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漢字検定1級過去問 平成8年度【第3回】 故事成語・ことわざ

01 同じ穴のムジナ

一見関係がないようでも実は同類・仲間であることのたとえ。 多くは悪事を働く者についていう。
02 ゴマメの魚交じり

小鰯

古女

田作

つまらない者が、りっぱな人々の中に交じって一人前の顔をしていることのたとえ。
03 鑿と言えばツチ

鑿を持ってこいと言われれば、それを使うのに必要な槌も一緒に持ってくる。 万事に気が利くことのたとえ。
04 ウダツが上がらない

卯建

世俗的な意味での出世が中々できない。
金銭的に恵まれる状況にならない。
05 鳥無き里のコウモリ

蝙蝠

天鼠

すぐれた者や強い者のいない所で、つまらない者がいばることのたとえ。
06 チョッカンは一番槍より難し 直諫 直諫は、戦場での一番槍よりも勇気がいるものだということ。「一番槍」は、戦場で一番に敵陣に突入して槍を突き入れること。
07 臍の緒引き 生まれた時のままで少しも進歩していないということ。
08 その子乃ちカショクの艱難を知らず 稼穡 親たちが過去に農事にどれだけ苦労を重ねたかなど、安楽の中に生れた子どもには、わからない。
09 アツウンの曲 遏雲 空を流れ行く雲までもおしとどめるすぐれた音楽や歌声のこと。
10 呉牛月を見てアエ

過度におびえ恐れることのたとえ。
また、疑いの心があると、何でもないものにまで恐れや疑いの気持ちをもつたとえ。
11 命はコウモウより軽し 鴻毛 命を捨てることは、少しも惜しくない。
12 インイツ暴慢は飲酒より生ず

淫逸

淫佚

怠けて楽しみにふけり、驕り侮る行いの根本は飲酒から生ずる。
13 セキトク書疏は千里の面目 尺牘 手紙の筆跡が上手なのは、千里の遠方にまで面目を施すことになる。 
14 海はスイロウを譲らず、以って其の大を成す 水潦 海はほんの水たまり程度のわずかの水でも、拒まず集めるものである。転じて小さなものといえども、すべてを吸収して大成する。
15 ヒョウフウ朝を終えず驟雨日を終えず 飄風 つむじ風が朝の間じゅう吹きつづけることはないし、にわか雨が一日じゅう降りつづけることもない。
不自然な出来事は長くは続かないというたとえ。

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