漢検準一級・一級合格の為のデータブログ

漢検準一級・一級合格の為のデータブログです。

漢字検定1級過去問 令和4年(2022年)度【第1回】 音読み

01 深山に鐘が鏗鏗と鳴り響く こうこう
①金石のぶつかり合う音。②寺の鐘の音。
③ことばがはっきりしているさま。
02 蜿蜿と延びる之字路を辿る しじろ
「之」の字型の道。
曲がりくねっている道のこと。
03 内に機密を幹(つかさど)り出でて誥命を宣す こうめい
①天子が下の者につげ、また、命ずる文。みことのり。
②朝廷が爵位を与えるとき、天子が下すことば。
04 地層の裂罅にセメントを注入する れっか
われめ。さけめ。
05 枕簟を斂め室堂及び庭を灑掃す ちんてん
まくらと、むしろ。転じて、寝具のこと。
「簟」は、よしずで編んだむしろ。
06 吹花擘柳の風が吹き過ぎる はくりゅう
吹花擘柳…花をそっと吹き開かせ、また柳の芽を割き分けるようにそよぐ春の風。
07 城を高くし塹を深くし藺石を具う りんせき
城の上から、敵を防ぐために投げおとす石のこと。
08 俛仰の間にして四海の外を撫す ふぎょう
うつむいたり、あおいだりすること。たちいふるまい。
「俛仰之間」…《故事》顔をうつむけたり、あおむけたりするほどのわずかな間。
09 舟を江海に浮かべ楫櫂を捐棄す

しゅうとう

しょうとう

舟を進めるかい。
「楫」は、短いかい、「櫂」は、長いかい。
10 夫聖人は鶉居して鷇食(こうしょく)す じゅんきょ
うずらのように、すむ所が一定しないこと。
②十二星次の一つ。井宿から柳宿までの間。
11 心を竭くして自ら勖厲 きょくれい
精を出して努めはげむこと。
「厲」もはげむ意。
12 仗旗の纛旛を立てて即位式を行う とうばん
平安時代、軍陣で将軍の標識として立てた旗。
②昔、朝廷で即位式などのとき 大極殿(後世は 紫宸殿)の庭に威儀を整えるために立てた仗旗。
13 窮閭阨巷に処り困窘して履を織る こんきん
貧しくて、動きがとれず苦しむ。
14 種々の山菜を筐筥に盛って献上する きょうきょ
竹で編んだ四角いかごと丸いかご。
15 鴇羽の嗟が国中に満ちていた ほうう
鴇羽之嗟…人民が、兵役にかりだされてばかりいて、自分の父母を養うことができない嘆き。
16 山林羈鞅少なし、世路艱阻多し

かんそ

かんしょ

人生や、山道がけわしく苦しいこと。
17 鱗鰭首尾宛も刻画の若し りんき
魚のうろことひれ。
18 放飯する毋れ、流歠する毋れ りゅうせつ
水のながれるような音をたてて汁を吸う。
19 殷たる雷大風を従え霾翳を散ぜしむ ばいえい
まきあげられた土砂が空をおおって暗いこと。
20 彭殤を斉しくするは妄作為り ほうしょう
長命と短命。
「彭」は、尭帝の臣下の長寿者、彭祖のこと。「殤」は、年若くして死んだ者のこと。

 

 

 


【漢字要覧1級/準1級】
持っておくと何かと便利です! 
 
【漢検 漢字辞典第二版】
辞書を引く癖大事です!
 
【準一級過去問】
過去問は必須です!
 
【準一級二略(上略)】
特におすすめ問題集! 
 
【準一級二略(下略)】
特におすすめ問題集! 
 
【分野別漢検でる順問題集準1級】
頻出語習得におすすめ!