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漢字検定1級過去問 平成9年度【第3回】 四字熟語

01 おくりょう らくげつ 屋梁 友人を思う切ない心情のこと。
中国の詩人杜甫が江南に流された友人の李白を思い、「家の屋根に落ちかかる月に君の面影を見た」と詩を詠じたことから。
( ? )落月
02 かそう さいり 禍棗 価値のない無駄な書籍を出版することを批判する言葉。
なつめやなしにとって、無駄な書籍のために切られるのは災難だという意味から。
( ? )災梨
03 おんせい ていせい 温凊 親孝行をすること。冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるように気を配り、夜には寝具を整え、朝にはご機嫌をうかがうこと。子が親に仕えて尽くすべき心がけを説いたもの。
「凊」はすずしい意。
( ? )定省
04 そうじん ふぎょ 甑塵 とても貧しいことのたとえ。
「甑」は蒸すための調理器具で、こしきやせいろのこと。
「魚」は蚊の幼虫のボウフラのこと。
こしきには塵がつもり、鍋にはボウフラがわいて炊事をすることができないほど貧しいということから。
( ? )釜魚
05 あゆ ついしょう 阿諛 相手に気に入られるために、お世辞を言ったり相手の言うことに従ったりして機嫌を取ること。
「阿諛」は気に入られるために機嫌を取ること。
「追従」は逆らわず言うとおりに従うこと。
( ? )追従
06 むげん ほうよう 泡影 人生のはかなさのたとえ。
「夢」「幻」「泡」「影」は、どれもすぐに消えてしまうはかないものであることから。
全てのものは実体がなく空であるという仏教語。
夢幻( ? )
07 まこ そうよう 掻痒 物事が思い通りにうまくいくこと。
または、細かい要望に対して満足する結果で応えることができること。
痒い所に手が届くという意味。
麻姑( ? )
08 くび ぞくちょう 続貂 つまらない者が、権力で次々と高官になることを罵しる言葉。または、劣った者がすぐれた者のあとに続くこと。
晋の趙王倫が力を得て、一族をみな高官にして、てんの尾で飾った冠をつけたために、てんの尾が足りなくなって、犬の尾で飾らないといけなくなると人々が罵った故事から。
狗尾( ? )
09 きつせい きょうりん 杏林 医者の美称。医者の敬称。
橘井( ? )
10 ぞうじ てんぱい 顛沛 忙しくて慌ただしい時。または、ごく短い時間のこと。
「造次」は慌ただしい時。とっさの場合。
「顛沛」はつまずいて転ぶことから、ごく短い時間のたとえ。
造次( ? )

 

 

 


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