H17-③-13 興奮してシンキ亢進が著しい
H23-③-13 激昂してシンキ亢進を惹き起こした
2021-①-03 近来シンキ亢進に悩まされている


擯斥

H22-③-06 法に背き社会のヒンセキを受ける
H24-②-04 国際社会からヒンセキを受ける
H28-③-11 国際社会のヒンセキを受ける


琺琅

H21-③-08 ホウロウ引きの鍋で煮物をする
H09-①-03 ホウロウ引きの鍋で煮る
2021-①-05 ホウロウ引きの小鍋にミルクを沸かす


H15-②-09 古くから晴れととの区別があった
H21-②-13 にも晴れにも普段着で通した
2019-③-17 晴れの別なく引き繕う


鴟尾

H15-②-04 鴉が本堂のシビの周りを飛び回った
H18-②-06 本堂の屋根に新たなシビを設えた
H26-①-06 大極殿の屋根の黄金のシビが光る


H19-③-08 矯めつスガめつ眺めて品定めした
H21-③-05 矯めつスガめつ壺を眺めた
H23-③-08 年代物の茶碗を矯めつスガめつ眺めた


贄・摯

H20-③-12 神に種々のニエを供えた
H22-②-14 神にニエを捧げる
H26-②-14 林で百舌の速ニエを見つけた

※百舌の早贄は、早摯だと不正解とされる可能性あり

 

以上、57語が3度出題されています。

  • 出題数(重要度SSSS

H09-①-05 悪夢にウナされる
H14-③-09 夜毎、悪夢にウナされる
H17-②-08 恐ろしい夢にウナされる
H21-①-08 夜な夜な悪夢にウナされる


H22-①-12 月にカサがかかる
H24-②-14 中天の陽にカサがかかる
H27-③-15 月にカサがかかる
H30-②-16 カサのかかった春の夜の月を眺める


H22-①-13 カサぶたが剝がれる
H24-②-15 カサぶたを剝がす
H27-③-14 傷口にカサぶたができる
H30-②-18 悪所通いがたたってカサを搔く


H18-②-10 刀を振りカザして構えた
H20-①-13 刀を振りカザして賊を撃退した
H24-②-02 刀を頭上に振りカザ
H29-②-17 眩しげに団扇を額にカザしている


H18-②-05 林檎の芯をり貫いた
H20-①-07 絶壁をり貫いて隧道を通した
H22-②-05 丸太をり貫いて太鼓を作る
H25-③-09 りを広く開けたドレスを着る


荼毘

H08-③-05 亡骸をダビに付す
H14-①-06 亡骸をダビに付した
H28-①-08 戦友の亡骸をダビに付した
2021-③-04 泣く泣く亡骸をダビに付した


鮸(鰾)膠

H12-①-10 企業合併の申し出をニベもなく断った
H17-③-03 ニベもなく断られた
H20-③-01 ニベもなく断れらた
H27-①-01 ニベもなく断られた


H16-③-11 鉦や太鼓で賑やかにハヤしたてた
H22-②-04 仲間の失敗をハヤしたてる
H24-③-05 鉦や太鼓でハヤしたてた
2019-①-09 やんややんやとハヤしたてる


H14-②-08 試合は最後までモツれた
H16-①-02 外交交渉がモツれてきた
H18-②-11 優勝争いは決定戦にモツれ込んだ
H24-②-03 交渉は深夜にモツれ込んだ


島嶼・嶋渚

H10-②-08 定期船が南太平洋のトウショをめぐる
H19-①-03 内海に点在するトウショを遠望する
H16-②-01 内海には大小数十のトウショが点在する
H25-②-03 内海に点在するトウショを遠望する


H12-②-10 兄弟でイガみあうのはやめにしよう
H16-②-07 相続をめぐって兄弟がイガみ合う
H19-②-04 親戚同士でイガみあう
2019-②-07 両家のイガみ合いは長年に亘る


搗(H21年-①-05は「糅」での別解答あり)

H18-①-06 日曜と祝日がち合った
H20-①-04 二人の視線がち合った
H25-②-11 双方の主張が正面からち合った
H21-①-05 家運が傾きてて加えて病人が出る


H22-①-08 子供のように泣きジャクっている
H24-②-09 子供のように泣きジャクっている
H26-②-06 ジャクりあげながら言い訳をする
H30-①-01 泣きジャクる子供に手を焼く


錵(国字での出題を除く)・沸

H20-③-13 ニエ鮮やかな名刀である
H29-③-19 名刀のニエの景色を賞翫する
H22-②-15 名刀の鮮やかなニエを賞美する
H26-②-15 日本刀の鮮やかなニエを称美する

 

以上、14語が4度出題されています。

  • 出題数(重要度SSSSS

H15-③-07 子どもを宥めスカして静かにさせた
H19-①-05 むずかる幼児を宥めスカ
H22-①-10 脅したりスカしたりして承知させた
H26-①-08 むずかる子を宥めスカして眠らせた
2021-②-11 脅したりスカしたりしてうんと言わす


H18-①-08 タガが外れたような騒ぎだった
H19-③-11 チームのタガが緩んでエラーが続出した
H24-①-05 職員のタガが緩んで事故が続いた
H27-②-03 チームのタガが緩んで惨敗した
H30-③-03 組織のタガが緩み不祥事が続発する


H08-②-07 トウの立った野菜は味が悪い
H16-③-09 美少年と言うにはトウが立っている
H19-③-05 子役を演じるにはトウが立っている
H24-③-09 トウが立ってもう食べられない
H27-③-05 トウが立って食用に適さない


馥郁

H10-②-04 梅がフクイクと香気を漂わせる
H13-①-02 フクイクたる薫りが心地よい
H15-①-05 フクイクたる梅の香が漂う
H20-①-09 フクイクたる薫りが漂ってくる
H27-①-08 フクイクたる香りが辺りに漂った


H10-③-08 不信の念が頭をモタげてきた
H17-③-02 新興勢力が頭をモタげてきた
H20-③-08 蛇が鎌首をモタげてきた
H25-②-06 疑惑の念が頭をモタげてきた
H30-③-09 俄然急進派が勢力をモタげてきた

 

以上、5語が5度出題されています。

  • 出題数(重要度SSSSSS

猥褻

H12-①-03 法廷はワイセツ文書と判定した
H14-③-04 ワイセツか、芸術かを法廷で争う
H16-②-04 裁判所がワイセツ文書と判断した
H25-③-04 公然ワイセツ罪で起訴される
H28-②-08 ワイセツか否かを法廷で争う
2020-③-14 強制ワイセツ罪の嫌疑を掛けられた

 

以上、1語が6度出題されています。

  • 出題数(重要度SSSSSSS

節榑

H16-①-04 両手の指がフシクレ立っている
H20-②-03 鍬を持つ手がフシクレ立っている
H22-②-06 鍬を握る手がフシクレだっている
H24-①-09 フシクレ立った手が斧を取った
H25-③-15 大木の幹が節クレ立っている
2019-③-05 フシクレ立った父の両手に抱かれた
2022-①-09 フシクレ立った手で書状を認める

 

以上です。

1位は回も出題されているのにはびっくりでした。

直近の試験でも出題されていましたね。

 

ご覧の通り、3~5年前の試験からもう一度出題されるケースが多いようなので

過去問の勉強は

2017(平成29)年~2019(平成31・令和元)年

を中心にやると効率がいいかもしれません。

でも、一度本試験で出題された言葉はS級ですので

どの問題が来ても解けるようにしましょう!

 

 

 


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