140-14.5 鶴 |
音 | カク | |||||
訓 | つる | しろ(い) | |||||
鶴駕 | … | かくが | (周の霊王の太子晋が仙人となって白鶴に乗って去ったという「列仙伝」の故事から) ①皇太子の車。 ②仙人の乗りもの。 |
||||
鶴禁 | … | かっきん | 皇太子の御所。東宮御所。 | ||||
鶴頸 | … | つるくび | ①徳利・花瓶・茶入れなどの、口が鶴の頸のように細長いもの。 ②夕顔の一種。果実は円く、瓶状をなす。しゃくびょうたん。 ③頸の長い人。 ④クレーンの俗称。 |
||||
雲鶴 | … | うんかく | 雲と鶴とを配合した綾などの文様。 | ||||
玄鶴 | … | げんかく | 黒色の鶴。老鶴をいう。くろつる。 | ||||
鶴馭 | … | かくぎょ | 仙人がつるに乗って飛ぶこと。 | ||||
鶴書 | … | かくしょ | 世間から隠れ住んでいる有能な士に対する、天子からの呼び出し状。 | ||||
鶴髪 | … | かくはつ | つるの羽のように白い髪。白髪。 | ||||
鶴歩 | … | かくほ | つるのようにゆっくりした歩み。 | ||||
鶴俸 | … | かくほう | 鶴料。官吏の給料。 | ||||
鶴鳴之士 | … | かくめいのし | 《故事》朝廷に用いられず、才能を発揮できないでいるりっぱな人。鶴鳴之歎。 | ||||
鶴林 | … | かくりん | 《仏教》沙羅双樹の林の別名。 ▽釈迦が死んだとき、常緑樹である沙羅の木がつるの羽のように白くなったという故事から。 転じて、寺。 |
||||
鶴唳 | … | かくれい | つるが鳴く。また、つるの鳴き声。 つるの鳴き声のように、悲しげな文章やことば。 |
||||
鶴鶴 | … | かっかく | はねの白いさま。また、白くて光沢のあるさま。 | ||||
鶴企 | … | かくき かっき |
つるのように、首をのばしつま先でたって、しきりに待ちのぞむこと。 | ||||
跨鶴 | … | こかく | ①鶴にまたがって空を飛ぶ。 ②仙人になること。 ③死んで昇天すること。 |
||||
風声鶴唳 | … | ふうせい-かくれい | 風の音やツルの鳴き声など、かすかな物音にも敵が来たかとおびえること。 また、わずかなことに恐れおののくたとえ。 |
||||
閑雲野鶴 | … | かんうん-やかく | なんの拘束もなく自由にのんびりと暮らすたとえ。また、隠者の心境の形容。 「閑雲」は静かに空に浮かぶ雲。「野鶴」は原野に悠々と遊ぶ鶴。 |
||||
鶴髪童顔 | … | かくはつ-どうがん | 年寄りが元気なこと。白髪頭の老人が、幼子のように血色がいい意から。 「鶴髪」はツルのように白い髪の毛。 |
||||
鶴立企佇 | … | かくりつ-きちょ | 心から待ち望むこと。「企」はつまさき立つ、「佇」は待ち望む意。 ツルの立ち姿のように、つまさき立って待ち望む意から。 |
||||
梅妻鶴子 | … | ばいさい-かくし | 俗世を離れた、清らかで風雅な隠遁(いんとん)生活のたとえ。 妻をもたずウメを植え、子のかわりにツルを飼って暮らす意から。 |
||||
焚琴煮鶴 | … | ふんきん-しゃかく | 風流心のないことのたとえ。また、殺風景なこと。 琴を焼き、ツルを煮る意から。 |
||||
鶴は枯れ木に巣をくわず | すぐれた者は身を寄せる所を慎重に選ぶたとえ。 | ||||||
鶴の脛(はぎ)も切るべからず | ものにはそれぞれ本来の性質があるもので、無理に人為を加えてはならないという戒め。 ツルのはぎが長いからといって切ってしまえばツルは悲しむということから。 |
||||||
鶴の一声 | 多くの対立する者の発言を制することのできる有力者や権威のある人の一声。 | ||||||
鶴九皐(きゅうこう)に鳴き声天に聞こゆ | すぐれた人物は、隠れていてもその名声が遠くまで知れ渡ることのたとえ。 ツルは奥深い沼沢にいても、その気品のある声は天にまで届く意から。 |
||||||
焼野の雉(きじ)夜の鶴 | 巣を営んでいる野を焼かれたきじが自分の身を忘れて子を救い、 また寒い夜、巣ごもる鶴が自分の翼で子をおおうというところから、親が子を思う情の切なるたとえ。 |
||||||
芥(ごみ)溜めに鶴 | ごみために鶴がおりたように、環境と不相応にひとり立ち勝っていることのたとえ。 「はきだめに鶴」とも。 |
||||||
鶏群の一鶴(いっかく) | 多くの凡人の中にいる一人のすぐれた人のたとえ。 | ||||||
鶴は千年亀は万年 | 寿命が長くめでたいことにいう。 |
【漢字要覧1級/準1級】 持っておくと何かと便利です! |
【漢検 漢字辞典第二版】 辞書を引く癖大事です! |
【準一級過去問】 過去問は必須です! |
【準一級二略(上略)】 特におすすめ問題集! |
【準一級二略(下略)】 特におすすめ問題集! |
【分野別漢検でる順問題集準1級】 頻出語習得におすすめ! |