01 イチルの望みを手紙に託した 一縷 02 雨水をロカして飲料水にする 濾過 03 鍬を持つ手がフシクレ立っている 節榑 04 久し振りに先生のケイガイに接した 謦咳 05 夜風が優しく頬をクスグる 擽 06 心配はキユウに終わった 杞憂 07 鍬形をソビやかした武者人…

01 元旦に家族皆でトソを祝う 屠蘇 02 チーズの熟成にアオカビを利用する 青黴 03 大会はモクショウの間に迫った 目睫 04 二人の視線がカち合った 搗 05 よく冷えたアンミツが涼味を呼ぶ 餡蜜 06 故人の俤をハンスウして画帳に描いた 反芻 07 絶壁をクり貫い…

01 辺り一面にモヤが立ちこめる 靄 02 野生のコウノトリが卵をカエした 孵・孚 03 薬がテキメンに効いた 覿面 04 シンピョウ性の高い記事である 信憑 05 子役を演じるにはトウが立っている 薹 06 敵方にカンを通じていた嫌疑がある 款 07 ハンゴウ炊爨の準備…

01 交渉がコウチャク状態に陥った 膠着（著） 02 内心ジクジたるものがある 忸怩 03 ゾウヒンの故買で摘発された 贓品 04 親戚同士でイガみあう 啀 05 一歩一歩に喘ぎガイソウする 咳嗽 06 巡視船が沖をユウヨクしている 遊（游）弋 07 不作法を姉にタシナめ…

01 欄干にモタれて物思いに耽る 凭・靠 02 海上にシンキロウが出現した 蜃気楼 03 内海に点在するトウショを遠望する 島嶼 嶋渚 04 一年間のススボコリを払う 煤埃 05 むずかる幼児を宥めスカす 賺 06 斧をロクロの砥石で研ぐ 轆轤 07 行きつけのショシで珍…

01 ヒナアラレと菱餅を供える 雛霰 02 茄子のヘタを切り落とす 蔕 03 寝た切りでジョクソウに悩まされる 褥（蓐）瘡 04 平蜘蛛のように這いツクバう 蹲 05 思い出をルル語った 縷縷 06 尺八を伴うソウキョクを演奏する 箏曲 07 座敷にシタンの座卓がある 紫…

01 書類の重要箇所にフセンを貼る 付（附）箋 02 クンジョウ剤を用いて虫を駆除した 燻烝 薫蒸 03 新雪は朝日をうけてバラ色に輝いた 薔薇・薔 04 口舌の徒をダカツの如く嫌った 蛇蝎（蠍） 05 林檎の芯をクり貫いた 刳 06 本堂の屋根に新たなシビを設えた …

01 楽しくダンランの時を過ごす 団欒 02 相手の立場をシンシャクして対応する 斟酌 03 カタジケナいお言葉を戴いた 忝・辱 04 帳簿にカイザンの跡が見られた 改竄 05 ドウモウな熊に襲われる 獰猛 06 日曜と祝日がカち合った 搗 07 大きなクシャミをした 嚔 …

01 オビタダしい蜻蛉が飛び交っている 夥 02 新興勢力が頭をモタげてきた 擡 03 ニベもなく断られた 鮸（鰾）膠 04 コンボウを振り回して暴れる 棍棒 05 手紙には真情がホトバシっていた 迸 06 洋書からのヒョウセツを指摘された 剽窃 07 ペルシャ織りのジュ…

01 扉にシンチュウ製の取っ手をつける 真鍮 02 歴史をヒモトいて時代背景を調べる 繙・紐解 03 女のキキョする声が聞こえてきた 欷歔・唏嘘 04 指をクワえて見ている他なかった 咥・銜・啣 05 会場には紅白のマンマクが引かれた 幔幕 06 粘土をコねて人形を…

01 ツツガなく老後を暮らす 恙 02 戦乱の禍がムコの民に及ぶ 無辜 03 世をシンガイさせた大事件である 震駭 04 ワビしい山間の駅に降り立った 侘 05 謀叛のカドで捕らえられた 廉 06 アンタンたる気持ちで罹災地から帰る 暗澹 07 疲労コンパイの態でたどりつ…

01 ウンチクを傾けた一書である 蘊（薀）蓄 02 部内でのアツレキが目に余る 軋轢 03 本草学のキコウボンが古本市で高値をつけた 稀（希）覯本 04 花弁とガクとが区別しにくい花もある 萼 05 病几にヒモウセンを敷く 緋毛氈 06 白寿を迎えてカクシャクたるも…

01 内海には大小数十のトウショが点在する 島嶼 嶋渚 02 一家ダンランの一時を過ごす 団欒 03 ケンショウエンになってテニスができない 腱鞘炎 04 裁判所がワイセツ文書と判断した 猥褻 05 食中毒で激しくトシャする 吐瀉 06 雨が止んだので傘をスボめた 窄…

01 コケにされたと言って熱り立った 虚仮 02 外交交渉がモツれてきた 縺 03 トッサの判断が必要である 咄嗟 04 両手の指がフシクレ立っている 節榑 05 手術が良い結果をモタラした 齎 06 ヘントウセンが腫れ上がった 扁桃腺 07 鉄道がフクソウした交通の要衝…

01 美のハンチュウで考える問題だ 範疇 02 部屋一杯にジュウタンを敷き詰める 絨毯（緞） 03 民権運動はリョウゲンの火の如く広まった 燎原 04 バイキンがはびこる汚濁地帯と化す 黴菌 05 架空の取引をネツゾウした 捏造 06 老舗のキンツバ焼きは流石にうま…

01 家訓がシッコクとなり思うに任せぬ 桎梏 02 ジャコウは薬料としても使われる 麝香 03 大火で都はカイジンに帰した 灰燼 04 鴉が本堂のシビの周りを飛び回った 鴟尾 05 よく冷えたアンミツが涼味をそそる 餡蜜 06 サッソウと舞台に登場した 颯爽 07 ムセび…

01 この文書はカイザンされた疑いがある 改竄 02 収集家スイゼンの的の陶器だ 垂涎 03 扉のシンチュウの取っ手を引いた 真鍮 04 生産工程のアイロを打開する必要がある 隘路 05 フクイクたる梅の香が漂う 馥郁 06 人心からカイリした政策である 乖離 07 町に…

01 何のシンシャクがいるものか 斟酌 02 さんざんにチョウチャクする 打擲 03 こうなれば彼のドクセンジョウだ 独擅場 04 ワイセツか、芸術かを法廷で争う 猥褻 05 海底をシュンセツして航路を開く 浚渫 06 軒を並べイラカを争う 甍 07 世をスねて隠栖する …

01 悔恨とザンキの念が跡形もなく消え去った 慙愧（悸） 02 学問のウンノウを究める 蘊奥 03 天地カイビャクについての神話を繙く 開闢 04 鴉が鳴き牛がアエぐ 喘 05 隣の人とはジッコンの間柄だ 昵懇 06 草むらに蛇がトグロをまいていた 蜷局・塒 07 蕎麦屋…

01 ウカツにも時計を忘れてきた 迂闊 02 藁にもスガる思いで窮状を訴えた 縋・攀 03 巣の中にフカしたばかりの雛を見た 孵（孚）化 04 招待状をシタタめる 認 05 人の弱点をアゲツラう 論・評 06 亡骸をダビに付した 荼毘 07 風をひいたかクシャミが止まらな…

01 蚯蚓はゼンドウしてうごめき進む 蠕動 02 傷口にバンソウコウを貼る 絆創膏 03 茶屋のヒモウセンに腰をおろした 緋毛氈 04 銀時計のメッキが剝げる 鍍金 鍍 05 日常使用するゴイを集めて調べる 語彙 06 飼い犬が人間の子供にシットした 嫉妬 07 オトリソ…

01 グハン少年として送致される 虞犯 02 旧家のジュウキで昔の食膳を再現した 什器 03 古来のロウシュウを打ち砕く 陋習 04 経済のヒッソク状況から抜け出る 逼塞 05 自分には一点のカシもないと主張する 瑕疵 06 大根をシナびるまで干した 萎 07 うがいの液…

01 然しナガら事態はさし迫っている 乍 02 フクイクたる薫りが心地よい 馥郁 03 内外の書物を博く読みアサった 漁 04 街道筋にショウシャな邸宅が立ち並ぶ 瀟洒（灑） 05 骨董品のシンガンを見極める 真贋 06 健康のためにゼイニクを落とす 贅肉 07 鮭が川を…

01 ハンゴウで米を炊く 飯盒 02 モッケの幸いと快諾した 勿（物）怪 03 コハク色の香水の瓶が並ぶ 琥珀 04 人口にカイシャしている事実だ 膾炙 05 実情をワイショウ化した報告である 矮小 06 情勢の変化により計画にソゴをきたした 齟齬 07 わざとツッケンド…

01 二十数年前に秦のヘイバヨウが発見された 兵馬俑 02 シュクバクすら弁ぜぬ程の愚昧さである 菽麦 03 転んで腕のジンタイを傷めた 靭帯 04 やがてボウダとして涙を流した 滂沱 05 現場に居合わせたばかりにエンザイを被った 冤罪 06 二つの勢力はキッコウ…

01 推論の形式にエンエキと帰納がある 演繹 02 先代のイハツを継ぎ暖簾を守る 衣鉢 03 法廷はワイセツ文書と判定した 猥褻 04 父は文学青年をダカツの如く嫌った 蛇蝎（蠍） 05 有名画伯がキゴウした色紙だ 揮毫 06 わが社のコケンに関わる 沽（估）券 07 上…

01 新薬の効果はテキメンである 覿面 02 もろみからショウユをつくる 醤油 03 産室でココの声をあげてから半世紀が経った 呱呱 04 現在はチッキョ生活を強いられている 蟄居 05 正倉院展にギガク面が展示される 伎楽 06 アサモヤに遠山が霞んで見える 朝靄 0…

01 ロクロを回して器作りに励む 轆轤 02 初物はシュンの前触れです 旬 03 人工フカにより、鴇の卵をかえした 孵（孚）化 04 新型のショウカイテイが建造される 哨戒艇 05 頭をぶつけ軽いノウシントウを起こす 脳震盪 脳振蕩 06 ハれ物に触るように注意深く扱…

01 心にヤマしいところはない 疚 疾 02 クサビ形文字の解読に成功した 楔 03 相手はケゲンそうな顔をした 怪訝 04 話にオヒレがついて噂の花が咲く 尾鰭 05 学校でのイジめが問題となっている 苛 06 聴衆の前でトウトウとまくし立てた 滔滔 07 ボシン戦争で…

01 ラッパ水仙を栽培する 喇叭 02 小鰺のミリン干しを炙る 味醂（淋） 03 静かな秋の夜 読書のダイゴ味を味わう 醍醐 04 添加物のハツガン性の有無を調査した 発癌 05 多数のムコの民が犠牲になった 無辜 06 帝はエイマイな君主で人望も高かった 英邁 07 場…