01 | しま おくそく | 揣摩 | 根拠もなしに、あれやこれやといい加減な推測をすること。 「揣摩」は推測すること。 「臆測」はでたらめな推測のこと。 |
( ? )臆測 | |||
02 | ろうぎ かいてい | 螻蟻 | 取るに足らないような些細なことが大きな問題の原因になることのたとえ。 「螻蟻」は螻蛄(けら)と蟻(あり)のこと。 「潰堤」は堤防が破れること。 |
( ? )潰堤 | |||
03 | さくへき とうこう | 鑿壁 | 貧しい生活をしながら勉学に励むこと。苦学のたとえ。 「鑿」は穴を開けること。「偸」は盗むこと。 壁に穴を開けて隣の家の光を盗み、盗んだ光で勉強をするということから。 前漢にいた匡衡は貧しく、灯火の油を買うことができず、壁に穴を開け、隣家の明かりを盗んで勉学に励んだという故事から。 |
( ? )偸光 | |||
04 | じゃくそう きゅうきょ | 鵲巣 | 他人の地位や成功を横取りすること。 または、嫁いできた女性が夫の家をわが家とすることのたとえ。 |
( ? )鳩居 | |||
05 | かいろ こうり | 薤露 | 人の一生は儚いということのたとえ。 または、死者を葬り、見送るための歌。 「薤露」は韮に降りた朝露との意味。 「蒿里」は中国にある死者の魂が集まるとされる山の名前。 |
( ? )蒿里 | |||
06 | まんもく がいさい | 睚眥 | たくさんの人ににらまれること。 「万目」は多くの人の目という意味から、大勢の人のこと。 「睚眥」はにらむこと。 |
万目( ? ) | |||
07 | しゅくや むび | 夢寐 | 一日中いつも思うこと。 朝早くから夜寝て夢の中でも思うという意味から。 「夢寐」は夢の見ている間のこと。 |
夙夜( ? ) | |||
08 | りょうばん こきょ | 虎踞 | 地形が険しく、攻めにくい地域のこと。 または、すぐれた能力のある者が、とある地域を手に入れて、そこで権勢を振るうこと。 または、文章に勢いがあること。 |
竜蟠( ? ) | |||
09 | ぼっこん りんり | 淋漓 | 墨を使って書かれたものが生き生きとしている様子。 「墨痕」は墨の跡という意味から、墨で書かれているもののこと。「淋漓」は水などの液体が滴る様子ということから、筆勢がみずみずしいということ。 |
墨痕( ? ) | |||
10 | せっし やくわん | 扼腕 搤腕 |
激しく怒って、悔しがる様子のこと。 「切歯」は歯ぎしりをすることや歯を食いしばること。 「扼腕」は自身の片方の腕をもう片方の手で握り締めること。 |
切歯( ? ) |