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漢字検定1級過去問 令和04年(2022年)度【第1回】 故事成語・ことわざ

01 イラカ破れて霧不断の香を焚く 平家物語の一節。
甍は破れ、仏前で絶えずたく香の煙のように、霧が絶えることなくたちこめる。
02 ハクギョクロウ中の人と化す 白玉楼 文人・墨客が死ぬこと。
「白玉楼」は、文人・墨客が死後に行くといわれる天上の宮殿。
03 衆口金を鑠かしセッキ骨を銷す 積毀 讒言 (ざんげん) が積み重なると、堅い骨も溶かしてしまう。 人々の言う悪口の恐ろしさのたとえ。
04 ヘッツイより女房 生計すらたてられず、一人前でもないのに妻を欲しがる人のたとえ。自分一人でさえもとくに食べていけないくせに、結婚したがる男は多いもの。
05 バチが当たれば太鼓で受ける 付けたし言葉の一つ。
そんなことしちゃ撥当たる。
撥が当たれば太鼓で受ける。
06 海はスイロウを譲らず、以って其の大を成す 水潦 海はほんの水たまり程度のわずかの水でも、拒まず集めるものである。転じて小さなものといえども、すべてを吸収して大成する。
07 貧賤にセキセキたらず、富貴に忻忻たらず 戚戚 貧しく身分が低くても悲しんだりせず、財産や高い地位があってもそれを喜び楽しんだりしない。貧賤や富貴に心をとらわれないということ。
「戚戚」は、うれえ悲しむさま。
「忻忻」は、喜び楽しむさま。
08 シンルに順う者は帷幕を成す 針縷 小さなものでも集まれば、やがて大きなものになることのたとえ。
裁縫をしている者は一針ずつ縫っているが、ついには大きな垂れ幕を縫い上げるということ。
09 ショウキ大臣の棚から落ちたよう 鍾馗 威張ってた者がしくじって、面目丸つぶれて惨めな状態をいう。
10 水行コウリュウを避けざるは漁夫の勇なり 蛟竜 普通の人は恐れて逃げる蛟竜がいても、漁師は平気で水上を進む。
人にはそれぞれ持ち前の勇気があるということ。

 

 

 


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