01 | 紡績業では蚕繭が重要な位置を占めた | さんけん |
蚕がつくる繭。 また、蚕と繭。 |
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02 | 皇太子は践祚して皇位を継承した | せんそ |
皇嗣が天皇の位を承け継ぐこと。先帝の死去あるいは譲位の直後に行われる。 「践」はふむ意、「祚」は「阼」で、主人が堂に登る東側の階段、ひいて天子の位の意。 |
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03 | 本葬にあたる斂葬の儀が行われる | れんそう |
しかばねをうずめほうむること。 | ||
04 | 忠臣達は袂接し肩摩して蝟集した | べいせつ |
袂接肩摩。人の多いことをいう。 | ||
05 | 鑰匣に入れる |
やくこう やっこう |
かぎ箱。 | ||
06 | 不用意な発言が釁端を啓く結果となった | きんたん |
不和のいとぐち。争いの始まり。 「釁」はすきまの意。 |
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07 | 孤犢 乳に触れ、驕子 母を罵る | ことく |
父親のいない子どものたとえ。 「犢」は子牛。 |
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08 | 臥木は蠹を成し易し | と |
きくいむし。木材・樹木のしんを食い破る。 また、衣服や本を食い破る虫。 |
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09 | 至治の馨香、神明に感ず | けいこう |
よい香り。けいきょう。 | ||
10 | 良賈は深く蔵して虚なるが若し | りょうこ |
よい商人。よい商人は品物を奥深く隠して、店頭には飾っておかない。 賢者が学徳を隠して、てらわないことのたとえ。 |
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11 | 楼閣玲瓏として五雲起こる | れいろう |
①宝玉や金属がふれあって鳴るさわやかな音の形容。 ②宝玉のように冷たくさえて輝くさま。 |
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12 | 大いに逕庭有りて、人情に近からず | けいてい |
二つのものが大きくかけはなれていること。非常な違い。へだたり。懸隔。 「径」「逕」は狭い路、「庭」は広場。 |
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13 | 王たるや茆茨翦らず | ぼうし |
ちがやといばら。 それでふいた粗末な屋根や粗末な家。 |
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14 | 悲惨なる光景、千里に連亙す | れんこう |
つらなりわたること。長くつづくこと。 | ||
15 | このごろ譖毀すること多し | しんき |
悪口をいう。そしる。 |