01 | えんぶ しゅうぶん | 偃武 | 世が平和で穏やかなこと。 「偃武」は戦を止めて武具を片付けること。 「修文」は学問を修めること。 争いがなく学問に努める事ができるという意味から。 |
( ? )修文 | |||
02 | ろうき ふくれき | 老驥 老騏 |
老いても昔と同じように大志を抱き続けること。 「老驥」は老いた駿馬のこと。 「櫪」はくぬぎの木。床下の横木に使うことから馬屋のこと。 三国志の曹操の詩の一節で、若い頃に千里を駆けた駿馬が老いて馬屋に伏していても、千里を駆ける志を捨てないということから。 |
( ? )伏櫪 | |||
03 | えんけい きょしょう | 延頸 | 強く待ち焦がれること。 または、すぐれた才能を持つ人物が現れるのを心待ちにすること。 |
( ? )挙踵 | |||
04 | しった げきれい | 叱咤 | 大声で励まして元気付け、奮い立たせること。 「叱咤」は大声で叱る、または励ますこと。 「激励」は激しく励まし元気付けること。 |
( ? )激励 | |||
05 | おうが らいりん | 枉駕 | 訪問を歓迎する敬語表現。 「枉駕」は進路を変えてわざわざ立ち寄ること。 「来臨」は来客があることの敬語表現。 |
( ? )来臨 | |||
06 | りゅうきん しゃくせき | 鑠石 | 金属や石が全て溶けて流れるほどの猛烈な暑さのこと。 「鑠」は溶かすという意味から、熱さや火力のたとえ。 十個の太陽が同時に昇って金属や石を全て溶かしたという古代中国の伝説から。 |
流金( ? ) | |||
07 | ゆうずう むげ | 無礙 無碍 |
何かにこだわることがなく、思考や行動が自由であること。 「融通」は物事が停滞することなく順調に進むこと。 「無礙」は障害になるものがないという意味。 |
融通( ? ) | |||
08 | ちょうしん るこつ | 鏤骨 | 非常に辛い苦労をすること。 または、苦心を重ねて詩文を作り上げること。 |
彫心( ? ) | |||
09 | かいし しんろう | 蜃楼 | 気象現象の蜃気楼のこと。 または、非現実的な考えや根拠のない理論のたとえ。 「海市」と「蜃楼」はどちらも蜃気楼(光の異常屈折が原因で遠くのものが浮かんで見えたりする現象)のこと。 |
海市( ? ) | |||
10 | おうこう かっぽ | 闊歩 | 威張って自分勝手に歩き回ること。または、自分勝手に振舞うこと。主に悪人の振舞いのことを言う。 「横行」は身勝手に振舞うこと。 「闊歩」は堂々と偉そうに歩き回ること。 |
横行( ? ) |