01 | カを匿し垢を含む | 瑕 | すぐれた才のある立派な人物でも小さな弱点くらいあるもので、大した問題にはならないということのたとえ。 |
02 | 和を以て貴しとなす、 上和らぎて下ムツぶ |
睦 | おたがいの心が和らいで協力することが貴いのであって、むやみに反抗することのないようにせよ。人びとが上も下も和らぎ睦まじく話し合いができるならば、ことがらは道理にかない、何ごとも成しとげられないことはない。 |
03 | 俎板の上のコイ | 鯉 | 料理されるのを待つ鯉の意から、相手の意向や運命にまかせるよりほかに方法のない状態のたとえ。 |
04 | 虚栄心は人をジョウゼツにし、自尊心は沈黙する | 饒舌 | アルトゥル・ショーペンハウアーの格言。 人は見栄を張ろうとすればするほど饒舌になるが、自尊心のある者ならば、多くは語らない。沈黙は金なり。 |
05 | 人生ヘキトウ一個の事あり、立志是れなり | 劈頭 | 人生では、まっさきに志を立てることが大切であるという意味。 |
06 | モヌケの殻 | 蛻 | ① セミやヘビのぬけがら。もぬけ。 ② 人の抜け出したあとの寝床や住居などのたとえ。 ③ 魂が抜け去った体。死骸。 |
07 | 猫のうるめシンシャク | 斟酌 | 内心は望んでいながら上辺だけ断ることのたとえ。 |
08 | 正直と勤勉を汝の不断の ハンリョたらしめよ |
伴侶 | ベンジャミン・フランクリンの言葉。 正直と勤勉こそが、大切であることを説いた。 |
09 | 人はみなテツにつまずけども山につまずくことなし | 垤 | 人は大きなことには用心するので失敗しないが、小さなことには油断してかえって失敗しやすいということ。 |
10 | タカジョウの子は鳩を馴らす | 鷹匠 | 子供は親の仕事を見よう見真似で自然に覚えていくというたとえ。 |