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漢字検定1級過去問 平成26年度【第1回】 故事成語・ことわざ

01 文章は経国の大業にして不朽のセイジなり 盛事 文章は、国を治めるための重大な事業であり、永久に朽ちることのない盛大な仕事である。
02 明珠ロウボウに出ず 老蚌 平凡な親からすぐれた子が生まれるたとえ。
03 山の神にオコゼ 虎魚・鰧 山の神は「醜女(しこめ)」だったため、自分より醜い魚をみて、我が身をなぐさめた話より。
04 命を知ものはガンショウの下に立たず 巌牆 天命を重んずる人は、今にも崩れそうな危険な崖の下に立たないものだ。
05 釣りして綱せず、ヨクして宿を射ず 孔子は釣りはするが網で一網打尽に魚を捕ると言うことはしない。鳥を捕る時も矢に糸を付けて捕る(弋)が、巣にいる鳥を狙うと言うことはしない。節度が大切という意味。
06 ラッキョウ食うて口を拭う 薤・辣韮 辣韮を食ったあとで、知らぬ顔をしようとしても、口臭ですぐに分かるように、悪いことをして、知らぬ振りをしようとしても、すぐにばれることをいう。 
07 酒にベッチョウあり 別腸 酒には酒の入る別の腸がある。 酒量の多少は身体の大小には関係しないことをいう。
08 三十輻イッコクを共にす 一轂 車の三十本の輻(や)は轂(こしき)の空虚な部分に集まっているが、この空虚な部分があってはじめて、車が回転して役に立つということ。無用の用。
09 リュウジョ飛ぶの時花城に満つ 柳絮 蘇軾の詩より。柳は春、花を咲かせたあと、綿毛のような実を結ぶ。これが柳絮だが、風にのって運ばれてゆくさまは雪が舞うようでも、羽毛が舞うようでもある。
10 セキレキに翫れて、玉淵を窺わず 磧礫 底の小石の見えるような浅い川に慣れ親しんで、宝石の沈んでいる深い淵をのぞきこもうとしない。つまらぬものに慣れてしまい、本当にすばらしいものを見ようとしないたとえ。

 

 

 


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