01 | いび ちんたい | 萎靡 | 次第に勢いが弱くなっていくこと。 「萎靡」は草木がしなびること。 「沈滞」は一つの場所で滞って動かなくなること。 どちらも勢いがなくなることのたとえ。 |
( ? )沈滞 | |||
02 | ふとう ふくつ | 不撓 | 苦労や困難があっても決して諦めることがないこと。 「不撓」は心が折れないこと。「撓」は固いものが強い力で曲がるという意味。 「不屈」は屈しないこと。 |
( ? )不屈 | |||
03 | えんえん ちょうだ | 蜿蜿 蜿蜒 |
行列などが長くうねるように続いていること。 「蜿蜿」は蛇や竜などが体をうねらせながら進む様子。 「長蛇」は長い蛇のことから、長い列のたとえ。 |
( ? )長蛇 | |||
04 | そったく どうじ | 啐啄 | 絶好の機会のこと。また、学ぶ者と指導者の呼吸がぴったり合うこと。「啐」は、雛(ひな)がかえろうとするとき、殻の中で泣く声のこと。「啄」は、親鳥が卵の殻を外からつついて、雛が出てくるのを助けること。 |
( ? )同時 | |||
05 | ちんか たいたん | 枕戈 | いつでも戦いができるように準備を怠らないこと。 「戈」はほこ、武器のこと。「旦」は夜明け。 武器を枕にして、いつでも戦える状態を保って夜明けを待つという意味から。 |
( ? )待旦 | |||
06 | ざんぱい れいしゃ | 冷炙 | そっけない扱いをされ、辱めをうけること。 「残杯」は他の人が口をつけて残した酒。 「冷炙」は焼いたあとに冷めた肉。 人の食べ残した飲食物で、もてなしをされる意味。 |
残杯( ? ) | |||
07 | ちょうりょう ばっこ | 跋扈 | 特に悪人などの世間から疎まれるような人たちが好き勝手に振舞い、横暴な態度をとること。 「跳梁」は跳ね回ること。 |
跳梁( ? ) | |||
08 | せんせん きょうきょう | 兢兢 | 恐れを感じて震える様子。 「戦戦」は恐怖で震えること。 「兢兢」は恐れて慎んだ態度をとること。 |
戦戦( ? ) | |||
09 | よくい めいじゅ | 明珠 | 身に覚えのないことで疑いをかけられること。 「薏苡」は、ハトムギのこと。数珠玉に似た白い種子の穀物。薬用・食用とされる。 「明珠」は、宝石のこと。 |
薏苡( ? ) | |||
10 | せんこう さくはん | 索瘢 | 他人の失敗や欠点をしつこく見つけ出そうとすること。 「索」は探すこと。「瘢」は傷跡。 人の垢を洗い流すようなことをしても、傷跡を探そうとするという意味から。 |
洗垢( ? ) |