※この回より、音読は20問に変更。
01 | 容姿嬋娟とした女性である |
せんけん せんえん |
あでやかで美しいこと。 なよなよとして美しいさま。 |
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02 | 余韻縹渺として含蓄の趣がある | ひょうびょう |
①かすかに見えるさま。はっきりしないさま。 ②かぎりなく広いさま。渺茫(びょうぼう)。 |
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03 | 人情に悖戻せる人物である | はいれい |
道理にそむくこと。 | ||
04 | 辛うじて余喘を保つ | よぜん |
死にかかっていて、なお息のあること。虫のいき。 また、比喩的に、ほとんど駄目になったものが、わずかにもちこたえていること。 |
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05 | 遒勁筆力に圧倒される | しゅうけい |
書画・文章などの筆力が強いこと。 「遒」「勁」ともに強い意。 |
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06 | 遺稿集に誄文を寄せる | るいぶん |
死者生前の功徳をたたえて哀悼の意を表す詞。 しのびごと。弔辞。 |
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07 | 工事は予定通り進陟している | しんちょく |
①物事が進みはかどること。 ②官位などをすすめのぼすこと。 |
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08 | 長身白皙の紳士である | はくせき |
皮膚の色が白いこと。 | ||
09 | 机上に巻帙を繙く | かんちつ |
書籍の巻と帙。 転じて、書籍。また、その巻数。 |
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10 | 憫諒の念が募る | びんりょう |
あわれんで思いやること。 また、あわれみ。 |
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11 | 微恙のため休暇をとる | びよう |
軽い病気。 | ||
12 | 上役の頤使に甘んじる | いし |
人をあご(頤)で使うこと。 威張って人に指図すること。 |
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13 | 芳卉として珍重される | ほうき |
かんばしい草。芳草。 | ||
14 | 指嗾されて騒動を起こした | しそう |
さしずして、そそのかす。けしかける。 | ||
15 | 死を免れたのは徼幸だった |
きょうこう ぎょうこう |
まぐれあたりの幸運をもとめる。また、その幸運。 | ||
16 | 佇眄して去りし人の俤を追う | ちょべん |
たちどまって見る。 | ||
17 | わが樊籠の身を嘆く | はんろう |
①鳥かご。 ②官職など、人をしばるもののたとえ。 |
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18 | 袞竜の袖に隠れる | こんりょう |
①天子の礼服につける竜の刺繍。 ②袞竜の御衣(ぎょい)。 |
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19 | 社稷を憂うる臣少なし | しゃしょく |
①昔の中国で、建国のとき、天子・諸侯が壇を設けて祭った土地の神(社)と五穀の神(稷)。 ②国家。朝廷。 |
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20 | 戎馬倥偬の間に身をおく | こうそう |
いそがしいこと。 戎馬倥偬(じゅうば こうそう)…戦場で慌しく走り回り、忙しく軍務を行うこと。 |