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漢字検定1級過去問 平成30年(2018年)度【第2回】 音読み

01 風に交じる靄迺が人の心を愁殺する

あいだい

あいない

① 舟の艫のきしる音。また、船に棹さす時に掛ける声。転じて、船人のうたう歌。船歌。棹歌。
② 木こりのうたう歌。
02 遒勁無比の筆勢に圧倒され尽くす しゅうけい
書画・文章などの筆力が強いこと。
「遒」「勁」ともに強い意。
03 埃氛を離れ深山に幽居の地を定める あいふん
汚れた空気。ほこりの多い空気。
転じて、俗世間のけがれた風俗。
04 乱世に乗じ鴟梟の欲を逞しくする しきょう
ふくろう。
残忍で凶悪な人のたとえ。
05 脇付に几帳面な字で猊下とあった げいか
高僧をよぶ敬称。
06 不辜の人であることが死後判った ふこ
罪のない人。
07 饑渇せる四方の民が麕集する

きんしゅう

くんしゅう

群がり集まること。
08 扈蹕する者百人を下らなかった こひつ
天子の外出につき従う。
09 牆垣を隔てず貧を恥ずることもない しょうえん
かき。かきね。垣牆。
10 日本の原像を求め藐焉たる上古に遡る ばくえん
①はるかに遠いさま。
②孤独なさま。
11 顕官の妻と雖も手ずから舂簸した しょうは
穀物を臼でつき、箕でぬかやかすをふるって取り除く。
②米をうすつき、箕で糠を除く。
12 余輩の蠡測したる所を笑覧に供する れいそく
見識の狭いことのたとえ。
小さな蠡(ひさご)で海水の量をはかること。
13 栩栩然としてイカロスは天高く舞った くくぜん
①喜ぶさま。
②ふわふわするさま。飛ぶ羽のように自由で愉快なさま。
14 帝都に向かう者日に輻湊し月に薈萃 わいすい
繁茂。
「薈」は茂る意、「萃」は集める意。
15 二子共に齠齔、遊戯を止めず ちょうしん
①ぬけかわりかけている乳歯。7、8歳の年ごろのこと。
二また、その頃の子ども。
16 恵沢を瀛表に流し仁風を区外に被らす えいひょう
海の外。海外。
17 一語中たらざれば則ち愆尤駢び集まる けんゆう
あやまち。過失。
18 甌窶篝に満ち汙邪(おや)車に満つ おうろう

「甌窶」…高地の狭小な地域。

「篝」…竹で編んだ籠。

「汙邪」…低い地。
史記・滑稽傳」より。

高下の田地みな収穫多く篝中に満ち、車上に満ちること。

19 久しく大兵を屯し供費殫竭 たんけつ
①つきはてる。すっかりなくなること。
②尽き果てる。尽くす。
20 洞宮儼として以て嶷岌たり ぎょくきゅう
高くそびえる山。また、山が高くそびえるさま。岌峨。
高峻。

 

 

 


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