| 01 | 潺湲たる遣り水が涼感を誘う |
せんかん せんえん |
| ①水が流れるさま。また、その音。 ②涙が垂れ流れるさま。 |
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| 02 | 各地の銘酒に品騭を加える | ひんしつ |
| 事物の優劣や品質などを論じ定めること。 品定め。 |
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| 03 | 入り江に蜑戸が連綴する | たんこ |
| 蜑人の住む家。また、その家族。 あまの家。 |
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| 04 | 陛下の軫念あらせ給う所である | しんねん |
| ①天子が心にかける、また、心を痛めること。 ②うれえ思うこと。心配。 |
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| 05 | 貘の絵を描いてお守りにする | ばく |
| ①ウマ目バク科の哺乳類の総称。 ②中国で想像上の動物。人の悪夢を食うと伝え、その皮を敷いて寝ると邪気を避けるという。 |
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| 06 | 注文と涓埃も違わぬ出来である | けんあい |
| しずくとちり。 極めてわずかなことにたとえる。 |
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| 07 | 深窓に育って笄年に及んだ | けいねん |
| はじめて笄(こうがい)をさす年。 女の十五歳のこと。また、女の結婚適齢期。 |
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| 08 | 夜半に瑟瑟たる松風を聞く | しつしつ |
| ふかみどりの色。 さびしい色調をあらわすのに使う。 |
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| 09 | 執拗な推鞫にあった | すいきく |
| 罪人などを取り調べること。吟味。推問。 | ||
| 10 | 螽斯の化を享受する | しゅうし |
| きりぎりす（螽蟖）の漢名。 数多く産卵するところから、子孫が繁栄することをいうのに用いる。 |
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| 11 | 功あって将軍より偏諱を賜る | へんき |
| 貴人などの2字以上の名の中の1字。 将軍あるいは大名などが、家臣の功ある者、または元服の際などに名の1字を与えた。 |
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| 12 | 凶歉に備えて貯粟する | きょうけん |
| 農作物の出来が非常に悪いこと。 はなはだしい不作。凶荒。 |
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| 13 | 幺麼を重用して朝政を乱す | ようま |
| ①小さい。細かい。 ②価値のないつまらないこと。また、そのような人。 |
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| 14 | 宦官に閹奴を用いる | えんど |
| 去勢されて宮廷の後宮に仕える男子。閹者（えんしゃ）。 | ||
| 15 | 怫鬱として籠居していた | ふつうつ |
| 気がふさいで、むかむかする。 | ||
| 16 | 廟謨既に定まって上下心を同じくす | びょうぼ |
| 廟堂すなわち朝廷のはかりごと。朝廷の政治の方針。 「謨」は、はかりごとの意。 |
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| 17 | 頻りに鴻慈に浴し、未だ鷁退の歎有らず | げきたい |
| 六位の蔵人の極臈（最上位）が、五位になると蔵人を辞さねばならない場合に、六位に留まり極臈を辞して末席たる新蔵人となること。 風に強い水鳥も、大風には後退を余儀なくされる意。 |
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| 18 | 軍士沢中に於いて馬草を鎌取す | れんしゅ |
| 刈る。刈り取る。 | ||
| 19 | 朝猿甍棟に響き、夜水帷薄に声す | ぼうとう |
| 屋梁。 | ||
| 20 | 匏瓜の徒に懸かるを懼る | ほうか |
| うりの一種。ひさご。 | ||
