2023-08-12から1日間の記事一覧
21 衵姿の童女が現れた あこめ 22 軈て学頭に陞せられた のぼ 23 場末の往来はひどく濘っていた ぬか 24 備にその由を告げる つぶさ 25 愛用の檋を手入れする かんじき 26 進退谷まって自ら刎ねる は くびは 27 笛のような美しい声で鷽が囀る うそ 28 剣を扣…
01 潺湲たる遣り水が涼感を誘う せんかん せんえん ①水が流れるさま。また、その音。②涙が垂れ流れるさま。 02 各地の銘酒に品騭を加える ひんしつ 事物の優劣や品質などを論じ定めること。品定め。 03 入り江に蜑戸が連綴する たんこ 蜑人の住む家。また、…
21 袖口の綻びを絎ける く 22 鸛は高木の樹頂に営巣する こうのとり 23 何か攫んだようだ つか 24 憖知っていたが故に迷いが生じた なまじ なまじい 25 人々の願望が神話を孚んだ はぐく 26 錺職は幾種類もの鏨を使う たがね 27 訐きて以て直と為す者を悪む …
01 瑇瑁の簪を挿している たいまい ウミガメ科のカメ。中形で、甲長約70センチメートル。背甲は鼈甲(べっこう)といい珍重、各種の装飾品に製作。 02 すでに擣碪の音も絶えた とうちん きぬたをうつ。 03 国の未来を謬らせる荼毒となる とどく 非常に苦しめ…
21 拇ほどの大きさだった おやゆび 22 両者漸く覇権を争うに曁ぶ およ 23 渋柿を焼酎につけて醂す さわ あわ 24 澪筋を伝って舟を進めた みおすじ 25 一里四方に亘って柞原が広がる ははそはら 26 屈強の者二人に轎を舁かせる かご 27 米搗つ男等、恐れ惑い…
01 幽邃の地に山墅を営む さんしょ 山中の別荘。山荘。 02 可憐な丫鬟が目に留まった あかん ①あげまきに結んだ髪。②転じて、頭をあげまきにした幼女。また、年少の侍女、腰元、婢。 03 一隅に囁囁の語が起こった しょうしょう しょうじょう ささやく。 04 …