01 | かれん ちゅうきゅう | 誅求 | 税金や年貢を手加減せずに、厳しく取り立てること。 「苛斂」と「誅求」はどちらも厳しく責めて取り立てるという意味。 |
苛斂( ? ) | |||
02 | しょうふう ろうげつ | 嘯風 | 自然の景色を愛でて、風流を好んで楽しむこと。 「嘯風」は風に合わせて歌を歌うこと。 「弄月」は月を見て褒め称えること。 |
( ? )弄月 | |||
03 | まこ そうよう | 麻姑 | 物事が思い通りにうまくいくこと。 または、細かい要望に対して満足する結果で応えることができること。 |
( ? )掻痒 | |||
04 | へいしょく やゆう | 秉燭 | 人生は短いので、夜遅くまで遊んで楽しもうという意味。 「秉燭」は手に灯りを持つこと。 |
( ? )夜遊 | |||
05 | せいせつ ふしょく | 井渫 | すぐれた才能をもつ人物が登用されずにいることのたとえ。 「井渫」の「渫」は水の底にあるごみを取り除くという意味から、「井渫」はきれいな井戸水のこと。 「不食」は飲むためには用いないこと。 ごみなどのないきれいな井戸水があるのに、飲むための水として用いないという意味から。 |
( ? )不食 | |||
06 | ちょうりょう ばっこ | 跋扈 | 特に悪人などの世間から疎まれるような人たちが好き勝手に振舞い、横暴な態度をとること。 「跳梁」は跳ね回ること。 |
跳梁( ? ) | |||
07 | えんけい きょしょう | 挙踵 | 強く待ち焦がれること。 または、すぐれた才能を持つ人物が現れるのを心待ちにすること。 |
延頸( ? ) | |||
08 | はんぶん じょくれい | 縟礼 | 形式や規則、礼儀、手続きが複雑で面倒くさいこと。 「縟礼」は複雑で分かりづらい礼儀や作法のこと。 |
繁文( ? ) | |||
09 | ぞうじ てんぱい | 顛沛 | 忙しくて慌ただしい時。または、ごく短い時間のこと。 「造次」は慌ただしい時。とっさの場合。 「顛沛」はつまずいて転ぶことから、ごく短い時間のたとえ。 |
造次( ? ) | |||
10 | ちょうちゅう てんこく | 篆刻 | 詩文を作るときに、細かい部分の技巧を必要以上にこだわること。 または、細かい部分の技巧にこだわって飾っただけの内容のない詩文のこと。「彫」と「刻」はどちらも刻み込むという意味。「彫虫」は虫に文字を刻み込むこと。または、一説には非常に複雑な書体の虫書のこと。「篆」は漢字の書体の一つで、非常に複雑な書体。「篆刻」は木などに篆書の文字を刻み込むこと。 非常に複雑な書体で書いただけの文章という意味から。 |
彫虫( ? ) |