67-06 犀 |
音 | サイ | セイ | ||||
訓 | かた(い) | するど(い) | |||||
犀角 | … | さいかく | ①犀の角つの。邪気を払い、毒を消すなどの霊力をもつとされ魔除けのほか細工物に用いた。 ②犀の角の先端部を粉末にした生薬。漢方で解熱薬。 |
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犀利 | … | さいり | 武器が堅く鋭いこと。転じて、文章の勢い、頭の働きなどが鋭いこと。 | ||||
瓠犀 | … | こさい | (「ひさごのたね」の意)美人の、よくならんだ美しく白い歯のたとえ。 | ||||
燃犀 | … | ねんさい | (東晋の温嶠が犀の角を燃やして怪物がいるという淵の底までも明るく照らした故事から) 物を見抜く明があること。 |
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木犀 | … | もくせい ぼくさい |
キンモクセイ・ウスギモクセイ・ギンモクセイなどの総称。 | ||||
霊犀 | … | れいさい | 霊力のある犀は角に筋または穴が通っていて、先端と根元とがあい通じているということから 人の意思が通じ合うたとえ。 |
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犀甲 | … | さいこう | さいの皮でつくったよろい。 |