| 01 | エンオウの契り | 鴛鴦 | 鴛鴦（おしどり）はつねに雌雄が一つがいとなって離れないことから、夫婦仲のむつまじいことをいう。 |
| 02 | 人生は咲き誇る時は短く、チョウラクの時は長い | 凋（彫）落 | ウーラントの言葉。 |
| 03 | シャレるには金がいる、じゃれるには暇がいる | 洒落 | シャレるとじゃれるがかかった言葉遊び。 |
| 04 | 道なるものはシュユも離るべからざるなり | 須臾 | 人の性に従うのが人の道であるから、道はもともと人間から離れて存在するものではない。 |
| 05 | 兄弟、牆にセメげども外其のあなどりを禦ぐ | 鬩 | ふだんは兄弟仲が悪くていさかいが絶えないが、ひとたび外部から侮辱や侵略を受けたときは、心を合わせて戦うことをいう。 |
| 06 | フンケイの交わり | 刎頸 | 相手のためなら首を切られて死んでも後悔しないほどの親密な交際。 |
| 07 | カニは甲羅に似せて穴を掘る | 蟹 | 蟹は、それぞれ自分の体に合った穴を掘って住む穴を作ることから、人間も自分の身分や力量に応じた言動をするということ。 |
| 08 | アリの熊野参り | 蟻 | 多くの人がぞろぞろ列を作って行くことを、参詣人を引き合いに出したたとえ。 |
| 09 | 田畑は雑草によって損なわれ、人はドンヨクによって汚される | 貪欲（慾） | 法句経にある言葉。 |
| 10 | ホリュウの姿は秋を望んで落ち、松柏の質は霜を経ていよいよ茂る | 蒲柳 | カワヤナギのような私は、秋を前にして葉が落ちてしまい、マツやコノテガシワのような皇帝は、霜が降りるとよりいっそう葉を茂らせる。 |
