117-04 轍 |
音 | テツ | |||||
訓 | のり | わだち | あとかた | ||||
轍魚 | … | てつぎょ | (わだちの水たまりの中で苦しんでいる魚の意) 困窮に迫られているもののたとえ。轍鮒(てっぷ)。 |
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轍鮒 | … | てっぷ | ひどく危急に瀕するもののたとえ。轍魚。 | ||||
軌轍 | … | きてつ | ①わだち。車のあと。 ②法則。おきて。 ③過去の事跡。 |
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故轍 | … | こてつ | ①以前に通過した車のわだち。 ②前人の行なったやり方。昔ながらの仕方。前例。「―を踏む」 |
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車轍 | … | しゃてつ | 車の通り過ぎた跡。わだち。 | ||||
前轍 | … | ぜんてつ | ①前を進み行く車のわだち。 ②前人の失敗した方法にたとえる語。前車の轍。 |
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同一轍 | … | どういつてつ | 同じすじみち。「―を踏む」 | ||||
同轍 | … | どうてつ | ①(すべての車のわだちの幅を同じにする意から)天下を統一すること。同文同軌。 ②(同じわだちの意)同一であること。 |
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途轍 | … | とてつ | すじみち。道理。途方。 | ||||
覆轍 | … | ふくてつ | (くつがえった車のわだちの意から)前人の失敗のあと。失敗の前例。 | ||||
轍迹 | … | てっせき | ①通りすぎた車が残した車輪のあと。わだち。 ②車輪のあとと、馬の足あと。 ③物事が行われたあと。 |
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改轍 | … | かいてつ | 車のわだちをあらためる。車の通る道すじをかえること。 また、転じて、これまでのやり方を、変更することのたとえ。 |
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軌轍 | … | きてつ | ①通った車の車輪のあと。軌跡。 ②手本とすべき、昔の人の行い。 ③法則。 |
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結轍 | … | けってつ | たくさんの車が道路を往来して、車のわだちが入り交じること。 | ||||
氷轍 | … | ひょうてつ | こおった車輪のあと。 | ||||
涸轍 | … | こてつ | わだちの水たまりのかわいたあと。 《故事》非常に苦しい境遇のたとえ。 |
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転轍機 | … | てんてつき | 鉄道で、列車の通る線路を切り換えて、車両を他の線路に導くための装置。 線路の分岐点に設置する。ポイント。 |
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轍乱旗靡 | … | てつらんきび | 《故事》わだちの跡が乱れ、旗じるしがななめになびく。敵があわてて逃げるさま。 | ||||
轍鮒之急 | … | てっぷのきゅう | さし迫った危険・困窮。涸轍鮒魚。 | ||||
車轍馬跡 | … | しゃてつばせき | 車や馬の通過したあと。転じて、巡遊したあと。 | ||||
北轍南轅 | … | ほくてつなんえん | 志と行動が相反することのたとえ。 「轍」は車輪の跡、わだち。「轅」は車のかじ棒、ながえ。 わだちが北に向かっているのに、ながえを南に向けている意で、あべこべ、行き違いということから。 |
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善行は轍迹無し | 《故事》じょうずに行く人は、車の輪の跡や、足跡を残さない。 真の善行は人目にはたたないことのたとえ。 |
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轍(てつ)天下を環(めぐ)る | 車に乗って、天下をあまねくめぐる。 | ||||||
途轍も無い | 非常に度をはずれているさま。途方もない。 | ||||||
轍を踏む | 先例をくり返す。また、前人の陥ったと同じ失敗を後人がする。「前車の―」 |
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