01 | 歌舞伎界の巨擘と称えられる | きょはく |
親指。 非常にすぐれた人にたとえることもある。 |
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02 | 朋友盍簪して談論風発する | こうしん |
友達どうしをよせ集めること。転じて、友達どうしの集合のこと。 「簪」は、髪の毛を集めてとめるかんざし。 |
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03 | 見事な鬚髥を蓄えている | しゅぜん |
あごひげとほおひげ。ひげ。 | ||
04 | 播遷の止むなきに至る | はせん |
遠方の土地をさすらう。 | ||
05 | 勖勉して名を虎傍に連ねた | きょくべん |
はげみつとめる。 努力する。 |
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06 | 太后の還暦を賀して寿讌を催す | じゅえん |
長生きを祝う宴会。 | ||
07 | 雪嵐が見る見る輜重を埋没した | しちょう |
重い荷物をのせるほろのついた車。旅人の荷物。 軍隊が必要とする兵器・食糧などのこと。 |
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08 | 兵士たちが吶喊の声を上げた | とっかん |
大勢が一時にわめきさけぶこと。鬨(とき)の声を挙げること。 まず息をとめ、次いで爆発的に大声をあげる意。 |
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09 | 慫慂されて市長選に出馬した | しょうよう |
かたわらから誘いすすめること。 | ||
10 | 刱業の大事に尽瘁する | そうぎょう |
事業を新しく始めること。 | ||
11 | 幺麼を任用して政が乱れる | ようま |
①小さい。細かい。 ②価値のないつまらないこと。また、そのような人。 |
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12 | 衆心の綏撫に勤める | すいぶ |
なだめて、やすらかに落ち着かせる。 | ||
13 | 患者の癰疽を切断する | ようそ |
危険なできもの。 浅くて大きいものを「癰」、深くて悪性なものを「疽」という。 |
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14 | 現体制の弊竇を剔抉する | へいとう |
15 | 亡国は筐篋を富まし府庫を充たす | きょうきょう |
本箱として用いる、竹の箱。 | ||
16 | 輒然として吾に四肢形体有るを忘る | ちょうぜん |
①直立して身動きしないさま。 ②にわかなさま。突然。 |
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17 | 微歩して羅襪軽塵を生ず | らべつ |
うすぎぬで作ったたび。 靴下。 |
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18 | 打嚏人の説く有り | だてい |
くさめをする。くしゃみをする。 「打」はある動作をする意。 |
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19 | 日、下舂を加うるも往来多し | かしょう |
日が沈みかかるのをいう語。ゆうがた。ひぐれ。 「舂」は臼でつく意。 |
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20 | 木の罌缶を以て軍を度す | おうふ |
口の部分が小さく、腹部が大きいかめ。 |