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漢字検定1級過去問 平成28年度【第3回】 音読み

01 果たして後に卓犖たる軍師となった たくらく
他よりぬきん出てすぐれていること。卓越。
「卓」も「犖」もすぐれる意。
02 粉齏せられて迹だに留めなかった ふんせい
こなごなになること。
こなみじんにすること。 
03 蜑戸の連綴する入江を望む たんこ
蜑人の住む家。また、その家族。
あまの家。
04 冢墓を発き棺椁を啓いた かんかく
内と外と二重になったかんおけ。
「棺」は、じかに死体を入れる箱「椁」は、棺を入れる外箱。
05 黝然たる海が眼前に広がる ゆうぜん
うすぐろいさま。
樹木がこんもりと茂ってうす暗いさま。
06 寄港地での淹留を余儀なくされた えんりゅう
久しくとどまること。
07 泛駕の馬に喩うべき逸才である ほうが
泛駕の馬・・・はやってわだちの跡をふみはずし、車をひっくりかえすような馬。
常軌に従わない英雄のたとえ。
08 信徒の多くは磔罪を申し渡された たくざい
はりつけの刑。
09 冪冪たる雲を裂いて閃光が走った べきべき
雲などが一面におおいかぶさって暗いさま。
10 嚼蠟無味の日録を通見する しゃくろう
蝋を噛む・・・少しも味がなくまずいことのたとえ。
転じて、詩文などにおもしろみが少しもないことのたとえ。
11 灯火をかかげて芸帙を繙く うんちつ
かおりぐさを入れた書帙。
「芸(かおりぐさ)」は、書物に挿んで紙魚を防ぐ草のこと。
12 詒謀を循守して家名を挙げた いぼう
子孫のためによいはかりごとをのこす。
13 諸川を浚渫して舟楫の便を図る しゅうしゅう
舟とかい。また、舟のこと。
転じて、天子の政治をたすける臣下のたとえ。
14 杲杲たる落日が連山を紫に変ずる こうこう
日の光りが輝くさま。
15 嶷然として人馬を容れない ぎょくぜん
ひときわたかくぬきんでるさま。
ひときわすぐれているさま。
16 悪水沈澱して溝渠を淤塞 おそく
どろがつまってたまる。
17 狃習して其の事を知る じゅうしゅう
よくなれる。
18 茅簷の下に終日寒山と対坐す ぼうえん
かやぶきの軒。また、その家。
19 正に病翼の黐粘に遭うが如し ちでん
鳥を捕らえるのに使う、ねばねばしたもちとりもち。
20 日中に踆烏有り、月中に蟾蜍有り せんじょ
ひきがえる。月にすんでいて月を食い、このために月が欠けるといわれる。
踆烏(しゅんう)は太陽の中にいるという伝説の三本足のカラス。「踆」はうずくまる意。

 

 

 


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